京都検定 学習ノート - 【過去問】2013年 第10回京都検定1級(2/10ページ)

第9回京都・観光文化検定試験《1級》

[2]神社・寺院に関する記述について、(   )に入れる最も適当な語句を書きなさい。 (10問×2点=20点)
【 神社 】
 平成25年(2013)、伊勢神宮では20年に一度、出雲大社では60年に一度の「式年遷宮」が執り行われた。京都では、世界遺産である賀茂別雷神社(上賀茂神社)と( 11 )(下鴨神社)が、平成( 12 )年に「式年遷宮」を迎えることから、社殿の修復などが順次進められている。
 神社に祀られる神様の使いとされる動物を「神使」と呼ぶが、お稲荷さんは狐、天神さんでは丑(牛)、石清水八幡宮は鳩、吉田神社では( 13 )など、神使は神社ごとに特定の動物が決まっている場合が多い。
 神社の御利益は祀られている神様によって異なるが、下鴨神社の境内にある摂社の河合神社は美麗の神様として信仰が篤く、美麗の祈願絵馬として「( 14 )絵馬」が授与されて、絵馬に化粧を施して身も心も美しくなることを願う。
 また、昔から参拝に訪れた多くの人々が行きかう神社の門前には、茶店が立ち並び大いに賑わう。北野天満宮の門前茶では、餡餅ときな粉餅の2種類が名物菓子となっている「( 15 )」として愛され続けている。

(11) 世界遺産である賀茂別雷神社(上賀茂神社)と(   )(下鴨神社)が、平成( 12 )年に「式年遷宮」を迎えることから、社殿の修復などが順次進められている。

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(12) 世界遺産である賀茂別雷神社(上賀茂神社)と( 11 )(下鴨神社)が、平成(   )年に「式年遷宮」を迎えることから、社殿の修復などが順次進められている。

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(13) 神社に祀られる神様の使いとされる動物を「神使」と呼ぶが、お稲荷さんは狐、天神さんでは丑(牛)、石清水八幡宮は鳩、吉田神社では(   )など、神使は神社ごとに
  特定の動物が決まっている場合が多い。

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(14) 神社の御利益は祀られている神様によって異なるが、下鴨神社の境内にある摂社の河合神社は美麗の神様として信仰が篤く、美麗の祈願絵馬として「(   )絵馬」が授与
  されて、絵馬に化粧を施して身も心も美しくなることを願う。

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(15) 北野天満宮の門前茶では、餡餅ときな粉餅の2種類が名物菓子となっている「(   )」として愛され続けている。

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【 寺院 】
 平安初期、中国・唐に渡って天台の教えを学んだ最澄は、帰国後に天台宗を開いた。天台宗の総本山である延暦寺の根本中堂には、最澄自らが刻んだと伝えられる本尊の薬師如来像が安置されている。その本尊の前には、すべての人々を守り照らす明かりとして最澄が灯して以来、1200年の時を越えて灯り続ける「( 16 )の法灯」が安置されている。
 一方、最澄と同じ遣唐使船で唐に渡った空海は、密教を学んで帰国して真言宗を開き、東寺で庶民救済に尽力した。東寺の講堂には空海の手による「立体曼陀羅」と呼ばれる仏像群が並び、中央に並ぶ五智如来の中心に密教の教主とされる( 17 )如来が安置されている。
 円山公園の東に位置し、平安初期に最澄が創建した( 18 )は、平安末期になると法然が吉水草庵を営んで専修念仏を広めた場所となり、弟子の親鸞もここで念仏の教えを学んだ。その吉水草庵の旧跡のすぐ北隣には、法然が開いた浄土宗の総本山である知恩院が広大な境内を誇り、除夜の鐘で有名な大鐘楼(重文)には重さ約70トンの鐘が吊られている。知恩院の鐘には、大正11年(1922)に来日した( 19 )博士が、鐘を撞かせて鐘の真下には音の波が相殺し合って音が消える場所があることを確かめる実験をしたという有名なエピソードがある。
 鐘は寺院には欠かせないものであるが、京都には様々な伝説を秘めた鐘が存在し、建仁寺の「陀羅尼の鐘」、六堂珍皇寺の「迎え鐘」、報恩寺の「撞かずの鐘」、そして( 20 )には「安珍・清姫ゆかりの鐘」が伝えられている。

(16) 延暦寺の根本中堂の本尊の前には、すべての人々を守り照らす明かりとして最澄が灯して以来、1200年の時を越えて灯り続ける「(   )の法灯」が安置されている。

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(17) 東寺の講堂には空海の手による「立体曼陀羅」と呼ばれる仏像群が並び、中央に並ぶ五智如来の中心に密教の教主とされる(   )如来が安置されている。

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(18) 円山公園の東に位置し、平安初期に最澄が創建した(   )は、平安末期になると法然が吉水草庵を営んで専修念仏を広めた場所となり、弟子の親鸞もここで念仏の教えを学んだ。

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(19) 知恩院の鐘には、大正11年(1922)に来日した(   )博士が、鐘を撞かせて鐘の真下には音の波が相殺し合って音が消える場所があることを確かめる実験をしたという有名な
  エピソードがある。

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(20) 京都には様々な伝説を秘めた鐘が存在し、建仁寺の「陀羅尼の鐘」、六堂珍皇寺の「迎え鐘」、報恩寺の「撞かずの鐘」、そして(   )には「安珍・清姫ゆかりの鐘」が
  伝えられている。

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