西ヨーロッパの小さな国、ルクセンブルク在住の日本人による生活情報まとめです。暮らし・旅行・観光に役立つあれこれ、載せていきます。

ルクセンブルクで車を運転する

こちらにはルクセンブルクで車を運転するうえで
最低限知っておくべきルールをまとめます。
ちなみにフランス・ベルギー・オランダ・ドイツとほぼ同じなので、
そちらでの運転経験があればそんなに困る事は無いと思います。

ルクセンブルクで日本の免許は使えるの?

ルクセンブルクはジュネーブ条約加盟国なので、日本で発行された
「国外運転免許証」(いわゆる国際免許)があれば運転することができます。
ちなみにフランス・ベルギー・オランダ・ドイツも同様に
国外運転免許証を持っていれば運転できます。
(厳密にはドイツはジュネーブ条約加盟国ではないですが)

ただし免許の有効期限は1年(ドイツは半年)なので
それ以上滞在する場合は再申請or現地の免許取得手続きを
忘れずにしましょう!

ルクセンブルク自動車運転免許証への切り替え方法等については
こちらの在ルクセンブルク日本大使館のサイトをどうぞ。
http://www.lu.emb-japan.go.jp/japanese/ryoji/kotu/...

ルクセンブルクの道路交通法「Code de la Route」

日本で言うところの道路交通法はフランス語だと「Code de la Route」になるのですが
ルクセンブルクの法律は下記サイトからPDF等で確認することができます。(フランス語)
http://www.legilux.public.lu/leg/textescoordonnes/...
道路標識はP185以降にあります。

基本のルール

・車の運転は18歳から。
・運転者は有効な運転免許証を携帯する必要があります。
・道路は右側通行です。(日本と逆です)
・市街地域においては白と黄色の菱形の道路標識による特別な指示がない限り、
 常に「右から来る車」が優先です。
 自分が直進する道路に右から合流する車がいれば、こちらが停止します。
・夜間や視界が悪い際、郊外エリアではヘッドライトをフルビーム点灯するのが義務です。
 街灯のない場所であれば走行ビームを点灯する必要があります。
・冬季は冬用タイヤの使用が義務です。
 ルクセンブルクを走ることができるタイヤのタイプは「M&S」「MS」「M+S」のどれかです。
 まあ現地で入手する車であれば、ふつうはそのどれかが装備されているはずです。
 ちなみに「M」がMud(泥)対応で、「S」がSnow(雪)対応です。

減点制

運転免許ははじめに残高12点の状態でスタートです。
違反があるごとに減点され、残高0点になると免許停止となります。
また、3年間無違反だった場合は最大3点まで引き継ぐことが出来ます。

下記の在ルクセンブルク日本大使館のサイトを必ず!!読んでおきましょう。
各種交通違反の主な反則金の金額・違反点数についてまとまっています。
http://www.lu.emb-japan.go.jp/japanese/ryoji/kotu/...

速度制限

・歩行者用エリア/一部住宅地:20Km/h
・標識で示された住宅地:30Km/h
・市街エリア:50Km/h
・郊外エリア:90Km/h
・高速道路:晴天時は130Km/h、雨天時110Km/h
 (トラックなど大型車はこれより遅い制限速度になります)
基本は道路脇に立っている標識に従ってください。
速度違反には罰金が科せられます。

飲酒運転

血中アルコール濃度が0.5%(呼気1リットル中のアルコール濃度が0.25mg)
以上の状態で運転するのは違法です。罰金および減点、場合によっては収監されます。

実際に車両を運転する際は

以下のものも所持する義務があります。
・有効な写真付きの運転免許証(運転免許に写真が無い場合、写真付きの身分証またはパスポートが必要)
・車両の登録書類
・車両の路上使用適格性を示す証明書
・車両保険の証明書
・三角表示板(事故・故障時用)
・視認性の高いベスト(事故・故障時用)
・道路税支払証明書(フロントガラスに掲示します。vignetteとも言う小さいラベルです。)

シートベルトとチャイルドシート

・シートベルトは後部座席も含め、全ての成人乗員が着用する必要があります。
・3歳未満の子供は、体格に合った適切なチャイルドシートに座らせます。
・3歳〜18歳の身長1.5m以下の子供は座席に正しく座らせておく必要があります。
 上記年齢であっても身長1.5m以上であればシートベルトの着用が義務です。

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

Menu

メニュー

Wiki内検索

メンバーのみ編集できます