精霊の進化に必要な素材である、ロシェ、フラウ、キノコ、ドライアド、タヌキ、カメオンを手に入れるためのクエスト。

以前の素材クエスト

 素材クエストは初期からかなり改良されており、黒ウィズが遊びやすくなったと良い評価を受けている。
 逆に言えば昔の素材クエストはかなり評判が悪い。
 具体的にどのような問題点があったのか記していく。

ロシェ、フラウ、キノコ、タヌキ

出てくるランクが統一されてない
 初級以外は2つのランクが混在して出現する。
 例えば中級ではBとCが同時に出てきて、B素材が欲しいのにCばかり登場したり、Cのほうばかりがドロップしたりしてユーザーをイライラさせた。一応最終戦ではその級の対象ランクの素材は確定して出てくる&ドロップ確定である。
出てくる属性が統一されてない
 火、水、雷の全ての属性の素材が登場する。初級〜上級では道中においては狙いの属性の素材が登場しない可能性すらある。
 封魔級では道中とボス戦でそれぞれ1回ずつ登場する仕様だった。
ドロップ率が低い
 せっかく狙いの素材が登場してもドロップすらしないことが珍しくなかった。
 またボス戦も確定ドロップではなかったので、素材狩りをしてもドロップ0で終わることもしばしばあってユーザーを脱力させた。
素材の種類それぞれ1週間に1日しか入手できない
 仮にフラウが進化に必要なのにも関わらず火曜日のうちに入手しきることが出来なかったら、精霊進化の機会は1週間後まで先延ばしになっていた。
 一応通常クエストで進化素材が登場することもあったが、出現率・ドロップ率が素材クエストよりも更に輪をかけて厳しかった。
よって精霊を進化させるときは最終進化までに必要な素材の種類と数を全て見越してやるのが効率的だと言われていた。

世界樹(ドライアド)

 木曜日に開催される素材クエスト。
 登場当初の木曜素材クエスト絶級は消費魔力60と今ではありえない程大量に魔力を消費した。
 その上かなり骨が折れるクエストであり、1度クリアするのに40分前後の時間がかかるのが当たり前とされていた。酷い場合は1時間以上かかる。
 その理由は以下の通り。
スキル貯めを毎回しなければいけない
 敵の攻撃が激しいので初戦以外は戦闘に入ったら即遅延をかけるというのが攻略の正攻法であった。そのため敵を倒せるのにも関わらず空踏みをして多くのターンをかける必要があった。
即死の物理カウンターが存在する
 道中の素材は攻撃するとインフレした現在の視点から見ても頭おかしいダメージ量の物理反射をしてくるものもいたため、それを回避するために空踏みや意図的な誤答をする必要があった。
敵のHPが高い
 道中の敵のHPも高いがボス戦の素材のHPがでたらめに高い。そのせいでボス戦だけで数十ターン要した。

 ここまでしてクリアしても世界樹が登場する=ドロップの機会があるのはボス戦のみな上、3色からランダムで1枚のみのドロップでありストックしておくのはかなりの上級者ですらとんでもない労力が必要だった。
 そのため当時世界樹の主な入手手段は各種イベントの初回クリア報酬や魔道杯の累計報酬であり、このクエストでの収集はどうしても世界樹が足りない場合のみだった。

カメオン

 土曜日に開催される素材クエスト。L進化、LtoL進化のために必要な進化素材を入手できる。世界樹よりも更に難易度が高いクエストである。2015年2月28日から実装。
 登場当初は全ての属性が登場するということもあって困難を極めた。まだ複属性アタッカーは少なかったので高速で敵を倒すということもできず、また敵の攻撃もかなり激しかったのでかなり豊富な手持ちを要求される。スキルも嫌がらせのオンパレードである。
 特に覇級はちょっと課金したくらいではとてもクリアできるような難易度ではなかった*1のでかなり批判の的となった。
 当初は覇級しかなかったが、このあまりの状況からかS+しか出ない封魔級とボスのみSSでそれ以外はS+の絶級が用意された。

リニューアル後

 2016年3月7日に素材クエストは大幅にリニューアルされた。改良内容は以下の通り。

専用のエリアが設けられた

 専用エリア智慧を宿す森が追加された。
 またギルフェス時はドロップ率が1.5倍になった。

 イベントクエスト枠から減らされた結果、他の(イベントや素材)クエストを探す手間が減った。
 一応素材エリアとしてイベントクエスト枠が存在している。
 2019年4月のマイページ実装に伴いワールドに出るのが面倒くさくなったがまだイベント枠が残っているため移動は比較的容易。

出てくる素材のランク・属性を統一

 世界樹、カメオンの最上級クエスト以外は出てくる素材のランク・属性を一つだけにした。
 これにより今までのように狙いの素材が全然落ちないという現象は無くなりピンポイントに欲しい素材を安定して入手することが出来るようになった。
開催日が増えた
 以前は素材の種類ごとに週1でしか入手できなかったが、種類ごとに見れば毎日入手できるようになった。
 属性に関しては1日ごと(土日は1時間毎)に変わっており、仮にその日は手に入れることが出来なくとも次の日には手に入れることが出来るようになり、精霊の進化をかなりしやすくなった。

世界樹、カメオン

 世界樹とカメオンの最上級は今でも素材ランクに関してはバラつきがあって少々やりにくいが、素材クエストよりも簡単かつ確実なレイドがあるので特に問題は無い。
 素材クエストでは世界樹は1つしか手に入らないがレイドでは一気に3つ以上手に入ることも珍しくなく、また難易度もかなり低いので初心者でも入手できる。*2
 現在世界樹、カメオンをわざわざ素材クエストで手に入れようとするのは、レイドで人が集まらなかったときや魔力がありあまって暇で暇で仕方ない時、あるいはウィークリーミッションの時だけであろう。

さらにその後

 何度か改良されている。
 時期不明だが、最低2枚はドロップするように調整が行われ、2019年8月29日に行われた調整により約2倍…つまり5戦のクエストなら現在は3枚?(ほぼ4枚以上だっが稀に3枚)は確定で手に入る緩さになっている。
 また、2018年9月7日にルーレットが実装。特別なイベント時にはクリア後にルーレットが登場し入手素材がN倍される。
 なお某フレ○ドパー○のパジェ○よろしく、めちゃくちゃ狭い部分に当たると20倍となるけどそんなに嬉しくないのは内緒

余談

 世界樹の素材クエストの敵構成や攻撃パターンは古の森の千年桜のイベントの絶妖級にそっくりそのまま流用されている。
 当時は無課金ユーザーたちは世界樹クエストはクリア不可だと思っていたが、イベントで疑似的に世界樹最上級を予行演習をさせることによってクリアは充分可能であると分からせる運営の意図があったのかもしれない。
 最近はイベントや通常クエストでのサブクエ報酬として進化素材が配られることも多く以前ほどは素材クエストは回られなくなっている。特に世界樹、カメオンはログインボーナスや黒ウィズクイズ、魔道杯やレイドで頻繁に配られるので使いきれないほどである。

関連項目

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