限界突破は味方スキルの1つ。初出は2021年3月5日開催の9th Anniversaryに登場したユッカ&ミコト。

概要

〇ターンの間、デッキ内の<〇属性>の味方全体にステータスアップ上限値をアップさせる効果を付与(効果値:〇倍)し、攻撃力アップの効果を付与(効果値:〇)、攻撃力ステータスが〇以上ならASを全体化する効果を付与、さらに右隣の味方〇体にスキルチャージの効果(効果値:X)(※協力バトル及び一部クエストは無効)

解説

 ステアップ値の上限を一時的に拡張するスキルであるが、最近のスキルらしくいろいろごちゃごちゃおまけがついており非常に難解になっている。
 とりあえず、抑える点は、ステアップ上限解放以外に「エンハンス」と「全体化」と「スキルチャージ」の3つのおまけがあるということと、協力だと無効ということだろう。(協力はステアップ2000の上限があるため無効化される)
 また、このスキルはキャラクターに付与されるスキルなのでEXASになったら解除されるし、EXAS状態のキャラには付与することができない
 ちなみに、ここまで異様におまけがあるがすべてあわせて1つのスキル(蓄積印カウントは1しか進まない)である。

 「エンハンス」は通常のエンハンスである。ただし、既存のエンハンスとは一切被ることのないタイプのエンハンスなので、併用できるということを覚えておくとよいだろう。(例えば蓄積強化・聖や限界突破、ダメージ強化、ダブルAS強化の強化*1、ブーストのエンハンス系列は同時に乗せられる。)

 「全体化」は攻撃力が一定値を超えた場合、スキルが全体化される。この全体化はステータスが特定数値を超えた場合発動する効果なので、素の攻撃力が異様に高いキャラが今後登場した場合ステアップを一切使用せずとも全体化が発動することはありうる。

 「スキルチャージ」は通常のスキルチャージである。位置が重要なスキルなので並び順が重要となる。
 ちなみにスキルチャージなのでスキルチャージ系スキルとは同時に使用できないしパネルに付与したスキルチャージのせいでスキルチャージが発動しないということもある。

 ステアップの上限に関しては難解すぎるため、下記のほうで解説する。

ステアップ上限値に関して

 ステアップ上限値とはステアップの上限値である。
 これらはステアップスキルに『上限値』として記されている。
味方全体の攻撃力とHPを250アップし、HPを回復(効果値:25)、のろい状態ならさらに攻撃力とHPを2500アップ(上限値:4000)
 例えばこのスキルの場合は通常250ステアップ、のろいならば2750ステアップ、『それとは別にいっぱいスキルを使えばのろいだろうがのろいでなかろうが4000まで上昇する』という意味である。

 また、ステアップ上限値は最大値が適用される。
火属性の味方全体の攻撃力とHPを500アップ、EX-ASの精霊が多いほど、さらに攻撃力とHPをアップ(効果値:1000)(上限値:4500)
 上記のスキルである『上限値:4500』を1度でも使用した場合、上の上限値4000のスキルでも4500までステアップは可能ということだ。(ただしスキル適用範囲が火属性のみなので水属性の味方が4500までステアップ可能になったりはしない)

 勘違いしやすいのは上限値はHP、攻撃共用ということだ。
自分のHPを1000ダウンし、攻撃力を9000アップ(上限値:9000)
 上記のスキルの場合HPが減ってしまうので勘違いしやすいのだが、別途ステアップスキルを使用し続ければHP9000、攻撃9000までステータスを上昇させることができる。(ただし、『自分の』となっているのでその精霊のみ対象。)

 限界突破はこの上限値を一時的にX倍することができるスキルである。

 ちなみにステアップはステアップ上限値解放、ステアップの順で行われる。
 そして限界突破はステアップ上限値が上がった瞬間に上昇する。そのため複数体ステアップを起用している場合でも使う順番は「スキルチャージを考えない場合」そこまで考えなくてよい。
 この説明ではわかりづらいが、例えば限界突破、ステアップ6000(上限6000)、ステアップ4000(上限4000)は「限界突破を2番目までに使えば」どれをどの順番で使おうとも10000(上限6000)まで上昇するということである。

 限界突破の期限が来た場合、上限値は〇倍されていた数値から実際の上限値まで下がる。
 例えば上限値8000、ステアップ10000状態で限界突破が解除された場合ステアップは上限の8000になる。
 逆に残り1ターンになったときに再度スキルを使用して上書きしつづければステアップ値を限界突破した状態で保ち続けることもできる。

 当たり前だが、ステアップはステアップというスキルによってステアップが担保されている。
 そのため、そのステアップがのろいなどで解除された場合上限値はすべてリセットされる。

詳細

 わかりづらかったがつまり
  • (ステアップ上限値:〇)×限界突破倍率=ステアップ可能な値
  • エンハは限界突破特有なのでほぼすべてと併用可能
  • ATK25000の全体化は25000さえ超えればどんな手段を用いてもよい
  • スキチャは通常のスキチャと併用不可(敵からのものなら併用可)
  • のろいによって解除されるバフスキル

 以上5点を抑えておけば(たぶん)問題ない。

相性のよいスキル

 現在のステータスでは純属性ステアップがほぼ必須である。なるべくステアップ上限値の高い精霊を起用したい。
 ASは限界突破の付与効果で全体化が行えるので高火力ASを全体化したい。
 また、全体化が行えるということは複数体を殴れるということでもあり、連鎖強撃や爆裂連鎖と組み合わせると一瞬でチェインを稼げる。
 敵のHPや数などが必須だがダメージ測定クエストでは最後のほうは1ターンで500チェイン以上稼ぐこともよくあるほど。

相性が悪いもの

 味方スキルの全体化持っているキャラクターは相性が悪い。(全体化が乗らないため)
 ちなみに分散攻撃は分散による攻撃力の減算が発生しなくなるため相性は悪くない。
 敵スキルだとのろい、強制進行、リスタート辺りに弱い。
 ディスチャ無効が無いのでディスチャにも弱い。

 また、このスキルは継続されるターンが気持ち短く、発動必要なSSターンが少し長めである。
 そのため、ステアップSSが必要、チェイン稼ぎ(爆裂や強撃)が欲しい、限界突破もいる、常時継続するためにはスキルチャージ系が必須、とやった場合それだけでデッキが4枠奪われるとかなりデッキ構築が狭まるのが欠点といえるか。
 2021年のトレンドだった爆裂連鎖と無属性変化はAS3倍も含めてスキル周期が短いため最悪この3体だけでどうにかなってしまったのでこれは大きな差である。

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