京都検定 学習ノート - 【京都の散歩道】 千代の古道
千代の古道
(ちよのふるみち)
所在地
京都市右京区山越東町〜山越中町
松尾大社
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から
梅宮大社
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を経由して、有栖川、山越、広沢池を通り
大覚寺
?
へと続く約2kmの道。
なりたち
かつては平安貴族が北嵯峨に遊興する際に使用されたといわれている。
後撰和歌集では在原行平が「嵯峨の山 みゆき絶えにし 芹川の 千代の古道 跡はありけり」と詠い、新古今和歌集では藤原定家が「嵯峨の山 千代のふる道 あととめて また露わくる 望月の駒」と詠んでいる。
名称については諸説あるが、「千代の古道」の名称が初めて歌に詠まれたのは在原行平が初めてだとされている。
周辺情報
道の途中にはさざれ石山とも呼ばれる音戸山があり、その山頂にあるさざれ石(細石)は国家「君が代」にも歌われている。
交通アクセス
松尾大社
阪急電車嵐山線「松尾大社」駅下車 徒歩すぐ
大覚寺
京都バス「大覚寺」バス停下車 徒歩すぐ
補足メモ
平安時代初期に、嵯峨天皇が嵯峨院(現在の大覚寺)に行幸する際に、音戸山の山頂で休息を取ったことにちなみ「さざれ石」の名が付けられたといわれている。
松尾大社
?
から
大覚寺
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まで神社寺院や古墳などを巡る、2時間程度のウォーキングルートにも最適となっている。
関連リンク
京都市埋蔵文化財研究所「千代の古道」
過去問出題実績
<1級>
出題なし
<2級>
出題なし
<3級>
出題なし