マイソフの創作と資料とチラシの置き場です。

ミリタリ関係

Q:私は語学力も欧文資料もないので、マイナーな資料を出版して出版社といっしょに莫大な借金をする夢が果たせません。せめて資料を買いまくって莫大な借金をしようと思うのですが注文する方法すら分かりません。どうしたらいいでしょうか。

A:それは感心なお心がけですね。

 じつはこの記事は「欧州戦記資料」でも極初期のもので、『ラスト・オブ・カンプフグルッペ』がまだ1冊しかなかった頃でした。専門書店への発注がアマゾンの巨大データベースに呑まれていく前の時期だったので、そういうこと(最近はアマゾンというものがあってねとか)を当時書いていました。今思えばいくつかの日本業者が「洋書取り扱い開始!!」と宣伝するので発注しようとすると、海外提携先のデータベースにいわゆるベストセラー本しか載っておらず、「おまいら日本で(和書がないので)洋書を買うのがどういう層かわかっとんのかゴルア」ということもありました。もちろんそういう業者はもう跡形もないので念仏しかありません。

 ドイツ語書籍については基本的にamazon.deを使っています。「ドイツ語→英語」のGoogle自動翻訳を使えばだいたい何を言っているのかわかりますし、操作系はamazon.co.jpと同じなのでだいたい見当がつきます。というよりamazon.deが使えるまで非英語圏との直取引はできませんでしたね。

 細かいことを言うと、「amazon(kindle)には登録されていないがGoogle Playには登録されているミリタリ・戦史電子書籍」はときどきあります。

 次は古書の世界です。Amazonにも古書店が出品していて、やや高めですが絶版古書も見つかります。amazon.co.jpにない図書がamazon.comにあることもよくありますが、internatinal shipmentをしていない書店もありますので注意。「日本へのお届け予定時期」が表示されないのは、日本向けに送ってくれない古書店です。宛先を入力して決済しようとした直後にエラーメッセージが出たら、だいたいこの問題です。

 古書で悪質なトラブルに遭ったことはありませんが、中古CDを買ったときケースの状態がえらい悪かったことがあって、調べてみると同様のクレームが評価欄に相当数ありました。いろいろ評価欄操作の方法はありますが、特定の具体的な問題が集中していないか、評価欄を読んでみたほうがいいですね。

 オンライン古書店のAbebooksはamazonの子会社ですがこっちに探し物があることもあります。

 Helionはイギリスの軍事に強い出版社兼書店で、品揃えがアマゾンなどと違います。eBookの中にはPDF版があるものもあります。

 http://stonebooks.com/はミリタリ出版情報兼データベースで、まだ元気に活動中です。画面全体を複数のテーブルで構成し、ソースを読んでも何のツールのクレジットもないという漢のページというか、まあ今さら修正しきれないんでしょう。わかります(もらい泣き)。

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