特効大魔術はSPスキルの一つ。特定属性に対しては大魔術よりダメージが出る。

 敵単体または敵全体へ○属性のダメージ(効果値:xxxx)、さらに△属性への敵へは特効ダメージ(効果値:yyyy)
 というスキル説明が一般的。
 有志の検証により特効大魔術のダメージ計算は実際の効果値に+100されることが判明した。

変遷

 特効大魔術の基本仕様として、スキル反射無視は一部を除き付いていない。
 大魔術同様に様々なバリエーションがあり、状況に応じて使い分けることが勝利への一歩となる。
初期
 初期の特効大魔術は得意属性の敵に対してより多くのダメージを与えられるが、スキル反射無視は付いていない。そのためスキル反射がない敵に使う、トドメに使うかスキル反射対策をしてから使用が前提となる。
 初期型特効大魔術持ち精霊のLtoLでは発動ターンが早まる、効果値上昇、チェイン消費してさらにダメージアップなどのテコ入れがされた。
潜在結晶実装
 2016年3月の潜在結晶実装により、特効大魔術の特効部分の効果値を最大300上げることが可能となった。
 アドヴェリタス結晶またはゾラスヴィルク結晶をセットにするとさらにダメージアップする。
 時々特効が効かない属性なのに特効結晶をセットするデッキを紹介する人がいるが、明らかに間違いである。
同属性特効大魔術
 2016年4月に開催された覇眼戦線2報酬のヘクドは同じ水属性への特効大魔術を持っている。
 その後8月のGQWイベントのGQWシールも同じスキルを持っており効果値は上がっている。
 ドルキマス2で初登場したフェリクスは雷属性特効となっており、一年後のLtoLでは大幅に強化された。
HP消費型特効大魔術
 一部精霊が持つスキルで自分または味方全体のHPを消費して敵にダメージを与える。
 味方のMAXHPを消費するタイプの場合、ブーストや自傷ASでうまく調整すれば多段カウンター瀕死大魔術のお膳立てとなる。
 クリスマスモストロやレイドテネブルは自分のHP100%消費で助っ人を確実に呼び込める。

 変わり種としては、ラスルの SS はかなり紆余曲折している。レアリティ SS のときは犠牲魔術だったが、L 化に伴い味方 HP 消費型の特効大魔術となった。そして 2020/5/11 の LtoL にて犠牲魔術に再度変更となる。
 もとが犠牲魔術だったので戻ったとも言えるが、味方 HP 消費が発動の前提であるということは、犠牲魔術と違いがない(特効対象外の属性へはむしろ弱体化しているとも言える)わけで、より適切なカテゴリ分類になったとみなすこともできる。
 今後、「味方 HP 消費」と「自分の HP 消費」型の攻撃 SS は犠牲魔術、自己犠牲魔術へと変更される、そのさきがけなのかもしれない。
瀕死特効大魔術
 SS2発動時にHP20%以下で効果値がさらにアップする瀕死大魔術ならぬ、瀕死特効大魔術も少なからず存在する。
 所持者は黒ウィズゴールデンチャレンジ報酬のちびミルドレッドなど。
全体チャージ特効大魔術
 味方全体で1〜2ターンチャージした後、スキル反射を無視してダメージを与えるタイプ。
 ゴジラは2ターンチャージして味方全体のHP100%消費するため諸刃の剣となる。
 火/光:ゴジラ、水:フウカ(新説桃娘伝)、雷:英雄凱旋(4周年魔道杯)、聖なる玉体と麗しき翼(2016クリスマス相互進化)
チャージチェンプラ特効大魔術
 5ターンチャージすると発動可能になり、敵単体にダメージを与えてとどめを刺せば10チェインプラスされる。
 ASも10チェイン攻撃でASとSSが噛み合っている。
 火:ドルキマス3ローヴィ、水:サタ女2魔道杯コレル、雷:喰牙RIZE2ユウェルが持つ。
光闇特効大魔術
 レディアント魔道杯総合報酬ワルツが初登場。
 光属性や闇属性の敵への特効ダメージを与えるがミネバ(メモリア)を除き、火水雷属性の敵へはほとんどダメージが期待できない。
 水:ワルツ(光)、セレモニールベリ(闇)、雷:心竜ミネバ(光)、メモリア(単体のみで初回3tのため少し違うが)
チェンプラ特効大魔術(全体)
 敵全体に光または闇属性のダメージを与える特効大魔術で敵を倒した数だけチェインプラスされる。
 基礎効果値が600あり初回0Tで使用可能かつ基礎効果値が十分高いため、初戦の雑魚を散らしてチェインを稼ぐのが基本となる。
 単色精霊の光属性ダメージは火:ロザリア(MARERESS)、水:クレティア(GA2017)、雷:アサギ(RELOADED)が所持する。
 単色精霊の闇属性ダメージは火:大人ルルベル(サタ女2)が所持する。
 ルルベルはサタ女2魔道杯を、GAクレティアやアサギは漆式を蹂躙した。

 その後、複属性が光または闇の精霊にもこのスキルが実装され、精霊の複属性のダメージを与える。
 初回0T、2回目以降は3Tで使用可能、SS1とSS2が同じとなっているためかガチャ産の基礎値は高くなっている。
 ガチャは火:マチア(闇)、水:正月カヌエ(光)、雷:ハルヒコ(光)
 配布は複属性で雷:エステレラ魔道杯プティ(闇)、火:嘘猫(光)、水:戌居さん(闇)が所持、基礎値はいずれも600。

 特に嘘猫はいくらでも手に入るため、嘘猫艦隊を組めば素材クエストの大半はSSのみでクリアできるため非常に楽。

 クルイサ1-1では初戦から手痛いスキル反射を貼られるため、このスキルを最初から使用できないように対策されてしまった。
チェンプラ特効大魔術(単体)
 敵単体にダメージを与える特効大魔術で敵を倒すとチェイン+3される。
 ティキーとBヘッドが所持
二属性特効
 一部の光闇属性精霊は二属性に対応した特効大魔術を持つ。
 例:火/光のエタクロ3カヌエ→雷または闇特効、水/闇の正月キュウマ→火または光特効、雷/光のメモリア→水または闇特効
0T同属性特効大魔術
 初回0Tで使用できる単体同属性特効大魔術。
 エリャは酉戌レイドでも専用の部屋が建った。
 水:エリャ(エステレラ魔道杯)、雷:ルポーティ(無糖1) 火:マサン(FailyChord)
 エリャは最大4枚、ルポーティーは無限、マサンは1枚しか入手できない。
変わり種
 エタクロ魔道杯のアムド&マターが所持するレアスキル、雷属性以外の敵に特効ダメージを与える。
 ちなみにアンサースキルも雷属性以外の敵に特効となっている。
 非常に尖ったスキルであり、どこかでピン刺しして起用も十分にあり得る。

余談

 インフレが激しい攻撃系SSの中でも特に顕著であり、同じ型のスキルであっても登場時期やLtoLによって特効の効果値が大きく変わる。
 2018年9月に進化解放されたメモリアやGP2016精霊のアリエッタは進化前後で最大特効値が1900→4500、2000→5600と倍以上に魔改造された。
 同型の特効大魔術持ちはおろか、それまで単体に対して最大の特効値を誇っていたチャージ特効(特効値3000)すら大きく上回る結果になった。あまりの激変ぶりに、一部から「ヤケクソ効果値」とも呼ばれた。
 この数値でも例えば単体融合大魔術に敵わないあたりに悲しみを感じるが…。もっとも、融合はデッキ構築に縛りがあるのに対して特効はどう組んでも効果値を維持できるため組み合わせの自由度が高いのが強み。

関連項目

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