(61) 葵祭について
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(ア)石清水祭を南祭と呼んだのに対し、葵祭を北祭と呼んだ。
(イ)明治4年(1871)にも中絶したが、岩倉具視の尽力により明治17年に再興され、5月15日に行われるようになった。
(ウ)昭和31年(1956)、鎌倉時代から久しく途絶えていた斎王女人列が「斎王代(さいおうだい)」という形で復活した。
(エ)上賀茂神社では、5月12日に神迎えの神事である「御蔭祭(みかげまつり)」が行われる。
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《解答》X上賀茂神社では、5月12日に神迎えの神事である「御蔭祭(みかげまつり)」が行われる ⇒ 〇下鴨神社では・・・ 公式テキスト[増]207ページ/[新]255ページ
(62) 祇園祭について
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(ア)祇園祭は、古くは「祗園御霊会(ぎおんごりょうえ)」略して祇園会(ぎおんえ)とも呼ばれた、八坂神社の祭礼である。
(イ)鉾町周辺の町々が山鉾の経費を援助する制度が、明治維新まであった。
(ウ)山鉾巡行は、17日の先祭と24日の後祭と2日に分けて行われていたが、統一されて17日の巡行となった。※2005年出題時点
(エ)北観音山は、下り観音山ともいい、楊柳観音と善財童子像を祀る。
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《解答》X北観音山は、下り観音山ともいい、楊柳観音と善財童子像を祀る ⇒ 〇南観音山は、下り観音山ともいい・・・ 公式テキスト[増]213ページ/[新]268ページ
(63) 時代祭について
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(ア)1回目の時代行列は、明治28年(1895)10月22日に挙行された。
(イ)以前は、時代行列は市役所前から出発していた。
(ウ)京都市民で組織される「平安講社」が執行母体となっている。
(エ)戦後、紫式部や清少納言などの婦人列が時代行列に加わった。
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《解答》1回目の時代行列は、明治28年(1895)X10月22日に挙行された ⇒ 〇10月25日に挙行された ※翌年の2回目から22日になった 公式テキスト[増]216ページ/[新]270ページ
(64) 京鹿の子絞(きょうかのこしぼり)について
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(ア)着物や帯揚(おびあげ)などに使われる染色技法で、『日本書紀』にもその記述がみられる。
(イ)括り模様が、子鹿の斑点に似ているため「鹿の子絞」と呼ぶ。
(ウ)絞り技法に桶絞・帽子絞、染分け技法に疋田絞(ひったしぼり)・一目絞など多彩な技法がある。
(エ)古くは女性の髷(まげ)の飾りに使い、これを手絡(てがら)と呼んだ。
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《解答》絞り技法に X桶絞・帽子絞、染分け技法に X疋田絞・一目絞など多彩な技法がある ⇒ 絞り技法に 〇疋田絞・一目絞、染分け技法に 〇桶絞・帽子絞 公式テキスト[増]187ページ/[新]235ページ
(65) 京の雑煮について
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(ア)雑煮は白味噌仕立てで、頭芋・小芋・雑煮大根に丸餅を入れる。
(イ)汁椀は、男性が黒塗・女性が朱塗で、定紋つきのお椀もある。
(ウ)雑煮は、両端が削られた柳箸で食する。
(エ)八坂神社の「をけら火」を火種に雑煮を炊くと、無病息災が叶うという。
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《解答》汁椀は、男性が X黒塗・女性が X朱塗 ⇒ 男性が 〇総朱塗・女性が 〇黒内朱塗 公式テキスト[増]??ページ/[新]??ページ
(66) 京菓子について
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(ア)京菓子という名称は、江戸時代に関東で呼ばれていた呼び方で、京都では朝廷への献上菓子に由来することから「上菓子(じょうがし)」と呼ばれていた。
(イ)唐菓子は、遣唐使が唐から持ち帰ったもので、穀類を加工して、油で揚げるものが多く、有平糖(あるへいとう)や鶏卵素麺(けいらんそうめん)などがある。
(ウ)南蛮菓子は、室町時代にポルトガル人との接触により伝えられたもので、カステラやボーロなどがある。
(エ)茶の湯菓子では、濃茶用の主菓子、薄茶用の干菓子がある。
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《解答》X唐菓子は、遣唐使が唐から持ち帰ったもので、有平糖や鶏卵素麺などがある ⇒ 有平糖や鶏卵素麺などは、〇ポルトガルから伝わった南蛮菓子 公式テキスト[増]247・248ページ/[新]312・313ページ
(67)「京の伝統野菜」の定義について
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(ア)明治以前の導入の歴史を有すること。
(イ)京都府内で生産されているもの。
(ウ)たけのこ、キノコ類、シダ類を除いたもの。
(エ)栽培または保存されているもの、および絶滅した品目を含む。
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《解答》Xたけのこ、キノコ類、シダ類を除いたもの ⇒ 〇キノコ類、シダ類を除いたもの ※たけのこは「京の伝統野菜」に含む 公式テキスト[増]238ページ/[新]304ページ
(68) 京のならわしについて
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(ア)お宮詣りは、産後30日前後に行うことが多く、産着の肩に白紙で包んだ扇などを麻糸でくくり、お祓いが済むと菱格子(ひしごうし)などにくくりつける。
(イ)敷居は人の頭を表すともいい、それを踏むことは人の頭を踏むも同然と考えられ、出世できないといわれている。
(ウ)お祝いは大安や先勝、友引の午前中に訪れることを、お互いの暗黙の了解としており、案外合理的である。
(エ)「おため」とは頂いたお祝いに対して、金額の半分程度をお返しするもので、慶び事が移りますようにという願いが込められている。
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《解答》「おため」とは頂いたお祝いに対して、金額の X半分程度をお返しするもの ⇒ 金額の 〇1割程度をお返しするもの 公式テキスト[増]257ページ/[新]321ページ
(69) 京ことばについて
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(ア)「チョロコイ」は「たやすい」という意味である。
(イ)「ヤヤコシイ」は「子供らしい」という意味である。
(ウ)「ショーモナイ」は「つまらない」という意味である。
(エ)「セワシナイ」は「忙しい」という意味である。
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《解答》京ことば「ヤヤコシイ」は X「子供らしい」という意味 ⇒ 「ヤヤコシイ」は 〇「複雑でわずらわしい」という意味 公式テキスト[増]266ページ/[新]330ページ
(70) 京町家について
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(ア)駒寄(こまよせ)は、家屋を泥はねなどから守るため、格子窓や板塀の下部を竹で囲ったものをいう。
(イ)虫籠窓は、土塗りの中二階の格子状の窓をいう。
(ウ)坪庭は、家屋の中ほどに設けられた小さな庭をいう。
(エ)バッタリ床机(ばったりしょうぎ)は、商家の門口の寄り付きに張付けた上げ下げ式の床机をいう。
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《解答》X駒寄は、家屋を泥はねなどから守るため、格子窓や板塀の下部を竹で囲ったもの ⇒ 〇「犬矢来(いぬやらい)は・・・ 公式テキスト[増]305ページ/[新]191ページ