ちょっと怪しい黒猫のウィズ用語集 - 嘘猫殺人事件 殺しのチッスは繰り返す
 嘘猫殺人事件 殺しのチッスは繰り返すは2020年12月10日(木)〜2021年1月14日(木)開催のイベント。
 …?殺猫?殺嘘猫?まあ何でもいいけど。
 なお、公式で
犯人がわかっても、12月24日16:00までは、SNSなどに書いたらダメニャ。ダメニャ。ダァメェニャ。ダァァァメェニャ。
 と書かれているので犯人が分かってもここを含めてどこにも書かないようにしよう。
開催前
 銀魂コラボも残り1週間程度、その間は暇猫と思われていた中で突如スナックくろねこが休業するという張り紙のような予告がなされた。
 おそらくゼルプストの時と同様だろうと思われていたが、前回のゼルプストの周回数がとんでもないイベントであったため戦々恐々とする人々も見られた。
 そしておせにゃんなどもなく、12/10日にいきなり開催となった。おせにゃんなどでの告知なしでの開催はおそらく数年単位ぶりであるくらい珍しい。
開催後

イベント内容

  • 前編(2020年12月10日(木)16:00〜2021年1月14日(木)15:59)
  • 後編(2020年12月17日(木)16:00〜2021年1月14日(木)15:59)
  • 解決編(2020年12月24日(木)16:00〜2021年1月14日(木)15:59)

同時復刻

いずれも(2020年12月10日(木)16:00〜2021年1月14日(木)15:59)
  • クリスマスミステリー ゼルプスト連続殺人事件

新要素

カクテル作成

 クエストでドロップする素材を集めてカクテルを作る。正しい組み合わせで作らないと失敗作が出来上がる。見せられないよ!

嘘猫死亡カウント

 推理の情報を集めてループする度に嘘猫の死亡回数がカウントされる。
 100万回死ぬと…何かが起こる。何も起こらない。100万回死んだねこ?

良かった点

入手ポイントが去年と比較すると多い

 昨年のゼルプストと比べて入手できるポイントが多く、前編の最後のクエストでも手動で120000、オートで96000手に入る。ちなみにゼルプストの時には手動で18000、オートで14400だった。
 報酬を全て交換するのに必要なポイントは2202万ポイント、精霊各1枚なら852万ポイントなので、前編ラストをオートで89周すれば精霊各1枚で、230周すれば精霊も10枚ずつ揃えられる。
 ちなみにゼルプストの時は初級時点で精霊各1で抑えてもオートで590周する必要があった。なにがやばいってゼルプストで一番効率がよかったのはオート中級で300周程度やるのが一番だったというあれ・・・
 蛇足だが、ゼルプストの方は復刻して得られるポイントが倍になった。まだまだ少ない。

契約経験値2倍

 キャンペーンのおかげで、契約経験値が2倍になっている。
 周回しないといけないため契約経験値がアホみたいに稼げる。
 難易度も低いため普段使わない精霊などの契約経験値を一気に稼ぐチャンスとなっている。

悪かった点

カクテルの作り方が分かりにくい

 カクテルを作るにはクエストで落ちるドロップを進化させる必要がある。
 しかし、素材がオート売却の対象になっていたり、一部素材は特定のアイテム精霊をデッキに組み込まないと落ちないのにアイテム相当の強さしかなく組み込みにくい等、面倒くさい要素が多い。

 また、その進化素材は通常の雑魚敵のグラをそのまま使いまわしているという手抜きのため、例えば最初に必要なオレンジジェムと雑魚敵のサンダージェムを間違えて延々と通常クエストを周回していた人が実際にいた。

 カクテルの素材の雑魚は素材庫などに送ることができず、自身の手持ち枠を埋めなければならない。
 所持数マックスの時に売却に行きクエストに戻れる機能や雑魚敵自動売却機能が非常に喜ばれたことから分かるように、枠がカツカツな人は多いと思うのだが…。

材料が入手しづらい

 カクテルの材料が複数必要なのだが、ドロップ率がやはり低めとなっている。
 ちなみに記載者は最初のサンダージェム?を1匹入手するのに10周以上前編の初級を回らされた。
 途中のステージあたりでは逆に無駄にドロップ率が高い。

誰かと話すと強制的に翌日になる

 人と話すとその人に出すためのドリンクを作るためのヒントを貰えるのだが、その時点で翌日に移動してしまう。
 その人にドリンクを出すにはまた同じ日に戻る必要があり、非常に面倒くさい。

犯田殺人が全然落ちない

 最後のクエストのドロップで犯田殺人が入手できるが、全然落ちないと怒りの声が多数。
 ちなみに前編の調査HARDだと10%程度でドロップする。
 ポイント稼ぎに何周もすれば手に入るのだろうが…。
 12月11日に犯田は後半のクエストでもドロップし後半でドロップ率が上がることが追記された。最初からそれ言ってよ…。
 ただしゼルプストの時は後半のクエストが中々大変だったため、前編の時点でさっさと集めた方が良いかもしれない。

 また、後編は反転と属性特効で光闇をメタってくるくせに、ラストで高HP雑魚が光闇弱体化反動攻撃してくる面倒くさい構成。
 クリアするだけなら単色で行けばそこまで難易度は高くはないが、高速周回しようと思うと地味にキツい。そして前編と違い犯田が結構ドロップするので周回しまくっていたら犯田だらけになってしまう。
 単色の蓄積解放がいないと思ったより時速が出ない可能性が高い。

推理報酬が微妙すぎる

 両方正解して60万。簡単に言えば精霊1体+10万。これではあまりにも少なすぎる。
 …まあ今回は前回より簡単だったのもあるかもしれないし、前回が必要なポイントが多すぎた上に貰えるポイントが多かったために不公平だったのもあるかもしれないが…。

賛否両論点

前年に比べると推理の難易度が低い

 昨年のものは、割とガチの発想の転換が求められたため、よく言えばミステリーとしての完成度は高かったが、「気付くか、んなもん!」という悲鳴も多かった。*1
 今回はカクテルを全部作って、全員のヒントを一通り見れば大体の正解は察することができる難易度になっている。
 痛し痒しではあるが、あまりミステリーに慣れていないプレイヤーからは今回の方が楽ではあるだろう。

 ただし、嘘猫であるという点が入り、まじめにミステリーなのか悩む人が割と多く見られた。
 また、逆に言うと真相が割と直球すぎるため、嘘猫から「これでヒントは出揃った」と言われても「まだどんでん返しがあるのでは?」と警戒して投票に踏み切れない人もいた。だって嘘猫の言うことだし。

君の本に入らない

 所謂家栗が入手できないが、最後の嘘嘘嘘猫級の難易度が他のクエストの超高難易度クエストレベルであるため、「嘘嘘嘘猫級がクリアできないが故に家栗が手に入らない」という事にはならない。
 もちろんクリアできる人からすれば貰えない事に対して不満はあるだろうが…。

コストカット

 ゼルプスト殺人事件ではストーリーと報酬のゼルプストにボイスがあったが、今回のストーリーは短くボイス無し。
 ボイスが付いているのは報酬の嘘猫のみ、犯田殺人に至ってはボイス無し。

報酬精霊

 ドロップ報酬が1枚とポイント交換報酬が3枚。
 なお、「雪降る〜」というカードが合計3枚交換できるが、これは何のスキルも持たず進化や結晶化も一切できない純然たる観賞用カード。
 つまり、みんな大好きな間違えて保管庫に入れないように注意するおまけカードと同じ。
 一応レア度Lなので、契約レベルを上げてマイページに置けば好きなカードをスノードームにして楽しむことができる。

聖夜に詠む歌 ミコト・ウタヨミ

 雷/火 AS:連撃 SS:統一強化 EX-AS:連続化
 ASが連撃になったGAルミスの配布版。
 ガチャ産に比べて潜在の内容が大幅に弱体化しているが、SP封印無効だけは所持している。
 クエストの内容によって連撃か回復かで使い分けることが可能だ。

クリスマスと盗賊 ギャスパー

 水/火 AS:チェイン攻撃 SS:ガード EX-AS:チェインプラス
 決戦ドルキマスのアルトゥールの色違い。
 アルトゥールと違いEX-ASのチェインプラスがある。
 そして条件がHP100%にするだけでチェインプラス4を2t、自身はチェイン攻撃と非常にマッチしている。
 アルトゥールもこのEXASがあれば使いやすかったのに…。お労しや兄上…。

星の欠片と冬の夜半 ハローラ

 水/火 AS:回復・攻撃強化 SS:特殊パネル変換 EX-AS:連続化・ガード
 UPGミツボシの色違い。実は初登場以来数年ぶりの2枚目のカードである。
 SS1でチェインプラス、SS2で加えてスキルチャージを付与できる。
 つまりUPGのミツボシにEX-ASがついて属性が変わったバージョンである。
 呪いや状態異常にかかっていると効果値が増えるため、クエストによってはリコラ型にも劣らない活躍が見込める。

限りなくグレー 犯田殺人

 雷 AS:チェイン攻撃 SS:時限大魔術
 EX-ASがないデラックス・ハカマダ。
 前編の時点ではドロップ率が低いが、後編と解決編でも出るらしいので急ぎでなければそちらで取っても良い。
 見た目が釘バットもどきを持ったジェイソンでどう見ても怪しいやつ。本当に犯人かは不明。もうこいつが犯人でいいんじゃないかな。

今宵アタイが贈り物 嘘猫のウィズ

 火/光 AS:回復・複属性強化 SS1:ステータスアップ SS2:チェイン犠牲強化 EX-AS:チェインプラス・チェインカウンター
 若葉の火版。
 解決編のストーリーを見る事で入手。だらしなさすぎる。

余談

  • どうでもよいが黒猫の人が犯田と会話したとき「野球は知らない」と言っている。
    とある異界を野球で救ったことは忘れてしまったか記憶を消されてしまったらしい…。
    あるいはエリア13で語られた設定によるものかもしれないが。
    なおそのイベント内で野球を軍事力として使おうとしているやつがいたり、GA2020アリエッタの例があるので、「野球=狂暴な行い」というのはあながち間違っていないかもしれない。
  • 特にゲーム中で説明はなかったと思うが、実はカクテルは失敗作を含め結晶化ができる。そのためイベント終了後のカクテルは売ってしまうより結晶化させた方が幾分か有効活用できる。
    ただいずれも希少価値のない汎用結晶であるが…。
    ただし多弾+1結晶は無駄にレアな結晶である。いや使う人少ないだろうけど・・・。
    またイベント後半でイベント結晶作成に使われる可能性が否定できないので終了までは持っていた方がいいだろう。→ありませんでした。結晶化するなり売るなりしてしまおう。記念に持っていてもいいけど。
  • 後編でのヴァッカリオ公務員の台詞はおそらくグルメ漫画・美味しんぼの主人公、山岡士郎の言いそうな台詞のパロディと思われる。
    これはヴァッカリオの声優(井上和彦氏)が、美味しんぼがアニメ化した際に山岡士郎を演じたことによる、いわゆる中の人ネタ。
    どうでもいいが美味しんぼのアニメの放送開始は30年以上前である。通じない人も多いのでは…
  • 嘘猫の殺害方法であるが、よりによってイベント開催と同時期に放送されていたサスペンスアニメ「憂国のモリアーティ」でもほぼ全く同じ方法で殺人が行われる話が登場してしまった。公務員の証言を読んだ段階でこの話を思い出してトリックが分かってしまった人もいるのではなかろうか。

関連項目