ちょっと怪しい黒猫のウィズ用語集 - 魔改造
 魔改造とは元々は漫画「プラモ狂四郎」(1982年から1986年頃)に使われた用語である。
 元々は、合体機構がない飛行機プラモデルを変形合体させ、ロボットにするといった使われ方がなされていた。どういうことだってばよ…

 その後時代は移り変わり、プラモデルではなく、実際の車や機械などを改造して外見は普通だけど中身が全く別物といったもの*1や一応外見も中身もそこまでおかしくはないが、普通の頭では考えつかないようなギミックが搭載され改造されているような物にも使われるようになる。
 また、同時にフィギュアを改造して全く別物にするという行為にもこの名称が用いられるようになる。*2
 さらに、そこから転じて美少女フィギュアに塗装をしたり、全裸にしたり細部を変えたり、そもそも別キャラにするといったこととして使われることが主流となる。

ウィズでは?

 ウィズにおける魔改造とは進化解放やLtoLによって精霊が劇的な変化を遂げることを言う。
 例えば、SSが遅延であったはずなのにL化で連結が付いたペトラ、犠牲大魔術だったはずが蓄積・邪になった終焉さん、ASがただのチェインエンハンスだったはずが回復がメインでサブにエンハンスとなったアウラ、順当な強化のはずが強化のしすぎで政権すら築くレベルで活躍があったジグムントなどが挙げられるだろうか?
 元々が不遇だった精霊ほど強化幅が大きくなる傾向*3があるので、登場以来ほとんど活躍出来ていない精霊はこの魔改造に期待されることが多い。
 どの程度をもって魔改造と呼ぶかはユーザー各自の判断に委ねられているが、全体的に見て「良い意味での表現」として用いられている点においては概ね一致している。(もちろん、悪い意味でも使われると言うことがないわけではない。)
 また、ただ単純に強化されるだけの場合は順当な強化だとかしか呼ばれることはない。
 明らかに進化前と比べて「別物だろ!?」といったスキルや精霊、もしくは進化前と大きく変わるような運用方法となった精霊に関してそう呼ばれる。*4
 ただし、その魔改造の範囲も大きく変わっており、かつては単純に大魔術に反射無視が付く程度で挙げられたのだが、だんだん大魔術に反射無視が付くのが普遍化すると、その程度では呼ばなくなっており…と魔改造の基準もだんだんとインフレしている。

 2018年2月22日に開放された3000〜3900万DL記念(3500万を除く)のLtoLで魔改造された精霊がそこそこ出た。
 2月26日に開放の初期S精霊のLtoLでも三馬鹿天使の潜在・AS/SSが魔改造されている。
 2018年の末には純属性リルムの効果値が3倍以上強化されてみたり、2019年にはチェインガードにチェインプラスが付いてみたり、なんかスキルが変更されたせいで弱くなったと話題の手羽先とか、本当に任せられるくらいに強くなったKTBさんとかなどが挙げられよう。

 ちなみに、運営が大きくスキルが変わる!などと喧伝してもそんな違いありますかね…?といった精霊や強化方法が見当違いな精霊が多いというユーザーと運営の認識の差は割とあるという悲しみがあったりする。*5
 また、今まで不遇だったがEX-ASで強化された場合は別に魔改造と呼ばれることは(そこまで)ない。もとからなかった物を付け加えただけだからね。