ちょっと怪しい黒猫のウィズ用語集 - 本
 本とは超広義的に言えば、とりあえず書いてあれば紙でも木でも粘土でも石でもOKで、狭義に言えば、『表紙はページ数に入れず、本文が少なくとも49ページ以上から成る、印刷された非定期刊行物』*1のことを示す。
 他にもウス=イ本なる謎の物体もあるらしいがこちらは不明。

 現在では1冊千円程度で入手できる本であるが、かつては非常に高価で、例えば古代のアレクサンドリア図書館*2の時代では1冊で家が1軒建つとまで言われるほどの値段だったとか*3といわれたりする。

 ちなみに、活版印刷で有名なグーテンベルク(1398?〜1468)の聖書だが、1冊20グルテン*4、そこから70年後の1522年にルターによって出版された新約聖書ですら1.5グルテンするというのを考えるといかに本というのが豪華な代物であったかがうかがえる。
 割とどうでも良いが、現在グーテンベルク聖書は48冊現存し、内1冊は1987年に丸善がオークションで7億8000万円で購入、現在は慶應義塾図書館に存在するとかなんとか…。すごいね!。
 といっても当時の識字率は1%以下と言われており、そもそも当時のヨーロッパにおける聖書だとか本なんて『存在する』ことが富や権力の象徴として重要視されるために装丁がごてごてして読みづらかったり、そもそも複本の方法が修道士の字の練習としての写本か、もしくはそういった経験を積んだことがある人に依頼するしかないという教育が行き届いていなかったサイドにも原因は存在する。

 値段が安くなったのは1843年の輪転印刷機の登場が…などと語ると長くなるので割愛。そもそもそういうwikiじゃねえから!

ウィズにおいての本

メインストーリーにおいて

ヴェルタ
 町のどこからでも見えるほど大きな中央図書館があるが重要機密などが多数存在するようで閲覧するにはギルドの紹介状が必要。
 不法侵入者には本の魔物が襲いかかるというトラップが仕掛けられていた。
 …ちなみにヴァルタにはヴェルタの5人兄弟という童話をなぞることで精霊を呼び出すという謎の超技術が使われていた。
 ここまで読んだプレイヤーで今でも作者の名前覚えてる人いるかな…。
 黒猫氏は非常に気になっていたようだがそろそろ5年たつのに登場の気配は無し。
 ちなみに作者はイヴァン・ナーシェフ(反転)。いやもはやネタバレではないのだがみんな忘れてそうなので。
ウルドラ
 本ではないがキープ(結縄)が登場。
 儀式のやり方的な程度であったが、現実ではインカ帝国などではキープで文字レベルの情報がやりとりされていたのでは?という推測もある。

イベントストーリーにて

 書いていないのは力尽きたか、書いている途中です。
 書いてくれると助かります…。
黄昏メアレス
 印刷技術が発達しており、新聞を硬貨1枚で購入できる。
 印刷機があれば「魔道書文化の革命の光が見える」とまでウィズ師匠に言わせるに至った。
聖界
和の国
 そもそも和の国自体が「古の書物に遺る、どこか遠くにある異界」という本の中の世界のお話である。
 また、登場人物の1人であるヨミビトシラズは自身の巻物に書いたことを実現させる能力を、その弟のエソラゴトは描いた絵を実体化させる能力を持っている。
 また媒体は不明だが(おそらく紙)瓦版も存在しているため印刷技術等は低くはない。
ぽっ神様
その他
 異界は不明だが、図鑑報酬1500のサピィ・ペンナはおそらく手持ちの大百科のカドで殴ることで単体に25%のダメージを与える。15ch使えば35%…。
 最大HPが増えつつある昨今だが、1000万ダメージ与えることもできる大百科って一体…。

ゲーム部分に置いて

 基本的には魔道書のことを示す。魔導書は経験値が多く、精霊の強化をするにはほぼコレ(と猫ウィズ)一択という状況となっている。
 …実はレベル1の魔導書という物が存在しておりそれらの経験値は非常に少ない。それこそ、イベントの適当な雑魚のほうが経験値を持っているというレベルで…。
 といってもレベル1の魔導書は2020年現在は入手手段がないと思われ、かつての時代でもメイトガチャで出た魔導書がそういう状況であったという程度なのだが…。
 また、素材庫が実装されるまでは魔導書よりもイベントS精霊のレベルを上げて喰わせた方が経験値になるという枠圧縮がありそれで評価されたのがかの有名なカタバさんであるというのは有名かもしれない話である。

 他にも経験値本のことを指すことも多い。
 経験値本は取り出すまでは財宝都市プレ=ボに存在する。
 これはつまり、好きなタイミングで経験値を取得し、またレベルアップするということができる。ということである。
 例えば魔道杯の周回中、高難易度等のクエストを周回中に魔力が尽きたという時に魔力が欲しいプレイヤーがとれる行動は経験値本が登場するまでは、クリスタルを使用して魔力を回復するということしかなかった。
 しかし、経験値本の登場*5によってクリスタルの消費が抑えられたり、レベル上限が解放された翌日には再度レベル上限を迎えているというプレイヤーすら存在する。

 また、2020年3月のアップデートに伴いそれまで存在した魔道士の家の機能が、君の本として改修された。
 既存のイベントの閲覧、復刻の機能に加えて、黒ウィズヒストリーの閲覧、精霊図鑑の機能もこちらに追加されている。一部イベントにおいては黒猫の人が日記を書くようになり、エリア13のウルドラ、ARES THE VANGUARD 英雄大戦以降のイベントではノーマルかイージーの最終イベントクリアのタイミングで日記を書く演出が入るようになった。