ちょっと怪しい黒猫のウィズ用語集 - Dragon's Blader
 初期に計4回行われたイベントである。通称「竜王イベ」。
 4回目には「絶級」が追加され、これが最後であると謳われた。実際それ以降復刻していない。またブレイダー・シリーズの一つとは見なさないのが一般的である。

良かった点

回復精霊が陽の目を見た

 それまでのアタッカー万歳、大魔術大正義の風潮に一石を投じた。なかでもルリは竜王討伐の中心的存在であり、このイベントが開催されている時はルリをリーダーにしているだけで、当時の助っ人システムのせいもありフォロワーが急増した。

悪かった点

理不尽難易度

 道中がランダムであり、初戦で雷竜がターンかぶりで登場すると突破不可能なため、その時点でリタイアを余儀なくされた。
 初開催時には、当時のスタンダードである2色デッキ・アタッカー中心の編成で突入する者も多く、そういったプレイヤーはたたきのめされることになる。やがて回復とパネル変換を組み込んだ単色デッキという初期のイベント攻略デッキのパターンができあがることになる。

著しく低いドロップ率

 ボスドロップ率も著しく低く1〜2%程度と呼ばれた。苦情が殺到したためか、開催数日後に初回伐倒報酬としてAのカードがプレゼントされることになった。

最終開催時の「絶級」の存在

 「絶級」は「封魔級」よりゲームバランスが調整された上、1回クリアでSすなわち(当時の時点で)最終進化のカードが手に入ったため、過去3回の開催で死にものぐるいで周回したユーザーを馬鹿にしていると不興を買った。

ロード・オブ・ラグナロク

 ボスの性能については終焉を参考のこと。

ガチャ

ゾディアーク
 ATK、HPあわせて2000あれば強いと言われた当時において2700を越える飛び抜けたステータスで登場。しかしアンサースキルが全体攻撃であったため非常に使いずらかった。またSでのみ排出だったため(当時のSは1%程度)かなり希少な精霊である。
 デザインがZガンダムに出てくる百式に似ている。
シャドウサーヴァント
 2回目の開催時に追加。全体15%削りを持つ。イベントボス戦で有用だと注目を浴びた。

余談

 ゾディアークとシャドウサーヴァントは最後の開催時、「本当の兄弟のように育てられた兄弟」という謎の設定がお知らせで語られた。ほどなくして書き換えられることとなる。