ビジネスメールの書き方 - いきなり反対せず、まずは肯定しよう
メールでも、対面の会話でも、いきなり意見を否定されると気分を害してしまいます。相手と意見が違ったり、別の考えを持ったりすること自体は間違いではありません。しかし、相手の意見を尊重しない姿勢は間違った対応です。

[例文1]のように、提案に対して、いきなり対案を述べると、相手は傷つきます。自分の提案した意見が「悪いと思われた」と感じるからです。もし相手を必要以上に傷つけたくないのであれば、[例文2]のように、提案に対して、まずは肯定的な返事を書くとよいでしょう。肯定的な返事をすることで、意見が尊重してもらっている伝わるので、いきなり反対されるよりも、受け容れやすくなります。


[例文1]
> 明日の会議は11時から開催したいと思います。
> ご出席のほどお願いいたします。

会議の開催は10時もしくは14時からにしてはいかがでしょうか。
11時から会議を始めると昼休みにずれ込む可能性があるので。


[例文2]
> 明日の会議は11時から開催したいと思います。
> ご出席のほどお願いいたします。

会議の周知、ありがとうございます。
会議の開催は10時もしくは14時からにしてはいかがでしょうか。
11時から会議を始めると昼休みにずれ込む可能性があるので。

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