ちょっと怪しい黒猫のウィズ用語集 - SUGARLESS BAMBINA2
 「SUGARLESS BAMBINA2 SLAUGHTER PRISON」は2019年1月31日(木)〜2019年2月28日(木)開催のイベント。1年ぶりのSUGARLESS BAMBINAの続編である。

開催前
 魔道杯が終了した翌日の29日(火)に予告とPV、特設サイトが公開された。予告だけではどのイベントが開催されるのかやや分かりにくかったものの、特設サイト、PVではSUGARLESS BAMBINAだと明言されていた。
 30日(水)にはおせにゃんも公開。前回は登場しなかった黒猫の人がやってくると判明し賛否が分かれた。
 ちなみにストーリーだけでないイベントとしてはFairyChord Preludeにちょっとだけ顔を出したのを除けば、11月30日に開始された血盟のドルキマス以来の久々の黒猫の人が登場するイベントである。
開催後
 ストーリーについては前回で残しまくった様々な謎について一応の答えを提示していた。また、前回と異なり各戦いの合間にストーリーが挟まれている(本来はそれが普通であるが)。
 前回登場したコイントスパネルも健在。なお、エフェクトが変更されているが効果は前回と同じ。変顔も当たり前のように健在

イベント内容

  • 本編 (2019年1月31日(木)16:00〜2019年2月28日(木)15:59)
  • SECRET CELL (同上)
  • 超高難度 怨呪惨響 (2019年2月5日(火) 16:00追加)

新要素

調達屋

 イベント内でクイズに答えることで手に入るスローターコインを使用してクリスタル、マナ、結晶などを購入できる。スローターコインの入手法はエステレラ3に近い。パネル爆破では回収されない点には注意。
 全て交換するとラインナップが変更される。

良かった点

ストーリー

 前回は謎を残しまくりヴィタたちのキャラも今一つ掴みにくかったが、今回は謎を回収することができており、前回のツッコミ所に対してもヴィタなりの答えを示している。ストーリー後半では新たな謎も示される。
 また前作では登場人物全員クズといった具合でどうにも感情移入しづらかったが、今作ではヴィタ達はあまりクズ行動をせず敵が明らかにクズな巨悪であったのでその点は解消されている。
 エピローグではウィズもヴィタたちを助けた事が間違っていた事かもしれないと発言しており、次回作があるとするならば期待ができる感じである。

ほぼノーマルだけで全て終えられる

 ラスボスのマディーロは、最近のクエストにしては珍しくドロップで入手できる。
 このため、ノーマルを周回するだけでも図鑑埋めが可能である。
 唯一ハードの1-1をクリアしなければカティアだけは入手できないが。

ショーマストゴーオンさんが生存していた!

 開催前のところに書くべきかもしれないが前回のシュガバンで生死不明となっていたショーマストゴーオンさんことルポなんたらさんが生存していた。また、次回への伏線も彼が務めるなどと見せ場も多いのもGOOD。

賛否両論点

カティアについて

 大人で獣になっていない女性は珍しいという事でオークションの商品として囚われているが、それ以上の説明が一切ない。逆に獣になった女性もゲーム中ではシニョーラしか登場していないけど。追憶のレディアントのスワンほどではないがいる必要があるとも思えないキャラである。
 一応、解放された彼女を見たラスボス(?)が終盤に意味深な発言をしているので、彼女自体は続編に向けての重要な伏線なのかもしれない。*1
 なお続編のSUGARLESS BAMBINA3で、カティアに関する伏線は全て回収された。

 進化素材も調達屋のラインナップ更新後に1200枚貯める必要があり、やや面倒。
 そしてその性能が「蘇生」であるが、配布の蘇生はイアデルとリタが既にいる状態である。
 一応不調系のサポートとしては使えるが…。
 コイン集めに関してはエクストラ1-2を嘘猫艦隊のSSとチェチェパネルのみでクリアする事ができるため、あまり苦にはならない。

ストーリーが長い

 長い。端末や環境読む早さにもよるが全部まとめて読もうとすると1時間30分くらいはもってかれるくらい長い…。八百万神秘譚4ほどではないが長い…。

悪かった点

SECRET CELLについて

 今回はSECRET CELLというストーリーが最初からバナーにあるが、進めるにはノーマルクリアで壊れた鍵を入手し、調達屋のラインナップ変更後に入手可能なペーパークレイを進化素材として進化させ鍵を入手する必要がある。(なお進化させた鍵は強化素材にしかならない)
 
 最初のストーリーだけはいつでも読む事ができ、これを見れば鍵を手に入れれば進める事は分かるはずである。
 調達屋のラインナップが変更されることはおせにゃんなどでそれとなく言われているが、見ていない、気がつかなかったなどでマナやカメオンはもういらないと放置しているといつまで経っても読めない。(なお、戦闘はあるものの難易度は低い)

 また、たった1クエストしかなく、わざわざこのために色々としなければならない。
 ただし、このクエストの1つ先の真実で手に入るあるものに関しては評価できる。
 新UIの都合上6-1などにしてしまうといろいろ問題が発生するのであろう…。

図鑑が埋めにくい

 各色の囚人はステージ1-1、1-2、2-1、2-2でしか手に入らないが、これらのクエストは2戦しかないため手に入れにくい。特に雷と水の囚人はいずれもステージ2にのみ出てくるのでなかなかドロップしない時がある。2-2は最後にボスがいてドロップしないので2-1で集めると良い。

エクストラ5のサブクエ

 ステージ5は光/闇属性の敵のみが登場するためどの属性でも挑戦できる。実際、ハードではサブクエに属性の縛りが一切ない。ところがエクストラになると何故かサブクエで火属性縛りが出てくる。このためハードで他の属性でクリアしていたプレイヤーはデッキを組み直す必要があった。

ショーマストゴーオンが何度も聞けない

 ショーマストゴーオンさんの代名詞たるショーマストゴーオンを自由に聞くことができない。一応調達屋での商品購入時にショーマストゴーオンと言ってくれるが、商品をすべて購入してしまうと聞くことができなくなってしまう。

ガチャ

 マチアを除いて今まで登場したキャラの色違いであり、そこそこ強い。特にフェアリーコードとぽっかみキャラの色違いが多い。
 基本的にアタッカー気質のキャラが多く、魔道杯での活躍が期待される。目玉はヴィタとキルラというプレイヤーが多い。
 前回のガチャで登場したときと属性が一致しているのはヴィタのみで、他は前回登場時とは別属性になっている。前回及び今回の劇中で出番がセットになっていることが多い者同士が同属性になっている模様
 運営助っ人は基本的に火、水、雷属性が揃うように選ばれているが、本イベントではキャラの設定を反映し、セットになっている者同士が同時に助っ人候補となるように選ばれた。
 本イベント開催当時は助っ人更新や固定助っ人登録といった機能は無かったため、運営助っ人が出ている期間であっても特定の属性が助っ人に現れないという事が起こり得た。

獣を喰らう怪物 ヴィタ・バビーナ

 雷/火属性。AS:回復&複属性攻撃強化、SS:チェイン犠牲強化
 フェアリーコードのリレイの色違い。チェインさえある程度供給できれば味方を大幅に強化できる。同ガチャから排出されるキルラとの相性が良い。
 なお、リレイと異なりトヨミのようなチェインを安定供給できる相方的な配布がまだいない点には注意。

獣狩りの修羅 キルラ・コルテロ

 雷/光属性。AS:全体攻撃、SS1:ステータスアップ、SS2:パネル爆破大魔術
 コードギアスコラボのルルーシュ元帥、正月のぞばホロビィの色違い。優秀な潜在と高火力のAS、SSが持ち味。
 同ガチャから排出されるヴィタとの相性が良く、AS、SS共に大幅に強化される。(SS2はSS1のステータスアップ込みでギリギリ100万与えられなかったが、ヴィタのエンハが乗れば余裕を持って100万を越えられる)

凶獄の案内嬢 チェチェ・ウルラーレ

 水単色。AS:連撃、SS:カウンター(チャージ)
 ぽっ神カヌエの色違い。既存のスキチャと重複してかかるのが強み。
 呪いのリカバリーに使え、例えば呪いを連発するクルイサの後半では感知のマワシを連れて行くと非常に相性が良い。
 しかし魔道杯での使用を考えるとエフェクトがめちゃくちゃ長くなりがちなのが弱点。

凶愛の純血娘 マチア・ジェローシェ

 水単色。AS:属性特効連撃、SS:単体ブースト
 フェアリーコードのソウヤと似ているが、ASが連撃であり吸収が付いてないという変更点がある。
 このため打ち漏らしは減るが、蓄積破との相性が悪くなっているため一長一短である。

狂熱の復讐者 パスパル・シオーネ

 火単色。AS:全体攻撃、SS:AS特殊変化
 ぽっかみリザの色違い。回答時間停止のギュゼルがいればベストだが、クリスマスアヤナでもそこそこの活躍はできる。

狂爆無法少女 ラガッツ・ファンテ

 火/雷属性。AS:連撃&複属性攻撃強化、SS:統一パネル変換
 正月アヤツグ、ぽっかみグレイスの色違い。正月ロザリア&ノクスを持っているか否かで価値が大きく変わる。最大で400のエンハをパネルに付与できるので火力アップに期待できる。
 なお、前回にも増してアホの子。黒猫の人が自身を魔法使いだと名乗ったが、マホーツ・カイという名前だと勘違いしてマホーツと呼んでくる。最初に付けたプレイヤー名が全く仕事してない。

報酬精霊

 そこそこ優秀であるがやや玄人向けな報酬が多い。

全てを受容する カティア・イムプレ

 水単色。AS:回復、SS:蘇生
 シマリの水版。SS1は初回3T発動かつHP5%での復活になるため、呪い回避、不調や蓄積邪の介護に適している。
 SP封印無効は持っていないのでそこには注意。

虐殺監獄所長 シャシャ・シォン

 雷単色。AS:チェイン攻撃、SS:連結パネル生成
 ギアスコラボの紅蓮の色違い。20chAS持ちかつ連結パネル生成を使えるため状況次第では使える。チェインを供給する手段が別に欲しいところ。
 パンダの獣で名前の由来はおそらくシャンシャン。

怨呪祭司 マディーロ・コルテロ

 火単色。AS:攻撃、SS:捕食大魔術
 ブチギレエネリー、ギアスコラボのシャルル&マリアンヌの色違い。配布の中では群を抜いたSS火力を誇るため使い所はある。レイドでの活躍が期待される。
 ビスティアの長であり、キルラの祖父。
 アルマジロの獣で名前もアルマジロをもじっている。
 終盤のヘタレっぷりが酷い。

結晶

ストレイトジャケット

 回答時間停止の継続ターン数を1増やす。できれば発動ターン数を1早めて欲しかったが…。
 そのうちAS特殊変化結晶が出る布石か?

看守帽

 複属性が闇の精霊の攻撃力とHPを200増やす。アイドル結晶の闇版。

暴虐の結晶〈シャシャ〉

 攻撃力を200上げる。コストが10も増えるため使う機会はほとんどないと思われる。

怨呪の結晶〈マディーロ〉

 パネブ5。結晶までブチギレエネリーの色違い。雷はどうするのだろうか。
 魔道杯などでどうしても他属性のキャラをピン刺ししたい時にパネル事故を減らせる。

超高難度 惨響のマディーロ

 全2戦。一戦目で開幕盗むを喰らう。逃走準備もされるがヴィタパネルで解除できる。ボスにはボスマークが付いておらず、剣聖眼が効果的。残響と似ているがメアレスは無関係。
 二戦目では相手の攻撃が激しくなるが、25チェイン稼いで怒らせると緩くなる。チェイン解除に注意。ボスは反動攻撃もしてくるのでその隙に攻撃すると良い。
 二戦目にはキルラパネルも登場するため解放と同日にLtoLされたラガッツが早速活躍した。解放されてすぐに配布のみ16T、ガチャ産盛り盛り6TSS、2tSSなどの短いターンであっさり攻略された。

300年の妄執 コルテロの呪

 AS:分散攻撃、SS:蓄積解放大魔術・邪
 単体蓄積邪の配布版。蓄積聖の単体版と同じく初回1Tで使用可能。AS、SSはそれぞれ効果値がダウンしているが、配布としてはかなりの高火力。というかアヴェスタさんが泣くような効果値に初回ターンになっている…
 早速終焉レイド極覇級をコルテロの呪を複数使って0TSSクリアする活躍を見せた。

惨響の結晶〈コルテロの呪〉

 亜人の敵から受けるダメージを10%軽減する。亜人軽減の結晶は初登場。量産可能なので可能なら5枚以上は集めておきたい。
 なお、亜人の雑魚敵が登場する既存イベントはSUGARLESS BAMBINAシリーズを除くと八百万4UG進撃の巨人コラボくらいしかない。ボスとしても和ノ国系統、覇眼戦線シリーズ等一部イベントくらいしか無いのでインパクトの割には存外レアである。

LtoL

  • SUGARLESS BAMBINAのガチャキャラ (2019/2/5解放)
  • ガレオーネ(火/闇 前作報酬。SECRET CELL報酬に専用進化素材がある)