「八百万Z(YAOYORO Z)」の事。読みは「やおよろぜっと」、略称として単にZとも呼ばれる。
 開発中は「八百万3」という名前だったのか、告知のおせにゃん動画内でうがぴよは「八百万3」と言い正式タイトルを明かさなかった。

イベント内容

解説

 2016年8月19日から2016年9月16日までを期間として開催されていた八百万神秘譚シリーズのイベント。
 2016年開催の第3回精霊グランプリ1位の人気キャラのミコトのイベントで、エヴァイベ以降低迷を続ける中の人気キャラの人気シリーズの鉄板イベントとして大きな期待が寄せられる中、開催された。
 ……が、それまでの悪い流れをそのまま引き継いでしまったかの様なイベントの出来の悪さに大勢のユーザーが失望することになった。

良かった点

1 ハードモードが復活

 真夏のグレート・クイズ・ウォーでは削除されていたハードが復活し、それに伴う報酬、クリスタルもきちんともらえる*1

2 報酬精霊が優良

 報酬精霊の性能そのものは優良であり、特に隠し精霊に当たるリバティーヌは単体ブースト持ちで限定のゴリベルと性能的に余り差がなく、強力な精霊。
 絶級のアトキンスも希少な火雷変換アタッカーでチェイン保護覚醒、二段階式ASと中々のもの。結晶化でチェインガードのターン数が伸びるのも嬉しい*2
 オオミコシ(Zver)や上級の強欲な神も初心者レベルからすると十分に強力な精霊であった。

悪かった点

1 ストーリー、背景等が薄く微妙

 八百万の持ち味である和のテイストが本作では完全に殺されている。ミコトが和歌を詠む場面も一切ない。
 事のはじまりである社爆発の理由も最後まで謎のままであり、特に大した盛り上がりもないままどりぃむを求めて話が進行し、ミコトたちが自己完結して終わってしまう。
 ハードでのストーリーもなくなっており、話が非常に薄い。*3
 単純なテキスト量でいえば次イベントのクロムマグナゼロの外伝より少なく、話の薄さがうかがえる。

2 キャラも微妙

 ミコトは元々へっぽこな神ではあるが、その悪い部分が大きくクローズアップされていて印象が余り良くない。
 セイやスオウに至っては完全にギャンブルに狂うダメンズと化しており、初期の人を世を憂う戦神の面影は全くない。
 ガチャに三女神の一人として登場するマトイに至っては登場すらしない。
 アメリカの神々はアトキンス、リバティーヌを除いて非常に影が薄く、限定のマリナ、ジェスロは話の上ではほぼいてもいなくても変わらない空気ぶりである。

3 ガチャが厳しい

 スザク3以降、ガチャの限定精霊が7〜8種と一気に増えた上、エヴァイベ以降は全体的な質の低下もあり特に不評の声が大きくなっていた。
 八百万Zの限定精霊も蓋をあければ案の定7種であり、マリナ、ジェスロはイラストに限れば配布クオリティであった為、水増しではないかと指摘された。
 しかしガチャの性能そのものは全般的に比較的高い方であり、その後の環境の変化や研究が進み、当たりガチャと再評価された。

4 ルーレットシステムが劣悪

 本イベントではクリア後に一度ルーレットを回して、各種ドリンクを獲得することでミッションが進行。報酬精霊や貴重な結晶が得られる。
 このルーレットが曲者で運が悪いと全然ドリンクが当たらない。
 コンプリートを目指すならドリンクを50本も集めなくてはならず、これが相当な苦行であった。
 コンプする場合、ハードモードで概ね100周前後の周回を強いられる。
 尚、ルーレットは単なる演出でステージクリア時に既にルーレット結果は決定され目押し等でプレイヤーの介入する要素等はない。

5 リバティーヌの結晶化

 本イベントではボスの結晶化が可能であり、覇級のボスとして登場するリバティーヌも対応している。
 しかし、リバティーヌはドロップせず、ミッション報酬で1体分しか入手できない。つまり、結晶化してしまった場合は二度と再入手できなくなってしまう*4
 結晶化で手に入るゴッドの結晶〈リバティーヌ〉の効果は、ブーストの効果を1ターン増やすというもの。大した効果ではないため、基本的には精霊として持っておきたい。
 以降のイベントでは、1体分しか入手できないボスは結晶化非対応となっている。

魔道杯

報酬

 本作の開催期間中に八百万魔道杯が開催された。
 イベント本編の出来と比べ魔道杯報酬は歴代の中でも上位に入る優秀ぞろいの良質なものとなっているので、こちらが本編ではないかと言われている。
ウェリサマ&ハノメ
AS:4チェインで連撃、10チェインでダメージアップ、SS:1ターン貯めて7連撃
 ステータスもそれなりに高くビジュアルも結構良い。
 配布前の不完全な情報だけでもある程度強いと分かるような代物*5であり、案の定これ以降様々な場面で活躍することとなった。
 ウェリサマも参照。
マドロック
AS:連撃、SS:精霊強化
 それまで登場していたちくわほげぇラパカスと違い初の実戦レベルの精霊強化スキル精霊となった。こちらもウェリハノと同じく以降大活躍することとなる。
 スキルを永久に発動し続けることが可能なので強すぎると見なされたのか、これ以降登場する類似スキルの精霊(サフィナ・アニマ)は微妙に攻撃性が下げられている。(代わりに防御性が上がっているので単純に劣化とは言えない)
サチ・コワラシ
AS:回復、SS:おみくじ+変換
 オーソドックスなスキルでかつFSを持たないがSS1は2T、SS2は3Tで発動できる。
 SSはおみくじ機能が付いておりそれなりの確率で300%ダメージ強化付与などの強力な追加効果が得られる上、ハズレでも実用性のある最低ラインの効果値がでる。ステータスもHPが高めでイベント最上級にも連れて行くことが出来る。なお、SS2にならないとパネルの属性が変化しない。
 この後に進化が実装されたマジカルグリコクエストユッカ&マールがスキルの関係上よく比較対象とされており、サチは限定ガチャ産がLtoLを2度しても追いつけない高みにいると評価されている。*6

ボーダーその他

 八百万魔道杯の報酬精霊たちは優秀だったからボーダーが高いのかというとそうではない。
 この時期は総合ボーダーが60万ptを超えることも度々あったが、総合報酬のウェリサマ&ハノメはなんと56万pt程で入手出来た。
 デイリー報酬のボーダーなども全体的に低めであり、おそらくエヴァショックと八百万Zのイベントの出来の悪さのせいである程度コアなユーザーまで黒ウィズから離れてしまい、魔道杯人口が減ったことが原因であろうと思われる。
 実際に前回の魔道杯から大幅に参加人数が減っていた。
 
 本魔導杯の報酬精霊の持つスキルセットは大半がいわゆるオーパーツに近く、1年近くたつ今もその価値は色褪せていない。*7 

その後

  • グランプリ1位キャラの起死回生のはずの鉄板イベントがエヴァイベ共々出来の悪いイベントの代名詞となってしまい、更に盛り下げてしまった。たまにイベントの出来の単位としてZ、アメリカが用いられることもあった。
  • 次イベントのクロムマグナゼロが程々の出来で多少挽回するものの続出する不具合の数々が水を差し、盛り返しに相当の時間を要することとなった。しかし、2017正月ツクヨのストーリーでミコトは汚名返上どころかその振る舞いの悪さから、クズ精霊扱いされてしまう。
  • 四周年記念のイベント復刻で八百万シリーズは省かれてしまい、さらに魔道杯報酬のちびキャラカードにも八百万キャラは一切出てこないという扱いをされてしまった。
  • 2017年6月12日お知らせ及び公式Twitterで和風背景に和歌のイラストが公開され、続編開催の期待が高まる。新キャラのチラ見せリークもされた。タイトルは八百万4になるのだろうか?タイトルはストレートに八百万4になりました。
  • 2017年6月に魔道士の家で解放できるようになったが、土日魔力半減やドロップ率アップ等甘えたものは存在せず*8、初プレイのユーザーはイベントの出来の悪さも手伝い悲鳴を上げている。さあ、ドリンク集めのための涙と鼻水の覚悟はよろしいか?
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