女神のイタズラばとるっ! 光と闇のはちゃめちゃハロウィンは2019年10月18日(金)〜11月14日(木)開催のイベント。
開催前
 5周年レイドがまだ一段落していない15日に巨大カボチャに入った猫耳娘×2の1枚絵が公開される。
 そのわずか数分後にはエステレラでは?という予想が立ち*1翌日にPVにてイベント名が告知され&マイページにいたずら?がなされた。
 その後17日に公開されたおせにゃん#82にて正式に告知された。また同時に今月の魔道杯はこのイベントのものであると告知された。
 開催前としてはエステレラ系のイベントが多すぎることの批判*2や3の2までの展開をぶち壊しにするような微妙なストーリーからまた酷いことになるのでは?といった不安*3などが見られた。
開催後
 当初予想されていたようにエステレライベントというわけでもなく、クレティアは表立っては登場しなかった。
 また、ストーリーも普通に良作の部類であり基本的に最初に挙げられた不安は外れた。(うれしい誤算)
 魔道杯は参加者最低数こそ免れたが先月の大感謝祭時と比べ大きく減少を見せた。また総合のサフィナのEX-ASで多少の情報戦があった。

イベント内容

  • 本編(2019年10月18日(金)16:00〜11月14日(木)15:59)
  • 魔道杯 (2019年10月25日(金) 16:00 〜 2019年10月28日(月) 15:59)

同時復刻

いずれも(2019年10月16日(水)16:00〜11月14日(木)15:59)
      • イタズラ女神とうさぎのおはなし
      • 聖なる星のエステレラ2
      • 聖なる星のエステレラ3

新要素

マイページに対するイタズラ

 10月17日16時からリタ、プリフィカ、リンゼがマイページでうろうろしている。
 隠れている場所をタッチすると初回限定で演出が入る。が、そんな事したらみんないなくなって寂しくなるので、マイページをにぎやかにしたい場合は放置推奨。

良かった点

難易度が低い

 中堅ユーザーでもハードを最後までクリア出来る難易度である。
 アンダーナイトテイル 童話戦争のハード5-3がやや難しく不満を持つユーザーもいたが、今回はその類いの不満は無かった。

ストーリーが気軽に読める

 一つ前のARES THE VANGUARDのイベントはストーリークエストが多かったが、今回はそれと比べると少なめなのでストーリーに興味がなくてもスキップする数は少ないし、1つのストーリーがやたら長いという事もない。
 リタウィンの準備あたりまでは秩序と混沌の対立が酷いが、それ以降は徐々にカオスになっていき笑える部分も多い。
 特に最初は頭が硬すぎるリンゼに嫌悪感を抱く人が多いのではないかと思うが、徐々に彼女の考えや行動が変わったりするので彼女に対する印象も良くなっていくのではないだろうか。
 終盤では着ぐるみ姿ではあるがイタズラ女神とエステレラシリーズのキャラがほぼ総登場しており*4お祭りらしく非常ににぎやか。特にリタ以外のイタズラ女神キャラはかなり久々の登場となる。
 使い回しではあるがガチャ・報酬になっていないキャラも一言二言ボイスがついている。
 また2019年10月の魔道杯の報酬精霊たちが登場し、魔道杯のストーリーにつながる結末になっている点も評価できる。

 そういえば秩序と混沌の対立と言えば某ゲームのイベントや某ゲームを思い出すが…。

悪かった点

クリスタルの配布量が少ない

 このイベントはミニイベントであり、クエストはノーマル・ハード・エクストラを合わせても9つしかなく、また精霊の進化や図鑑埋めによるミッションクリも無いため、結果としてクリアボーナスのクリスタルが9個しか貰えない。
 ARES THE VANGUARDも似たような形式のイベントではあったが、あちらはレイドによるポイント報酬やミッション報酬でのクリスタル配布があったのであまり批判はされていない。(合わせれば50個以上貰えたとか。)
 恐らく家クリは貰えると思われるのでそれを待とう。

賛否両論点

イベント連発

 暇猫民的にはうれしいところであるがこのイベントで、このイベントも含め同時に4ものイベント開催されている。
 特に精霊集めやアレヴァンのレイドなどは非常に時間がかかるので、ここまで乱発されると一般層はついていけなくなってしまう点が気がかりな点。
 唯一の救いはこのイベントやアレヴァンのクエストは非常に簡単な点か。

雑魚敵

 今回も精霊図鑑がない…どころかこのイベントに至っては過去の雑魚敵をそのまま出している。
 こう書くと、ついに雑魚敵すらデザインできなくなったとかオワプラと思うかもしれないが、その雑魚敵がパンプキンであるという点は新規の図鑑埋めラー的には嬉しいだろう。
 パンプキンは入手手段が2013年もしくは2014年に開催されたHalloweenNightに挑戦して落とすか、2016年に通常エリアのレア敵として登場したウィスプを撃破して報酬として貰う以外入手法がなかった(はず)という地味にレアな敵である。

絵柄変更

 ガチャのリタや魔道杯報酬のサフィナの絵柄が大幅に変更されており、「誰?」という声が溢れた。

その他

エステレラ?

 このイベントはエステレラの関連イベントではあるが、どちらかというとイタズラ女神とうさぎのおはなしの続編という見方も強い。というのも同時復刻にエステレラ1がなかったり、クレティアが主役ではないからである。
 まあ2や3が復刻するのに1が復刻しないというのも変な話ではあるが。
 また、これまでエステレラや関連イベントに登場していなかったライナーやペトラをはじめとするイタズラ女神の神々(リタを除く)もチョイ役ではあるが登場していることからもそのことが伺える。
 とはいえ、LtoLの対象があまり型落ち感のないエステレラ3*5であることを考えると、やっぱりエステレライベントの一環なのかもしれない。どっちだよ!

 魔道士の家ではエステレラとイタうさは同居しているので、運営的には同じシリーズとして扱っているフシもある。

ガチャ

 今回も1つ前のイベントと同じように3体のミニガチャ。
 性能はプリフィカの起死回生は強いといえば強いが接待が来るのかどうか。
 また絵は素晴らしいが性能は同時に開催されているアンダーナイトテイル 童話戦争のほうが強いキャラが多めか。
 ちなみにアレスガチャと合わせて2連続で神族のみの登場となる。

黒猫女神 プリフィカ・ランクスター

 火/闇 AS:属性特効・複属性強化 SS:時限大魔術 EX-AS:反撃・起死回生
 火闇属性版リグス&メーベル。複属性なのでステータスは下がったが効果値も上昇したので似たような感じで使えるか。
 EXASは常時発動させづらくバフを盛ることもできないが、2tで発動する行動感知として捉えると比較的強いと思われる。
 起死回生は発生タイミングをコントロールさせづらいので現状はおまけ程度か。要は接待がくるかどうか…。

 割とどうでもいいがあだ名である「ちゃん様」はエステレラ3開催時に付いたあだ名だと思われる。

こすぷれ女神 リタ・バニスター

 水単色 AS:攻撃 SS:Lカウント大魔術 EX-AS:貫通・チェインプラス
 ディオニソスの水版。
 EXASとASはかみ合っているがSSはリコラをもっているかどうかで評価が分かれるところ。
 リタと言えばいたうさ以降はツンデレのツン抜きで有名?だが今回もやはりデレデレである。

規律の女神見習い リンゼ・ブラウ

 雷/光 AS:連撃 SS:大魔術 EX-AS:全体化
 シンデレラの雷版。結晶の名前と内容からあっさりと予測された。新人王ミルドレッドと相性が良いが、あちらが復刻不可能で現状もう入手不可能なのが厳しいか。
 ちなみにリタやプリフィカ、母親のダリアと比較しても無い。何とは言わないがペッタンコである。
 拡大時には「今年のリタウィンでは迷惑行為は許しませんよ、酔った勢いで馬車をひっくり返すとかもってのほかです」とどこぞの渋谷で起きたようなことを言及する。
 劇中で嘔吐シーンを見せたゲロイン。

報酬精霊

規律の女神 ダリア・ブラウ

 水/光 AS:回復 SS:融合強化 EX-AS:
 上限値が3000/4000のHPのみのステアップ。要は水版嘘猫
 同じく配布で水光で神族の回復・融合強化スキル精霊としてショコラトルがいるが、あちらは上限値が2000/3000である代わりに攻撃力もアップする。
 耐久が特に重要な場合はダリアを使うほうが良いかもしれない。

報酬結晶

規律の女神見習いのシャコー帽

 雷属性版長針ランス。
 大魔術の効果値を200アップ、結晶を付けた精霊の主属性が雷属性なら効果値600アップ。
 コスト0でS結晶と同値の効果アップができ、雷属性の場合更にアップする。
 地味にバレユッカの強化パーツでもあるが、最近はバレユッカを使う機会が減っている。

 次のイベントあたりでこの火属性版結晶が来るのだろうが、そうなった場合Sの大魔術結晶がコスト0で3枚付けられることに…。
 対象属性無しの1個だけの配布ではダメだったのだろうか。

LtoL

 ガチャ復刻期日:10月21日〜10月31日(エステレラ2ガチャも同時復刻)
 LtoLの理由は碇氏曰く「リタとプリフィカが登場するイベントだから」とのこと。
 性能は、全体的に可でもなく不可でもなく正統進化という印象が強い。元の性能が強力だった精霊が多いため、今の環境でも十分に通じるだろう。

魔道杯

 2019年10月の魔道杯は本イベントが割り当てられた。
 ストーリーは山の女神リャーテと海の女神ミーテの争いとなっており、本編に引き続きサフィナが審判を担当。
 覇級は快調大魔術が接待され、童話のアーシュや本イベントのリンゼが道中やボス戦のフィニッシャーとして活躍。

余談

 ダリアの声優が橘田いずみさんから佐々木未来さんに変更されている。
 トリテンちゃんのように病気療養ではなく、元の声優が一年間の海外留学中で帰国できないため代役を立てた。
 二人とも2019年1月まで活動していた声優ユニットミルキィホームズのメンバーというつながりがある。

 本イベントのバナーは、リタの頭の装飾が枠からはみ出している。

どなたでも編集できます