敵スキル

 初出はアユタラ
 1以上与えられるダメージが全て1になる。
 アユタラ1-1の初戦でいきなり敵が鉄でメッキされる演出を見て、新エリアに来たことを実感した人も多いだろう。

 通常は1ダメージの積み重ねで倒せる程度の低HPに設定されている。
 手数分1ダメージを与えられるので連撃や多弾魔術が有効、サタ女1ギブンやエレクトラなど。
 複属性だと素で2ダメージ与えられるので、複属性の精霊を入れること自体が対策とも言える。

 毒や割合削り、一部スキルによるクリティカル発生時は例外としてそのままダメージを与えられる。
 ボス戦に登場する際は「ボス本体が反射を張ってお供が鉄壁防御」というケースが多く、全体掛けかつ反射無視しないことが多い毒が有効な場面は少ない。L2のウラガーンを最初に反射無効毒が本当に少しずつ出され始めティアマギスやライサのL3によって反射無効毒の時代が来る…のか?
 また、単体タゲが取れるムニキスが有効なこともあるが、最近は手数の多い連撃持ちも増えているので、バリア等を重ね掛けされてない限りは普通に倒した方が早い。
 ブーストのクリティカルは分の悪いギャンブルとしてしか使えないが、狂暴化はかなり有効である。およそ96%の確率で撃破してくれる。WASも併用すれば99.85%程度。

 通常トーナメントでは、参式〜伍式および捌式〜玖式に出現する。
 参式解放当時は手数の多い精霊が少なく発動の早い毒もなかったので、通常アリエッタがいるかどうかで難易度が大きく変わった。アリエッタがいても鉄壁エフェクトが長いことや難易度が高いことから敬遠して弐式を走る人が多かったが
 鉄壁防御を張る際の演出がやや長いため魔道杯で時速が出にくく、特に伍式では道中で2体、玖式では3体も出現するので、快適周回の障害となっている。
 かつて八百万Z杯覇級の4戦目に左右の敵が鉄壁防御をするため浦賀または毒ゴキブリ、もしくは浦賀結晶が必須だった。
 イベントにおいては、どんな低難度でも鉄壁防御が1体でもいると0T大魔術だけで周回ができなくなるので、そういう意味でも鬱陶しい。最たる例は八百万4の黄金鉄壁だろう。(0T多弾魔術を持っていればある程度は解決するが)

鉄壁防御関係の話題

先制でない鉄壁防御

 空戦のドルキマスに「1ターン目に鉄壁防御」を使用する敵が出現する。
 通常の鉄壁防御を使う敵と同程度のHPしかないので、1ターン目に倒せば使用スキルに気付くことすらない。ここ以外に同様の敵はいないが、設定ミスだろうか。近年1tで倒せないと鉄壁を使って来る低hpの敵と言ったものや鉄壁を使う通常hpの敵は増えて来ている時代がドルキマスに追いついた!

多段式カウンターと併用

 同じくドルキマス1で登場。考えるまでもなく極悪コンボである。
 HPが50ある敵が多段500でも貼ろう物なら撃破までに最大24500ダメージを受けることがある。5体で割っても4900。ステアップがなかった時代でこれである。
 同イベントで配布されたゴキブリの評価が上がった要因でもある。
 八百万2で登場。ダメブロを貫通できれば1ダメージ与えられるという仕様。鉄壁防御と相性が良いはずの連撃精霊が逆に置物になる。
 実はこれは仕様変更後のもので仕様変更前は鉄壁からダメージブロックの処理がなされたため(1万ダメージが鉄壁で1になり1はダメブロ貫通不可なので0ダメージに)毒以外0ダメージになるという超強力な敵スキルであった。正確な時期は不明だが2017年に入るくらいにはダメージブロック→鉄壁の処理順になっていた模様。
 それ故に初回開催時の禍福級(ハード中級相当)では、たった5しかないHPを削れずに数々の魔道士が散っていった。

鉄壁防御を蘇生

 Abyss Code02真覇級では、一度倒した鉄壁防御の敵が蘇生されることがある。だが、蘇生された敵は先制で行動しないため、HP15の無防備な敵が復活するだけであり、一発殴ればすぐ倒せる。

鉄壁防御が分裂

 鉄壁防御の敵は分裂スキルの対象でないことが多いのだが、エヴァコラボ2やヴェルタでは鉄壁防御持ちが分裂するステージがある。分裂後は先制で行動されるため、鉄壁防御もちゃんと張られてしまう。
 鉄壁防御が2体になってしまうと、両方を同時に倒すダメージ調整が非常にしづらくなり、再分裂の悪循環に陥ってしまうことも。

スキル反射内容が鉄壁防御

 超魔道バーニングタワー7階で登場。鉄メッキを張られた高HPの敵を目の前にして、困惑した人もいるだろう。
 倒すのは困難に見えるが、一応3ターンで解除される。ただ攻撃も激しいので、それまで耐えるのも結構大変だが。

高HPの敵が先制鉄壁防御

 初出は覇眼戦線3。その後も何度か登場している。いずれも数ターンで解除されるが、それまでは通常ダメージで倒すのは困難。
 覇眼戦線3では、「5T継続の鉄壁防御+死の秒針4T+ノーデスサブクエ」という芸術的な初見殺しがノーマルから用意されており話題となった。(ハードも同様だが、その時は既に"初見"ではないので対応できた人も多いだろう)
 アイドルωキャッツの高難度で出る鉄壁のHPは毒や狂暴化で手が届く程度であり、解除される前に倒すという選択肢も取れる。

鉄壁防御の敵が回復を使用

 サタ女2覇級ハードで登場、左上と右上の敵が20%回復を周期的に使用する。AS封印もするため、精霊によっては完全に無力化されてしまい、エクストラではいつまでも倒せないマッチポンプになってしまう。

鉄壁防御の敵が多層バリア

 喰牙RISE2VSハードで登場、鉄壁防御と同時に多層バリア30を展開する。さらに高HPと99T鉄壁防御で多層バリアを破壊しても毒かムニキスで倒す必要がある。

鉄壁防御の敵にステアップ

 SUGARLESS BAMBINA超高難度で登場、ボス戦で敵を倒す順番を間違えると右のHP100鉄壁がHP100万ステアップ全体を使用する。

HP1の敵が鉄壁防御

 クルイサで登場。HP1なのにわざわざ鉄壁を張るという意味深な行動を取る。上記ステアップ等を警戒して速攻で撃破するとボスが怒り攻略しにくくなるというトラップ。

怒りで鉄壁防御

 捌式ボスのアヤナがHP95%以下になると2T鉄壁防御になりほとんどダメージが通らなくなる。

周期的に鉄壁防御

 クルイサシークレットのボスや残響dearlessといった敵などが怒り後などに周期的に数ターン鉄壁防御を展開する。完全にダメージがシャットアウトされてしまい、その間どう耐え抜くかが試される。(現状高火力すぎてこのようなギミックがないと、火力特化で高難易度数ターンとかがまかり通るためそこまで敬遠はされていない模様?)

鉄壁防御の敵が属性吸収

 一部のイベントや魔道杯では鉄壁防御の敵が生意気にも属性吸収を使うことがある。
 この場合、吸収対象の属性攻撃を当てるとダメージは1にならず、鉄壁適用前のダメージがそのまま吸収され、ほぼ全快してしまう。
 黒ウィズコンサート魔道杯覇級では連撃で3戦目の鉄壁が死亡しても、同じ攻撃の間に水属性の攻撃が当たると吸収が発動する不具合が発生した。
 すぐには修正できない案件で暫定対応としてこの敵の吸収回復量を0にした。

わりとどうでもいい豆知識

 当たり前だが鉄壁は敵の技の効果であり永続ではない(スキル反射も同様)そのため詰んだと思っても耐久さえできれば撃破は可能であったりする。(と言ってもだいたい99-100ターンかかるためリタイアのが良い気がするが)

 なお、スキル反射も99T継続の敵がいるが、切れると同時にスキル反射を貼り直す事が確認されている。
 鉄壁は上記のことから考えると貼り直す事はないようである。

味方スキル

 「鉄壁・極」として登場。初出はドルキマス2のレベッカ。
 2019年5月時点では「極」以外の鉄壁スキルは出ていない。オルタメア2体を使用した鉄壁ループが有名か。

 効果を簡単にいうと「ダメージ0+状態異常無効+行動不能」。既に食らっている毒や死の秒針の発動も無効化される(状態異常自体は解除はされない)。 ブーストなどの自傷の影響も無効化できるが、継続回復も無効化される。鉄壁中は発動は不可能だがチャージスキルのチャージは可能である。
 某RPGの呪文と似たような効果のため、アストロンと呼ばれることも。

 のろいであっさり解除される(ちなみに某RPGのアストロンも凍てつく波動で解除される)。
 また、敵スキル版やダメブロと違い毒や割合削りは無効化できるが、防御貫通攻撃は鉄壁を貫通する。
 面白いところでは属性反転も無効化する。
 スキルディスチャージも無効化できないため、-2以上のディスチャージを受けると鉄壁ループが崩れる可能性がある。
 また、強制進行でも発動ターンは進行するのでループできなくなる。ただし、必要な時だけ張ればよい場合には、行動再開が早くなる分有利になる場合もある。
 一応、決闘は鉄壁中も有効なため、敵が1体の場合はのろいや防御貫通攻撃で決闘持ちが落ちない限りはディスチャージからも守ることは可能。

 鉄壁ループが凶悪過ぎてガチャ産の鉄壁はハズレ扱いされているが何度もLtoLを繰り返し1人コピーASという比較的悪用しやすいものをもつシミラルはカムシーナ付近でも活躍したりしている。

魔道杯における鉄壁極の接待

 鉄壁極は2017年以降ガチャ産としては登場していなかったが、2019年5〜6月にかけて「初回1Tで鉄壁極2T」のスキルを持った精霊が相次いで実装され、たった1ヶ月の間に3属性とも揃うということになった。
 これまでのものと比べて発動が早いものの*1その時点では使いどころが見当たらず、初実装のコロッココの頃から酷評されており、同型が「コロアンヌ」「コロレッジ」などと揶揄され、また「EX-ASが本体」と言われるなど明確なハズレ枠と認識されていた*2

 ところが、3属性が揃った直後の魔道杯において、「2戦目の低HP敵の死亡時行動で全体2万ダメ×4、3戦目冒頭に強制進行2」と、発動の早い鉄壁極が露骨に接待されることとなった。あまりの鉄壁極叩きに運営が怒りモードに突入した
 (他の解法もあったが、タゲ取りが面倒な決闘2体または低確率で死ぬ運ゲーを強いられるヌケニンテネブルの二択)

 コロッココ型があれば適当な1T発動の残滅大魔術かEX-ASと併用するだけでよく、LtoLが追いついていないレベッカ型を起用する場合は工夫が必要。配布の鉄壁極は発動が遅すぎて使えなかった。数少ないガチャ産の鉄壁が配布に勝った例である

関連項目

どなたでも編集できます