黒川千秋とのメモリアル3

概要

エピソードの概要

　黒川千秋の宣材写真撮影のエピソード。自分なりの準備をして撮影に臨む千秋だが、撮影はなかなか上手くいかず……休憩中のプロデューサーの言葉で、何が求められているのかを気づくという内容。
　自立していて人の助けなど必要としなさそうだが、時に方向性を間違えて空回りしてしまう。そんな黒川千秋に対するプロデューサーの役割を端的に描いたコミュといえる。

スクリーンショット

控え室にて。自分が正しいと思い準備していた表情が違うと言われ、狼狽える千秋。

撮影後。メモリアル2同様、素直に自身の間違いを反省できるのが彼女の美点である。

本文

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話者	台詞
撮影中
千秋	…………。 ……………………。
カメラマン	千秋ちゃん。もっと上手く笑えないかな？
千秋	ええと……こう、かしら。
カメラマン	うーん……。作り笑顔感が強すぎるんだよね。これだと宣材写真としては使えないんじゃないかな。
千秋	……………………。
P	休憩をお願いします

千秋	どうしてうまくいかないの。私は精一杯笑っているのに、どうして……？
P	いつもの君でいいんだよ
千秋	いつもの、私……？
P	どんなふうに笑おうとしてる？
千秋	それは……アイドルらしく、可愛くって思って。そのほうが、正しいと思ったのよ。
千秋	でも、全然違うって言われて……。どうしたらいいのか分からなくなって……。
P	いつもの強気はどうした？
千秋	いつもの私……。強気な、私……。
千秋	……そうね、あなたの言葉でわかった。カメラマンさんにも、ずっと言われていたのに、頑なになってたのね。私。
千秋	でも、もう大丈夫。私らしく笑ってみせるわ。 ……見ていて。プロデューサー。

千秋	あらためて、よろしくお願いします。 ……………………。
カメラマン	あれ？ ……そう。その表情だよ！
カメラマン	不敵で、凛とした……！イメージにぴったりだ！
千秋	ありがとうございます。ふふっ……。
撮影後
千秋	賢いふりをして、先走って、空回り……。結局、自分の力じゃ何もできなくて、悔しかったわ。
千秋	……でも、楽しかった。ありがとう、プロデューサー。
P	いい表情だ
千秋	ふふっ、そうかもね？でも、もっといい表情ができるようになるから。これからも、プロデュースをよろしくね。