2016年年末から2017年年始にかけてのレイドイベント。

良かった点

報酬がそれなりに使える

ボスの申と酉はどちらかというとある程度手持ちが揃っているユーザー向けの性能。
阿申&吽申
 AS:雷闇への特攻、SS:1ターン貯めて雷闇への特攻大魔術。
 火版のセト=アーリアとでもいうべき存在。ただしこちらは1体作るのに16体ボスをドロップさせないといけないので、艦隊を作る手間はこちらのほうが大きい。
 初速を出すことが出来てその上5チェインで更にASの威力が上がるので使いやすく、分かりやすい強さを持っていると言える。
小槌酉
 AS:4チェイン特攻エンハンス、SS:雷光の複属性エンハンスのスキル構成。
 雷光は優秀な精霊が多いので活躍の機会は多いはず。なお、設定の割に潜在能力等にゴールド関係は一切ついていない。
ビシュラ・モンテ
 AS:特攻、SS回復。レイドの下位報酬。
 それなりに高い攻撃力と倍率の高いASにより初速を出すことが出来るのが利点。ただし快調攻撃であるためHPの管理に気を付けなければならない。
 2ターン毎に25%回復出来るのでASとSSの相性は良く、初心者に使いやすい精霊である。
マワシ・アイア
 AS:5チェインの回復エンハ、SS:3色変換(チェインプラス付与)。
 早い周期での3色変換が可能であるのでパネルの色数依存のASを持つ精霊との相性が良い。
 HPも4000を超えており高難易度にも連れていけるくらいの耐久性はある。
トリテン・コロロ
 AS:ダメージアップ、SS:パネルに軽減回復付与。
 攻撃力はかなり低く1000以下であるがその分ASの上限倍率は高め。
 解答速度に依存しており3秒台で500%、2秒台で700%なので、ASに関してはよほど解答速度が速い一部のユーザー以外にとってはウラガーンやルーシュのほぼ下位互換と言えるが、雷にそれらのような精霊がいなかったため「席が無い」ということはないだろう。

難易度が適正

紅白大猿 鐘突き合戦
 2016/12/26 16時開始。
 チェインガード、ステータスアップ、軽減など重要なスキルは複数存在するが、レイドゆえに他のユーザーと協力し合えば対策は充分可能。
 敵もダメージブロック+軽減、回復反転、呪いなどのうざいスキルを使ってくるが理不尽というほどではなく、ある程度のレベルのユーザーが集まれば容易にクリア出来る。
 今回も多段部屋が創設されたが、赤猿の挙動にランダム要素があるためにクリアターン数は安定しない(とは言っても2巡目には終われる)。
 複数体同時討伐ゆえ個々のHPがそれほど高くなく、序盤の攻撃も激しくないので火力特化(主にジグムント部屋)すれば1巡目以内に殴り勝つことも可能。
宝船決戦! 幸福の丸い鳥
 2017/1/1 0時開始。敵はさらに増え3体となった。
 「!」が不評だったためか2ターン毎ののろいでカウンター対策を実施してきたが、スキルカウンターでの攻略は以前主流のまま。
 また、火闇2Tのホストのみを変更したデッキでの攻略も流行した。

ボスのドロップ率が高い

 覇級は100%ドロップする。難易度もそこまで高いわけではないのでコストパフォーマンスも良い。

クリスタルがたくさん貰える

 レイドのポイント報酬でクリスタルがたくさん貰える。
 更にレイドでの初顔合わせボーナスもリセットされたので、掲示板などを使ってお友達と遊べば最大30個クリスタルが貰える事になる。そしてプレストーリーでも6つ貰える。

レイドのマップ画面でツンツン出来る

 今までは魔道杯でしかツンツンできなかったが今回からはレイド画面でも出来るようにアップデートされた。
 マワシとトリテンをつんつんすると可愛らしい仕草をしてくれるのでなかなか好評であった。

良質な和風BGM

 八百万2から実に一年以上間を空けて新規の和風BGMが流れた。
 和風BGMが流れるイベントが今年あったような気がするがそんなことはなかったので喜ばしい限りである。

悪かった点

潜在結晶が既出

 ボス結晶化を行うと、特攻大魔術200(阿申&吽申)、パネブ3各色(小槌酉)の結晶になる。
 他の入手方法に比べるとこれらの結晶を手に入れる手間と効果が見合っていないため、完全に記念品*1扱いである。また、60万pt貯めて手に入る犠牲大魔術の結晶は初登場ではあるが、テネブルの結晶の下位互換となっている。*2
 逆に言えば結晶がしょぼいゆえに無理して周回をする必要が無いので完全に悪い仕様とは言えない面もある。

ボスの攻撃演出が長ったらしくてウザい

 今回のレイドはボスが複数いるのでそれに伴って敵の挙動が増えそれらの演出が冗長となってしまった。
 特に酉レイドは3体も敵がいたのでかなりじれったい思いをさせられることとなった。更に敵を倒す推奨順があるので地雷プレイヤーがそれを分からずにチームを瀕死に追い込む事故も増加することとなった。

余談

トリテンアンチの発生

 ストーリーにてトリテンのマワシに対する身勝手な行動がかなりのヘイトを集めた。
 トリテンはアイドルグループ”ビューティ12天女”においてマワシの後輩であるが、先輩のマワシの人気に嫉妬して多くの嫌がらせをしていた。具体的な例を記す。
1.レギュラー番組にてマワシに意図的に話を振らずに恥をかかせ存在価値を貶める
2.マワシが小猿との芸の練習を行っている隙に、楽屋の座布団に生暖かいうどんをぶっかける
3.弁当の嫌いなオカズを勝手にマワシの弁当に移す
4.番組中ずっとマワシの足を踏み続ける
5.マワシをハブってビシュラを昼食に誘い、後日領収書をマワシに押し付ける
 上記のようなクズっぷりに対して多くのユーザーからかなりのバッシングを受けた。

 ただし、小槌酉に誘拐されて助け出された際に反省はしているようだ。その後どうなったかは不明。後日談などが来るのだろうか?
 (追記)一年後の酉戌イベでもクズっぷりを発揮。反省など無かった。しかし持ち前の猫かぶりで今や冠番組まで持つようになった。更に一応マワシをその番組に呼び、喋れてなければ話題を振る等、多少マワシへの気遣いはするようになった模様。イヌミコに惨敗した。
 更に1年後、腹の中から助け出された恩を忘れ、イヌミコや先輩天女のイノジョを引きずり降ろそうと暗躍する。その後どうなったかは不明。
 規模は小さいが度重なるクズっぷりはエネリーにも引けを取らない。

某”会いに行けるアイドルグループ”ファンへの批判(?)

 小槌酉がビューティ12天女のグラビア写真集を大量に買い占めて付属チケットの「10秒お気に入りメンバーを自由にできる権利」を理由に、トリテンを永久に自分のものにすると主張。酉レイドのストーリーは、そのような迷惑行為をする客である小槌酉を成敗するものである。
 リアルでもアイドルグループの握手券目当てに買い占めを行う者がいるので、それの風刺ではないかと推測されている。
 

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