最終更新: voice_text 2018年04月24日(火) 22:21:16履歴
概要 | |||
ずっと我慢する事に慣れていた長女が、恋をした話。 | |||
公開日 | カテゴリ | 字数 | |
2014/01/07 | 全年齢男性向け | 731字 1000字未満 | |
演者役柄 | 視聴者役柄 | 関係 | 場所 |
彼女 一途 健気 | 彼氏 | 恋人 | 設定無し |
音声作品 | |||
きゅん様 https://youtu.be/o4DUc2lfjQM Lullaるぅら https://youtu.be/2jbDSp-fo3U |
(控えめな声でしばらく喘ぎ)
……え?
あ、ええ、はい。大丈夫、だと、思います。
あの、ええと……き、き、気持ち良い……と、思います。はい。多分……。
すみません。何分(なにぶん)こういった事には不慣れで。
そうですか。貴方もですか。
良かった……。
いえ、何でもありません。
してほしい事……ですか?
えっと、えっと、そうですね……えぇと……
……ごめんなさい。何も思いつきませんでした。
あのっ、貴方に不満なんてありません!何もありません!
そうじゃなくて、えっと、うぅ……上手く言葉が見つけられません……。
わ、笑わないで下さい。
長女だからでしょうか。
欲しい物を「欲しい」と言うのが苦手で……
だって、誰かが欲しい物は、他の人も欲しがるものでしょう?
譲る事に慣れすぎて……いつの間にか、自分が何を欲しいのかさえ、よく分からなくなってしまいました。
あっ……あの、一つ、思いつきました。
えっと……ほ、本当に言ってもいいですか?
はい。それではお言葉に甘えて。
……きっ、き、き、キスをっ。キスを、させて頂いても、宜しいでしょうか……。
ど、どうしてそこで笑うんですか?
あ……
(キス)
あの、もう一度……
(深くキス)
気持ち良いです……とても。
は、はい。本当に私で宜しければ、どうぞ。
いつでもいらして下さい。私の中に……
え? ああ、貴方に言われるまで、気付きませんでした。
どうしてでしょう。涙が止まらないです。すみません。
貴方が嫌で泣くなんて……そんな事、ある訳ないじゃないですか。怖くもありません。
多分、嬉しいんです。
貴方が私に下さるものなら、それが痛みでも、心地よいものでも、なんだって嬉しいんです。私は。
こんな不束者(ふつつかもの)ですが……、これからも貴方のお傍(そば)に、おいて下さいますか?
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