前述の様にカタバは典型的な悪役であり、それ以上でもそれ以下でもない。
カタバをネタキャラに押し上げたのは八百万1における精霊としての性能である。
八百万1の前のしょこたんイベントでプチニーミ見破り艦隊が猛威を振るった煽りか、設定とは裏腹に時代錯誤ともいえる低性能。
大した威力の無い快調ASに自傷SSというかみ合わないスキル構成で
2015年絶級報酬でワースト1位と言っても良いほど
弱い。
ドロップする初期Sが経験値タンクとしては優秀な事ぐらいしか取り柄がない。
挙句、復刻でもL進化はなく、クリア後の「覚えておけよ」のセリフも相まって小物ぶりが加速。
2016年春に登場したサクトのストーリーで出演するも、もうどうでもいいみたいな雰囲気で見る影もない。
挙げ句の果てには、同ストーリー内でサクトに対してスオウが『
なんつーか芯がある。カタバより強くなるかも知れねえぞ、お前。』と新入りのサクトに対してすら言う始末。
ダメな報酬を語るときはカタバが引き合いに出されることも多い。
あまりの駄目さ加減にいつの間にかカタバさんとさんづけされたり、艦隊を作る人も…
そんなカタバだがカードデザイン(絵)やボイス等は概ね
無駄に評判が良かった。
「俺に任せておけよ」はネタとして用いられる事もあり、その言葉通り保管庫を任せる人も多い。…ん?
三度目の復刻で進化による大どんでん返しが期待されたが、続編の八百万Zではカードどころか名前も登場しなかった。
その後の八百万Z魔道杯のプレストーリーでダルヴァが名前を出しているがそれだけである。
八百万Zによるシリーズそのものの凋落により、カタバは陽の目を見る事はないと思われたが、2017年6月の八百万神秘譚4で評価を大きく変えることになる。
ちなみに余談だがカタバさんがKTBと呼ばれるようになったのは八百万2にて復刻開催したときにL化がなかったという時期(2015年11月)から本格的に使われるようになった。
それまではKTBと呼ぶ人は居てもそこまで多くはなかったという感じ。名称の由来はお察しの通りAKB48系列であろう。KTB46。