AS3倍属性/WAS属性とは、それぞれスキル「
AS倍率強化」「
ダブルAS付与」の対象となる主属性と複属性の組み合わせのことであり、具体的には
- AS3倍属性…火/水、水/火、雷/水
- WAS属性…火/雷、水/雷、雷/火
のことである。
AS3倍はデッキ内属性を統一しないと3倍にならないためほぼ必須だが、WASは統一しなくても対象外の精霊に効果が発揮されないだけなのでそこまで揃える必要は無く、有用な精霊をピン差ししたり極端な話対象属性の精霊が自身のみでも運用できる。
実際、WASには全体対象(アリエリ型)の他に単体対象(ルミス&リレイ型)、広義の意味では昏眼や昏眼の欠片といった単体WAS(の亜種)も存在する。
これは即ち、ほぼ同性能の精霊がAS3倍属性とWAS属性で出た場合、前者の精霊の方が確保の優先度が高くなりがちであることを示している。
例を挙げると、クリスマス主上と魔道杯トリテンは共にSSが1クレティア型精霊強化で、属性がそれぞれ雷/水と雷/火であること以外ほぼ同性能の精霊である。
また、SSの特性上、ASの発動機会自体がほぼないためAS3倍もWASも直接の影響は受けない。
しかし、クリスマス主上を雷/火のWASデッキにピン指しして運用することは充分あり得る一方で、トリテンを雷/水のAS3倍デッキに入れることはデッキコンセプトが崩壊するのでまず不可能である。
またほとんどの場合においてAS3倍はガチャ限の3倍がないと機能しないが、WASは最悪ガチャ限のWASが無くても機能することすらある。
これはガチャ限のWASが配布のWASと比べてさほど飛び抜けて強いわけではないということと、3倍と2倍では大きな差(1.5倍)があることが理由として挙げられる。
そういった意味ではAS3倍の精霊を所持していないのであればAS3倍属性前提の精霊をすべて見送ってWAS精霊を集めた方がよいとも考えられるか?
なお、WASデッキであっても、
統一パネル変換等を使う場合などは全精霊の属性が参照されるため、5体ともWAS属性で揃える必要がある。
現時点で、デッキ全体にAS3倍とWAS付与の両方をかける方法はGA2019ガトリンのSS+選ばれし者の誇りのみ。
ボス戦限定かつ運任せである。まあ味方全員に両方が同時にかかったら壊れってレベルじゃないから仕方ない。
また、単属性と複属性が光闇はどちらのスキルの対象にもなっていない。
単属性は元々攻撃力が複属性より高い傾向がある上、純属性強化・純属性大魔術の存在があり充分強いため、光闇は回復反転無効というメリットがあり、またAS倍率強化の後付けながら蓄積聖邪や40ch型パネルリザーブ等で底上げされたためと思われる。
現在は光闇に反転強化が登場、後を追うようにAS3倍属性に統一強化が登場し、単属性やWAS属性にも更なる
インフレテコ入れが予期される。
水属性と雷属性は、主属性からみて複属性が得意属性のものがAS倍率強化、苦手属性のものがWAS付与の対象であるのに対し、火属性のみ逆転している。
恐らくその理由は、トーナメント等でAS倍率強化が使用できないように調整する場合、水吸収を付けるだけで三属性とも対策できて便利、という運営側の都合による。(同様にWAS付与は雷吸収ひとつで対策できる。)
特殊パネル変換
ゼルプスト・状態異常回復ゼルプストとも組み合わせが異なる。ただでさえループが複雑なのに…。