abysscode06のボス、イェルセルのこと。
 対抗精霊ミルドレッドの母親という設定のため。

 イェルセルの名前は名前はミルドレッドの母親レスリー(おそらくLesley)のスペルを反対から読んだもの
 ミルドレッドとレスリー自体は英語圏でよくある名前なので元ネタは無いと思われる

人物像&ストーリー概要

 レスリーは科学者で病弱(20歳前後までしか生きられない)な娘のミルドレッドの為に日夜研究をしていた。優秀な科学者であり神話手術という術式を生み出した。神話手術を人に施す事によって、その被施術者は神族となり優秀な人類の導き手となっていったが、いつしかその神族達は「劣等な人間は人間ではない」と主張し始め他の人間もそれに習うようになり、劣等種と定めた人間を殺害し始めるといったように暴走を始めた。もちろんミルドレッドも劣等種に含まれた。
 その事態を重く受け止めたレスリーは事の責任を取るために自分自身に神話手術を施し神狩りの怪物イェルセルとなった。暴走した神族達を全員始末した後に、英雄になるよう神話手術を施された娘のミルドレッドに討伐されるよう仕込んでいた。なお怪物の姿になったレスリーは神族達が暴走したのは人ならざる者になった故であり必然であったと悟る事となる。
 ミルドレッドは母の友人のラルフに神話手術を解除する注射(効き目があるかどうかは分からないが)を渡された上でイェルセル討伐に向かった。そして激闘の末ミルドレッドは戦っている怪物が母親の成れの果てと気づいたがそこでストーリーは幕を閉じ、後の展開はユーザーの想像に任されている。

ユーザーの反応

 救いの無い話として定評がある。最後にミルドレッドがどんな選択をしたか分かっていないが、注射を自分と母に打って元の姿に戻ったとしたらミルドレッドは強靭な英雄としての肉体も失い元の病弱な体に戻って短い命の身となる。注射を使わずそのまま英雄としてイェルセルを討伐したら神話の英雄通り人間に滅ぼされる。つまりどんな選択をしようが詰んでいるのである。
 下手に物語の整合性を崩してまでハッピーエンドにしないAbyss Codeらしい話であるという好意的な意見もあれば、あまりにも後味が悪過ぎるから何らかの救いがあってほしいという悲観的な意見もある。
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