概要
元々のさらに元々はポルトガル語の点を意味する単語の「pinta(ピンタ)」が元となっている。
その言葉が転じて例えばコンビやグループを組んで芸能活動を行う芸人に対して1人でをする芸人のことを『ピン芸人』と呼ぶがこれは「pinta(ピンタ)」が語源とも言える。
それがさらに転じてTCGにおいて3枚や4枚同じカードを積めるというのにもかかわらず、何かに対する対策としてデッキに1枚しか積み込まないカードのことをピン挿しと呼ぶようになった。
ウィズにおいて
ウィズにおいてのピン挿しは上記にあるように1枚だけ属性や種族の違うカードを入れることを指す。
種族はともかく属性の違うカードはほとんど意味が無いじゃないのでは?と思うかもしれないが、例えば火推奨のデッキにGA2017クレティアを入れてSSを使用後1t目の敵の反撃で死んで貰い生け贄として活用するといったことが行われたりする。
上記の例では火推奨(敵は雷)はGA2017クレティア(水)の弱点属性なのでほぼ確実に落ちることができる上に、適当な生け贄よりSS1回分得をできるということが利点としてあげられる。
また、属性が違うので潜在による強化が受けられないということでわざわざ衰弱結晶を付ける必要が無く、結晶をさらに積めるといった利点もある。
ただし、サブクエストの○属性の精霊のみでといったものが達成不可になるので、この行為を行う場合は大量周回が求められるクエストが主となる。
もしくはスキルセットがその属性にない場合にレイドで起用するくらいか。
近年は純属性、融合属性といった統一デッキが流行ってしまっているためほとんど使うことはなくなってしまった言葉ではある。
…ちなみに余談ではあるが特殊効果パネルチェンジを多用するデッキの場合、融合属性にピン挿しでWASをぶち込むのはわりと有用だったりする。
余談
TCGにおいてデッキすべてのカードをピン挿しで作ったデッキのことをハイランダー構築と呼ぶ。
ウィズにおいてはほぼすべてのデッキがハイランダーなのでわざわざそう呼ぶことはない。
元ネタを考えるとテネブルや新桃娘伝2の上級は呼んでも良い気がしなくもない。
ピンからキリまでという言葉のピンというのも「pinta(ピンタ)」が語源となっているとされる。キリはポルトガル語で10を意味する「Crus(クルツ)」がなまった説、花札の12月の「桐に鳳凰」が元ネタだよ説、限りがあるの切りからだよ説などがありこちらははっきりとしない。
属性や種族が同じでも艦隊に1枚別のカードが入ってる状態(例えば鰤艦隊にカフクを入れるなど)もピン挿しと呼ぶのでピン挿しとは1体だけ別なのがいるという感じで使うと良いと思われる。