ラブライブ！寝そべりぬいぐるみwiki

ハイパージャンボ寝そべりぬいぐるみ矢澤にこ『……』ｼﾞｬｰﾝ

穂乃果「ふおお…。学校が休みでお散歩してたら、とんでもないものを見つけちゃったよお…！」

穂乃果「いいなー！ かわいいなー！ ほしいなー！」ｷﾗｷﾗ

穂乃果「クレーンゲームかあ…。このぬいぐるみ、すごくおっきいから難しそうだなあー…」

穂乃果「…でも、やらなきゃ取れないもんね！ やるったらやる！」ﾁｬﾘｰﾝ

ｳｲﾝｳｲﾝｳｲﾝ

穂乃果「うーんと…この辺かなあ…」

ｸﾞｲｲｲｲｲﾝ…ｶﾞｼｯ

穂乃果「おっ、つかんだ！」

ｸﾞｸﾞｸﾞ…ﾎﾟﾛｯ

穂乃果「ああああああああっ！？ あとちょっとだったのにー！」ｶﾞｰﾝ


ハイパージャン ボ寝そべりぬ いぐるみ矢澤 にこ『……』

穂乃果「むむむむ…」

穂乃果「も、もう一回だよっ！ 次はいける！」ﾁｬﾘｰﾝ

ｸﾞｲｲｲｲｲﾝ…ｽｶｯ…

穂乃果「あーっ！ 大失敗だあ！」ｶﾞｶﾞｰﾝ

ハ イパージャ ンボ寝そべ りぬいぐるみ矢 澤にこ『……』

穂乃果「うう…待っててねにこちゃん…」

穂乃果「次こそはっ！」ﾁｬﾘﾝﾁｬﾘﾝ


〜〜

穂乃果「うえーん！ 全然取れないよおー！」ﾜｰﾝ

ハイパー ジャンボ寝そべり ぬいぐ るみ矢澤に こ『……』

穂乃果「うー…」

穂乃果「こ、こうなったら…！」ﾋﾟﾎﾟﾊﾟ

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ

にこ『もしもしー？ 穂乃果、なんの用よ』

穂乃果「にこちゃん！ あのねあのね！」

穂乃果「今ね、ゲームセンターでクレーンゲームやってたんだけど…。欲しいぬいぐるみが全然取れないの！」

にこ『ふーん…。ご苦労なことね』

穂乃果「だから、にこちゃんに手伝ってもらいたいの！ 今から時間大丈夫？」

にこ『えええぇ〜？』


にこ『このにこにーにぃ〜？』

にこ『クレーンゲームをぉ〜？』

にこ『代わりにやらせようってぇぇえ〜？』

穂乃果「おねがぁい！」

にこ『…まったくぅー、しょおーがないわねえー！』ｳｽﾞｳｽﾞ

にこ『クレーンゲームなら得意だからね。にこにーの超技術にひれ伏すがいいわ！』

穂乃果「やったー！ ありがとうー！」

にこ『お礼は実際に成果が出てからにしてよね。んじゃ、これからそっちに行くわ』ﾌﾞﾂｯ


〜〜

にこ「……」

ハイパージャ ンボ寝 そべりぬい ぐるみ矢澤にこ『……』

穂乃果「にこちゃあん、おねがぁーい！」

にこ「…目当てのぬいぐるみって、これのこと？」

穂乃果「うんっ！」ﾆｺﾆｺ

にこ「にこを模したぬいぐるみをにこに取らせるって、どういうことよ…」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ


にこ「…まあいいわ。やると決めたからにはやったげる」

穂乃果「わーい！ ありがとう〜！」ﾓｷﾞｭｰ

にこ「ちょ、ちょっと…！ こんなところで抱きつかないでよっ…！」

穂乃果「お礼の前金だよお〜♪」ﾓｷﾞｭｰ

にこ「な、なによそれ…！ ほら、始めるから離れなさいよ…！」

にこ「まっ、このにこにーにかかれば、こんなぬいぐるみ程度…30秒もあれば余裕で取れるわ！」

にこ「にこにーの勇姿を、そこでアホ面晒しながらよーく見てなさいよね！」

穂乃果「にこちゃんがんばれー♪」ﾆﾍﾗｰ


〜〜

ｳｲｲｲｲｲｲﾝ…ﾎﾟﾛｯ

ほのにこ「「あああああああああああっ！！」」ｶﾞﾋﾞｰﾝ

ハイ パージャン ボ寝そべ りぬいぐるみ矢 澤にこ『……』ﾄﾞｯｼﾘ

にこ「2000円も使ってんのに、なんで取れないのよー！ イカサマじゃないのー！？」ﾊﾞﾝﾊﾞﾝ

穂乃果「に、にこちゃん、台パンしちゃダメだってばあ…！」

穂乃果「もうやめようよお…。穂乃果が悪かったから…」

穂乃果「穂乃果だけじゃなくて、にこちゃんまで破産しちゃうよお…！」

にこ「そうはいかないわ！ スーパーアイドルはそう簡単にくじけないんだから！」ｷﾞﾘｷﾞﾘｷﾞﾘ

穂乃果「ううー…。なんとかにこちゃんを止めないと…！」ｱｾｱｾ


穂乃果「ど、どうすれば…」ｵﾛｵﾛ

にこ「えーとえーと、重心がこうだからここをつかんで…」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

穂乃果「！」ﾋﾟｺｰﾝ

穂乃果「穂乃果のほのほのクレーンゲーム、スタート！」ﾀﾞｯ

にこ「へっ？」

穂乃果「両腕を大きく広げて！」ｶﾞﾊﾞｯ

穂乃果「にこちゃんゲットー！」ｶﾞｼｲｯ

にこ「わっ！？ ちょ、ちょっと…なにすんのよ…！」

穂乃果「暴れちゃダメだよお！」ｷﾞｭｰ

穂乃果「このまま離さずに、穂乃果のおうちまで連れ込めばゲームクリアー！」ｽﾞﾙｽﾞﾙ

にこ「わー！ 恥ずかしいからやめてー！///」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

ハイパー ジャン ボ寝そべりぬ いぐるみ矢澤に こ『……』


〜〜

絵里「でねー、亜里沙ったら…」ﾃｸﾃｸ

希「へえー、そりゃ驚いたわー」ｱﾊﾊ

希「……ん？ あれは…」

穂乃果「ういーんういーん…」ﾋﾟｯﾀﾘ

にこ「あー恥ずかし…///」ｹﾞｯｿﾘ

絵里「穂乃果、にこ！ …なにしてるの？」

希「見るからに面白そうなことしとるね」

穂乃果「あっ、絵里ちゃん、希ちゃん！」

にこ「げっ！ 面倒なのが…」


にこ「穂乃果ー！ 離しなさいー！」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

穂乃果「だめー！ にこちゃんは穂乃果がゲットしたのー！」ﾓｷﾞｭｰ

絵里「あら、お邪魔しちゃったかしら？」ｸｽｸｽ

希「ごゆっくりー」ﾌﾘﾌﾘ

穂乃果「うん！ 穂乃果がんばる！」

にこ「あーもう最悪…」ﾊｧ…

絵里「うふふ…」

希「あはは…」


〜〜

穂乃果「穂乃果のお部屋にとうちゃくー！ ゲームクリアー！」ﾜｰ

にこ「死ぬほど恥ずかしかったわ…」ｸﾞﾃﾞｰ

にこ「…で？ なんでにこじゃなくて穂乃果の家に連れてきたわけ？」

穂乃果「うん！」

穂乃果「にこちゃん、ちょっとうつ伏せで穂乃果のベッドに寝てもらえる？」

にこ「え？ …こう…？」ｺﾞﾛﾝ

穂乃果「それで、頭はこっち向けて…。両腕は前に伸ばして！」ｸﾞｲｯ

にこ「えーと…。…ん？ この体勢ってもしかして…」

穂乃果「そう！ いい感じ！」ｷﾞｼ…

にこ「ひゃ！？ か、顔が近い…！」


にこ「いきなり隣に寝て…なんのつもりよ…！」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

穂乃果「えへへ…♪」

穂乃果「にこちゃんのぬいぐるみは取れなかったから…」

穂乃果「本物のにこちゃんをかわいがることにしたんだ！」ｷﾞｭｯ…

にこ「ええええっ！？///」

穂乃果「ぬいぐるみはもっと笑顔だったよー？ 笑って笑ってー♪」ﾑﾆﾑﾆ

にこ「うにゅうう…。やめなしゃいよお…！」ﾑﾆｭｰ

にこ「…そっ、それに大体…！ なんでにこがこんなことしなきゃいけないのよー！」

穂乃果「だって、穂乃果のほのほのクレーンゲームで、にこちゃんゲットしたし…」

にこ「そういう問題じゃないでしょーが！」


穂乃果「じゃあわかった！ 穂乃果が楽しんだ後は、ぬいぐるみの役を交代するってのはどう？ これで平等！」

にこ「…いや別に、見返りを求めてるわけでもなくて…」

にこ「……うー…」ﾑﾑﾑ…

にこ「……あーもう、わかったわよ！ いくらでもぬいぐるみごっこしてあげる！」

穂乃果「えっ？ ほんとに良いの？」

にこ「ほんとよ。…先輩ぶって大見得きったくせに、ぬいぐるみ取れなかったんだから…。これぐらいなら付き合ってあげるわよ」

穂乃果「わーい！」

にこ「へ、変なことはしないでよね…？」

穂乃果「大丈夫大丈夫！」ｽｯ…


穂乃果「まずはあ…。頭をなでなで〜♪」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

にこ「はう…」

穂乃果「にこちゃんの髪、さらさらで綺麗だね〜」ｻﾜ…

穂乃果「いい匂いだし…とっても良くお手入れできてる感じ！ 穂乃果ももっと見習わなきゃ！」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

にこ「こ、こうやって落ち着いて、穂乃果に髪を撫でられるのって…意外と初めてかも…」

にこ（…優しい手つきね…。…ママは忙しいし、私も年齢が年齢だから、こんな風に構ってもらえることも少ないし…）

にこ（それに私って、なんやかんやでμ'sのみんなに対しても意地張っちゃうから…）

にこ（素直にかわいがってもらうのって…なんか新鮮…///）ﾄﾞｷﾄﾞｷ…


穂乃果「よし！ 次は、えーっと…」

穂乃果「おてて繋ごう！」ﾆｷﾞﾆｷﾞ

にこ「な、なにそれ…」

穂乃果「えへへ〜♪ 穂乃果とにこちゃんは仲良し〜♪」ﾙﾝﾙﾝ

にこ「寝そべったまま手を繋ぐのって…なんか変な感覚ね…」

穂乃果「穂乃果とにこちゃんは、おてて繋いで〜…今日もおでかけ〜♪」ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ

穂乃果「今日はどこに行こうかな〜♪ にこちゃんが好きなところならどこでもいいよ〜♪」ｳｷｳｷ

にこ「突然なんか始まったし…」

穂乃果「沢山遊んで楽しかったね！ 明日もきっといい天気！」ﾒﾃﾞﾀｼﾒﾃﾞﾀｼ

にこ「と思ったらすぐ終わったし…」

穂乃果「にこちゃんと一緒に行きたいところが多すぎて、逆に思いつかなかったんだ！」ﾃﾍﾘﾝｺ

にこ「それは喜んでいいのかしら」




穂乃果「さて次はー…うーんと…」

穂乃果「頬ずりしちゃおーっと♪」ｽﾘｽﾘ

にこ「ひゃっ…！」

穂乃果「にこちゃんの頬っぺたぷにぷに〜♪」ﾑﾆﾑﾆ

にこ「か、顔が熱いぃ〜…」ﾑｷﾞｭｰ

穂乃果「にこちゃんはお肌もすべすべで綺麗だよね〜♪」ﾏｼﾞﾏｼﾞ

にこ「！？ …そ、そんな近くからじっくり見ないでよっ…！///」

穂乃果「ほえーっ…」ｼﾞｰｯ…

にこ「……」

穂乃果「…んー…」ｼﾞﾛｼﾞﾛ

にこ（…ど、どうすりゃいいのよ…）


にこ（……）

にこ（…穂乃果の方も…やっぱり整っててかわいらしい顔立ちよね…）

にこ（大きくてまん丸な眼に…無邪気な笑顔…）

にこ（…唇も、きれい…）

にこ（…それが今、にこがちょっと動いたら、触れちゃいそうな距離に…）

にこ（……）

にこ「…って！？ なに考えてんの私…！？///」ｶｧｧ…

穂乃果「？」


穂乃果「よーし！ 最後はあ…」

穂乃果「抱きしめて、一緒にお昼寝！」ｷﾞｭｰｯ

にこ「ひゃう…！？///」

にこ（ほ、穂乃果の抱きまくらにされちゃってる…）

にこ（体が密着して、顔も目の前にあって…）

にこ（穂乃果の吐息や体温を直に感じるわ…）

穂乃果「にこちゃん…あったかくて柔らかくて、いい匂い〜♪ 気持ちいい〜♪」ﾓｷﾞｭｰ

にこ（…そう言ってる穂乃果の方も…あったかくて、柔らかくて、いい匂い…）ｽﾝｽﾝ

にこ（やば…。…またちょっと…ドキドキしてきちゃったかも…）ｿﾜｿﾜ


穂乃果「おやすみなさーい♪」

にこ「…えっ…？ ほんとに寝るの？」

穂乃果「すやすや…」

にこ「寝つくの早っ」

にこ「……」

穂乃果「ぐーぐー…」ｽﾔｧ

にこ「…呑気な寝顔ねー…」

にこ「……見てると、こっちまで気が抜けちゃうわ…」ｳﾄｳﾄ

にこ「…ふあ〜ぁ…」

穂乃果「むにゃ〜…」

にこ「……すぅ…すぅ…」


〜〜

にこ「…はー、お昼寝したら疲れがとれたわ」ﾃｸﾃｸ

にこ「明日は学校だし…。帰ったら夕飯つくって、宿題もしなきゃね…。」

ﾄｰﾄﾞｹﾃｰｾｰﾂｰﾅｰｻｰﾆﾊｰ

にこ「……ん？ 私達の曲が流れてる…」ｷｮﾛｷｮﾛ

にこ「…と思ったら、ゲーセンのBGMか。そういえばここにもゲーセンがあったわね…」

にこ「……せっかくだから寄ってみようかしら」ﾄｺﾄｺ

ハイパージ ャンボ寝そべ りぬい ぐるみ高坂穂 乃果『……』ﾃﾞｰﾝ

にこ「……」

にこ「穂乃果のぬいぐるみだわ」


にこ「…この店だったら取れるかも…？ …台によって難易度は違うだろうし…」ﾁｬﾘｰﾝ

にこ「…はっ！ 無意識のうちにお金入れちゃったわ…！」

にこ「お金入れちゃったからには、やるしか…」ｳｲｰﾝｳｲｰﾝ…

にこ「…こうやって掴んで…」ｶﾞｼｯ…ｸﾞｸﾞｸﾞ…

にこ「……」ｸﾞｸﾞｸﾞｸﾞ…ﾎﾟﾄｯ…

ハイパー ジャンボ 寝そべり ぬいぐるみ 高坂穂乃果『……』ﾋｮｺｯ

にこ「……あれ？」

ハイパ ージャンボ寝 そべりぬい ぐるみ高坂穂乃 果『……』ﾊｼﾞﾒﾏｼﾃﾆｺﾁｬﾝ!

にこ「あっさり取れちゃった…」

ハイパージ ャンボ寝そ べりぬいぐ るみ高坂 穂乃果『……』ﾖﾛｼｸﾈ!

にこ「……」ﾓﾌﾓﾌ

ハイパージャン ボ寝そべりぬ いぐるみ高 坂穂乃果『……』ﾆｺﾆｺ

にこ「…どうしよう…」ﾓﾌﾓﾌ



〜〜

穂乃果「あー…にこちゃん帰っちゃったし…。暇だなあー…」ｺﾞﾛｺﾞﾛ

穂乃果「こんな時、ハイパー ジャンボ寝そべ りぬいぐるみ矢 澤にこちゃんがいれば…」ﾌﾟﾜﾌﾟﾜｰｵ

穂乃果『ちょっと穂乃果ー！ 隣に大銀河宇宙ナンバーワンアイドルのにこにーがいるってのに、なーに退屈そうにしてんのよ！』

穂乃果「わわっ！？ ただでさえちっちゃいにこちゃんが、もっとちっちゃくなっちゃった！？」

穂乃果『もうー！ なによそれ！ ちっちゃくて悪かったわねー！』

穂乃果「悪くないよ！ 穂乃果は…ちっちゃくて愛らしいにこちゃんが、大好きだから！」ｷﾞｭｯ…

穂乃果『も、もう…穂乃果ったら…///』

穂乃果「えへ、えへへ…///」ﾆﾍﾗ

穂乃果「……」

穂乃果「はあ…」


ｺﾀｴｰﾅｰｸｰﾃｲｰｲﾝﾀﾞﾜｰｶｰﾙｰｶﾗｰ

穂乃果「ん？ 電話だ…。…にこちゃんから！」ﾋﾟｯ

穂乃果「もしもしー、にこちゃん？」

にこ『穂乃果？ ちょっとさあ、どうしても振り付けで確認したい部分があるから…。今から公園まで来てくれない？』

穂乃果「えっ？ 良いけど…なんで私なの？ 海未ちゃんとか絵里ちゃんに訊いた方が…」

にこ『えっ？ あ、それは…』

にこ『と、とにかく早く来なさいよね！』ﾌﾞﾂｯ

穂乃果「？？？」


穂乃果「…まあいいや。にこちゃんからのお誘いだし…早く行こっと！」

ﾄﾞﾀﾄﾞﾀ

雪穂「あれ？ お姉ちゃん、今からお出かけ？」

穂乃果「すぐ戻るよー！」

雪穂「ふーん。気をつけてねー」

穂乃果「行ってきまーす！」


〜〜

穂乃果「あれれー？ 着いたけど誰もいないなー」

穂乃果「にこちゃーん？」ｷｮﾛｷｮﾛ

穂乃果「……」ﾎﾟﾂﾝ

穂乃果「うーん…」ｳﾛｳﾛ

穂乃果「さーびしーいなー…」

にこ「ぜぇ…ぜぇ…」ﾄﾞﾀﾄﾞﾀ

穂乃果「あっ、にこちゃん！」ﾊﾟｧｧ


にこ「遅れてごめん…。ちょっと…近道しようとして迷っちゃって…」

穂乃果「いーよいーよ！ にこちゃんも疲れたでしょ？ ちょっと休もう？」ｷﾞｭ…

にこ「ひゃ…！？///」ﾄﾞｷｨ

にこ「わ、私は大丈夫だから…。さっさと済ませましょ！」

穂乃果「む、無理しなくていいよお？」

にこ「してないわよ…！ …えーと、確認したかったところは、ここのステップのタイミングが…」

穂乃果「ああ、そこならわかるよ！ えっとね…」


〜〜

穂乃果「ただいまー」

雪穂「おかえりー。ほんとに早かったね」

穂乃果「うんっ！」ﾄｺﾄｺ

穂乃果「もうちょっとにこちゃんと一緒にいたかったけど…。にこちゃんにも家事とかあるし、仕方ないよね…」

穂乃果「ふあ〜あ…。…漫画でも読もっかなあ…」

ｶﾞﾁｬｯ…

ハイパー ジャンボ 寝そべりぬ いぐるみ 矢澤にこ『……』ﾃﾞｰﾝ

穂乃果「！！！」


穂乃果「こ、こここれはあ…！ 念願のお…！」

穂乃果「ハイパージャン ボ寝 そべりぬいぐるみ矢澤に こちゃん！」ﾄﾞｰﾝ

穂乃果「ふわああああ本物だあ！ すごい！ すごいよお！ にこちゃんが穂乃果のおうちにやってきたよお！」ｽﾘｽﾘﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

穂乃果「…でもなんで…？」ﾅﾃﾞ…

ﾄﾞﾀﾄﾞﾀ

穂乃果「雪穂ー！ にこちゃんがおうちにきたよー！」ｼﾞｬｰﾝ

雪穂「え？ なにそれ、ぬいぐるみ？」

穂乃果「雪穂がくれたの？」

雪穂「は？ 違うけど…。お姉ちゃんが自分で買ったんじゃないの？」

穂乃果「あれー？」


穂乃果「お母さん！ にこちゃんがおうちにきたよ！」

ほのママ「あら、かわいいぬいぐるみねー。どうしたの、それ？」

穂乃果「お母さんも違う…？ じゃあお父さん！」

ほのパパ「」No No

穂乃果「おっかしいなー…」

穂乃果「？？？」

穂乃果「……ま、いっか！」

穂乃果「これで今日から毎日…にこちゃんと一緒に寝られるね！」ﾓﾌﾓﾌ

ハイパージャ ンボ 寝そべりぬい ぐるみ矢 澤にこ『……』

穂乃果「えへへ〜♪ にこちゃん大好き〜///」ﾓｷﾞｭｰ

ﾊﾟﾀﾝ…


雪穂「……」

雪穂「……」ﾋﾟﾎﾟﾊﾟ

雪穂「もしもしー？ …はい、上手くいきましたよー」

雪穂「いや、そんな…。私はなにもしてないですよー…」

雪穂「ただ、あなたから預かったぬいぐるみを部屋に置いてきて、知らんぷりしただけなんで…」

雪穂「むしろ、お姉ちゃんが喜んでくれて…。私の方がお礼を言いたいです。…ありがとうございます」

雪穂「はい…」

雪穂「…お馬鹿な姉ですけど…これからもどうかよろしくお願いしますね」ﾋﾟｯ…


〜〜

にこ「……」ﾌｩ…

にこ「…まったく、あんたはほんとに世話が焼けるわよねー」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

ハイパー ジャンボ 寝そべりぬいぐるみ高坂穂乃 果『……』

にこ「……このにこにーからのプレゼントなんだから…。…感謝、しなさいよね…」ﾅﾃﾞ…

ハイパージャ ンボ寝 そべり ぬいぐるみ高坂 穂乃果『……』

にこ「……」

にこ「…あんたのせいで、余計なお金使っちゃったんだからね…」

ハイ パージャン ボ寝そべりぬ いぐるみ高坂穂 乃果『……』

にこ「……」

にこ「このー！ なんとか言いなさいよー！」ﾓｷﾞｭｰ

ハ イパージャンボ寝そ べり ぬいぐ るみ高 坂穂乃果『……』


〜〜

翌日

穂乃果「それでね！ 帰ってきたらお部屋に、ハイパージ ャンボ 寝そべりぬいぐるみ 矢澤 にこちゃんがいて…」

穂乃果「すっごく嬉しくて…昨日は抱きしめて一緒に寝ちゃったよ！」

穂乃果「とっても柔らかくてあったかかった！」

にこ「へ、へえー…。良かったわね…」ｿﾜｿﾜ

穂乃果「えへへ…♪ 穂乃果、おうちでもにこちゃんと一緒にいられて…とっても幸せ！」

にこ「ま、本物のにこにーの方が何百倍もかわいいけど…。にこがいない時は、にこの代わりだと思って大事にしなさいよね」

穂乃果「うんっ！」

穂乃果「…ありがと、にこちゃん！」

にこ「…？ …なんでにこにお礼を言うわけ…？」

穂乃果「えへへ…」

穂乃果「にこちゃんには、いつも感謝してるからね…♪」

にこ「……」


にこ「ま、まあ当然よね…！ これからも、頼れる先輩であり、アイドルの鑑でもあるにこにーが、なんでも…」

海未「穂乃果ー、にこー、そろそろ練習を始めますよー」

穂乃果「はーい！」

にこ「おっけー」

凛「みんなー、遅れてごめーん！」ﾄﾞﾀﾊﾞﾀ

真姫「もう、待たされる方の身にもなりなさいよー」

穂乃果「…んー…？ 『待たされる』…？」


穂乃果「そうだ！ にこちゃん！」

にこ「ん？」

穂乃果「穂乃果が学校に来てる間…ハイパージャンボ寝そべりぬいぐるみ矢澤にこちゃんは一人ぼっちじゃん！ かわいそう！」

にこ「え？ ……まさか…」

穂乃果「穂乃果のぬいぐるみも、取りに行かなきゃ！」

にこ「えええーっ！？」


〜〜

ほのハウス

ハイパージャ ンボ寝そべり ぬい ぐるみ矢澤にこ『……』ﾃﾞｰﾝ

ハイ パー ジャンボ寝そ べりぬいぐるみ 高坂 穂乃果『……』ﾃﾞﾃﾞｰﾝ

穂乃果「おおおー！ これで大満足だよお！ にこちゃん、ほんとにありがとう！」

穂乃果「にこちゃんって本当にクレーンゲーム得意だったんだね！ すごいよ！」

にこ「と、当然じゃない…！ これで見直した？」

穂乃果「えへへ…♪ こうして並べて飾ってると…。二人ともとっても仲良しさんに見えるね！」

穂乃果「…まるで、本物の穂乃果とにこちゃんみたい！」ﾓｷﾞｭｰ

にこ「わっ…！？///」ﾄﾞｷｯ


にこ「……」ﾁﾗﾘ

ハイパージ ャンボ寝そべ りぬいぐるみ矢澤に こ『……』ﾆｯｺﾘ

ハイパー ジャン ボ寝そべ りぬい ぐるみ高坂穂乃果『……』ﾆｺﾆｺ

穂乃果「この子達も、お互い一緒にいられて嬉しそう！」

にこ「そ、そうね…」

にこ（……にこも、これぐらい素直で無邪気に笑えたらなあ…）ﾊｧ…

穂乃果「……んー…」ｳｰﾝ


穂乃果「…あっ！ なんかさあ…。こうして見てると、この子達…」

にこ「ん？」

穂乃果「にこちゃんと穂乃果の子供にも見えるね！」

にこ「ばっ…！？ な、なに言って…！///」

ハイパージャン ボ寝そべりぬい ぐる み矢澤にこ『……』ﾏﾏｰ

ハイ パージャンボ寝 そべ りぬいぐ るみ高坂穂乃果『……』ﾏﾏｰ

にこ「う…うう…///」ｶｧｧ…

にこ「…そ、そろそろ…！ 妹達が心配するだろうし、帰るわ！」ｽｸｯ

穂乃果「えっ？ うん、わかった！」

にこ「んじゃーね！ また明日…」

穂乃果「……あっ、にこちゃん！」


穂乃果「…忘れ物だよ！」

にこ「へ？ なにが…」ｸﾙｯ…

ﾁｭｯ…

にこ「〜〜〜〜ッ！？///」

穂乃果「…行ってらっしゃいの、ちゅう♪」

にこ「は、はわわわわわわ…！///」

穂乃果「…なんてね！」

穂乃果「昨日も、今日も、ほんとにありがとう！」

穂乃果「…また、明日ね！」ﾆｺｯ

ハイパ ージャン ボ寝そべり ぬいぐ るみ矢澤にこ『……』

ハイパージ ャンボ寝そべ りぬい ぐるみ高坂穂 乃果『……』


ﾊﾟﾀﾝ…

にこ「な、なによこの状況…！」

にこ「穂乃果に…キス…されちゃった…///」ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ

にこ「…そ、それに…。…ぬいぐるみのこと…穂乃果とにこの子供…とか言われちゃったし…///」

にこ「…そういえば、うちにはまだぬいぐるみ…一人しかいないんだったわね…」

にこ「……」

にこ「……も、もう出費なんか気にしてられないわ！」ﾀﾞｯ

にこ「ゲーセンに直行にこー！」ｳｵｵｰ


おわり
ﾊﾉｹﾁｪﾝお誕生日おめでとう