黒川千秋とのメモリアル2

概要

エピソードの概要

　黒川千秋のレッスンエピソード。プロデューサーに「上級レッスンを受けさせてほしい」という千秋。プロデューサーも本人の言う通り挑戦させたが、その結果は……。失敗を認め、そこから学ぶことができる。自分に非があった場合は素直に謝ることができる。そんな千秋の美点が示されているコミュとなっている。

スクリーンショット

　コミュ前半部分。上級レッスンを受けたいという要望に対して、難色を示すP。一方で千秋は経験がないからこそ、厳しいレッスンが必要と押し切ってしまう。

　コミュの最後。Pに対しての謝罪と、自身の失敗を認め、そこから学ぶ千秋。ただ向上心が強いだけではない、千秋の強みの一つが表れているシーン。

本文

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話者	台詞
千秋	あぁ、プロデューサー。相談があるのだけれど、いいかしら？明日のダンスレッスンのことよ。上級レッスンを受けさせて。
P	でも……
千秋	経験不足だってことは分かっているわ。でも、経験不足だからこそ厳しいレッスンが必要だと思うの。じゃあ、よろしくね。
千秋	はぁ……悔しいわ……
千秋	言いたいことがあるようね、プロデューサー。内容はわかっているわ。今日のレッスンは散々だったもの。自分から言い出したくせにって、思ってるの？
P	こうなることはわかっていた
千秋	……わかっていたのね。なら言ってくれたら……いいえ、違うわね。私は自分がこうならなきゃ納得できなかった。
千秋	ダンスは苦手ね。今までやったこともないし、体力があるほうでもないわ。それに感情のコントロールも下手で……。
千秋	思い通りにできなくて苛立ってしまって。それで、リズムが乱れて……悪循環ね。
千秋	そして、そんなくだらない悪循環に陥っている未熟な自分にも腹が立って仕方がない……。ねぇ、私、どうしたらいいのかしら？
P	初級レベルから始めよう
千秋	屈辱的だけど、仕方ないわね。初級レベルで、体力と技術をつけてから、上級を目指す……凡庸なやり方しか、ないんでしょう。
P	体力づくりをしよう
千秋	体力づくりなんてしたこともなかったけど、やるしかない、か。今の私では、上級レベルにいても無意味……。そういう意味では格好のプログラムね。
千秋	せっかく、レッスンを組んでくれたのにごめんなさい。でも、勉強になったわ……。そして約束する。こんな愚かなことは、もう繰り返さないって。