ニコル・ボーラス

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経歴

出展：マジック：ザ・ギャザリング
初出：ダイスで剣と魔法の修羅の国その５

人物

《原初の竜王》の長子にして、『一つの魔剣』の鋳造者。《最古の邪悪》、《最強最古》、《オールドキングの長兄》。
己の欲望のために『一つの魔剣』を建造し、人を唆して魔剣による混乱を齎した、言い逃れ不可能の諸悪の根源。全ての元凶。
最終的にアルトリアの手で魔剣による因果応報剣を受けて敗北。しかし長い時を経て力を蓄え神の視点を得た後、AM世界にて邪悪マスコット沙条愛歌として復活した。

完全無欠の造物主（父）が自害したことを疑問に思い、亡骸の一部を捕食。
その記憶と知識の一部を取り込んでしまった唯一の竜王。*1
- だが既に崩壊した造物主から得られたは知識は、あくまで断片的なものに過ぎず、
  不完全だったそれらを完全なものにするため、“父”の同類がこの世界に流れてくるように「目印」を点した。
- そうして現れたのが後に“十三始祖”と呼ばれる者達であり、彼らと取引をした事で得た魔導の秘儀により、彼女（？）は神にも等しい最強最古の竜王へと変貌した。
二十の“原初の竜王(オールドキング)”の一柱。その長子。*2
最終目的は「あの夜空の向こうには、一体何があるのかを見たい」。星々を越えた、更にその先。
魔剣世界とはまったく異なる場所には、一体何があるのかを知りたいという知的欲求を満たすことが願い。
- 曰く「“父”は一体何処の地からやって来たのか。それ以外の場所は？何があるのか。何が待っているのか。私はそれを、自分自身で確かめたい。」
- 一つの魔剣は竜王を殺しその魂を回収するためのアイテム（燃料保管庫）。他の竜王たちは目的達成のための燃料扱い、なおシースは弱すぎて燃料にすらならないので眼中にない。

妹（姉）を非常に大事にしており性的に手を出す程、どしがたいレズ。
- 暇だった(竜)頃は彼女をこんな風にいじめていた。
- 親しい（と認めた）相手（女）にはセクハラ（太もも）をしてくる。通称ペットロス（シース）の症状
アルトリアに倒された事がトラウマになっており彼女のような例外を警戒した結果、以降は表には出ず裏で暗躍を続ける方針に変更
- 子孫は特に警戒対象のため、魔剣の所在を知るにもかかわらず手が出せないでいる。
体と魂の大半を魔剣に喰われたせいか、「記憶」と「大切な何か」を忘れていて、取り返しがつかない妄念その物に退化。

＜十二英傑時代一般帝国英雄アカザ殿＞アフターアカザ

手駒である教団を造りだし、彼らに＜永劫英雄＞の術式などを与えてからは干渉を行わず傍観に徹していた。
物語終盤で猗窩座一行の始末に動いた主星がナザリックを強襲。
この機に乗じて彼が封印した”魔剣”の情報をアインズから奪うため彼とカリオストロの前に現れる。
アインズに事を話した途端に笑われライバル視する次元間移動者から挑発される屈辱を受けて魔剣の事も忘れ、沸点が頂点に達し火山噴火の如く怒り抹殺行動に移す。
”最強最古”の名にふさわしい力でアインズとカリオストロを圧倒し消滅寸前まで追い詰めるも、まさかの乱入者によりダメージを負う。
その隙をつかれ内側からは脱出不可能の封印術式に落とされる。
封印は外部からの干渉がなければ絶対に解けないが、魔剣から解放された「彼」が現れ共にどこかへ去っていった。

一般帝国英雄アカザ殿（それ以外も含め）　使用魔法・技（注・ネタバレ）

《最古の魔導》

造物主の記憶と始祖達から吸収した知識、更に悠久の時を研鑽に費やすことでその秘儀は神の域に達した。
大魔術、発動を兆候も無しに発動させ、更に数十に並行発動させて一つ一つに意味を持たせ強力化してくる、尚且つ連発してくるほどに魔導を掌握している。
その技量は小手調べですら《開闢》の目を以てしても完全には推し量れず、他の《古の竜王》は愚か、《十三始祖》の中にも同じ真似を出来る者は絶無。
アインズとカリオストロと知識の量は同じだが《原初の竜王》はその存在自体が魔導の究極であり、それを合せた地力と神秘の差には誰もかなわない。
アイゼン曰く「《最強最古》、我らが《父》に次ぐ威光を持つ奴の前ではあの《五大》共すら霞んでしまう。」

ネタ回では大英雄(精霊英雄)＝戦力値１２０～１５０、竜王(原初)＝戦力値２００に対し、ボーラスの戦力値は３００

《流星》ミーティア

ボーラスの十八番、サイズは町のビル群を数件覆う大きさであり。
《学院》では禁呪指定がかかり詳細な書物は保管されるほど、
本来は相応の準備と時間が必要な儀式魔術での大魔術。
当の本人は「小石」呼ばわり。

《魂の創生》

自身の鱗（素材）から精巧な人型亜竜を創り出すことが可能。
自身の魂を分解・再構築した経験から生まれた能力。
この業は恐らく世界でボーラスしか行えない。

ＡＭの＜三大魔王＞達のアジ・ダハーカの邪竜は母ティヤマトと同じ「魂の分裂」系統に属し、ジャンヌ・オルタの咎人でさえ死人の呼び出しに過ぎない。
造った亜竜はどれも優れた者ばかり。例：泰こころ、命令者（ホワイト）、ヴェールヌイ

《竜王の吐息》ドラゴンブレス

又の名を《熱核の吐息（フレア）》、
二十の《原初の竜王》の中でも最強クラスの威力を誇り、魔導以上のノーモーションかつ認識し難い速さで吹き飛ばして来る。
必ずしも口から放つ必要は無く指先一つで発動可能

《次元間移動者》プレインズウォーカー

通称「究極の到達点」
この世界の《座標》を見出した父の後を追い、無から有を生み出す事が出来き「神の如き者」能力を得る。
詳細は不明だが《創界》から察するに《星》に関するものだと思われる。

《創界》：《竜星の中庭》ミーティアル・ガーデン

《創界》プレインズウォーカーが使える自らにとって都合の良い「世界」を創り出し法則を支配する神の如き権能。
ニコル＝ボーラスの操る《創界》能力。
それは無限に広がる「星空」を内包する世界であり、ボーラスはそれらの「星」をすべて己の意思一つで自在とする。
単純な「流星群」での質量攻撃は勿論、自分の好きな「天体図」を描く事で、空一面を魔法陣として大規模儀式魔術を
望むままに発動できる。

《流星》と同規模の隕石落下を複数同時に落下。
月のサイズの隕石を落す。（エムラ越え。）
《天墜》の発動。

《天墜》

《創界》限定の奥義、
全天球の星々で立体型積層魔法陣を構築し、《熱核の吐息》を数百倍まで増幅した最強の一撃。
まともに使うと大陸が吹っ飛ぶレベル。

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