例の饅頭がCoC卓を立てた時用の思いついたネタなどを保管するページ。

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概要

これらは、メタ的には何かしらのフックや便利キャラ的なものになるかと考えて作成した。
使う場合は自由に設定を変更・追加・削除したり、超自然的存在との関わりは如何程かを決めてもいいだろう。
勿論、いずれも使わない事にしても良い。

経津組

へるつぐみと読む。
関東一帯の裏社会を牛耳る暴力団の一次団体で、亜月市に本部を置いている。
構成員の数は万単位にも及び、警察も中々手が出せていない。
……と言うよりは、国の手が届かない裏社会の自警団的な一面や、フロント企業の経済効果も相まって黙認されている状態と言った方が近い。
ただし個人単位での逮捕者はよく出ており、決して潔白とは言えないことに注意。

オラついたチンピラ(語源)が夜宵町によく出張っているらしい。

経津建設

経津組の隠れ蓑である会社の内一つで、所謂(?)フロント企業。
亜月市の月見大橋を作ったのもこの経津建設であり、影響力の大きさが伺える。

モスキート

世界的に暗躍する武器密輸組織。
この名は正式なものではなく、俗称されているもの。
民間に出回る武器や兵器の類は大抵この組織が日本へ輸出入している。
末端の構成員は普通の店に偽装しつつ一般人向けにブラックマーケットなどを経営していたり、結構悪質。
特に亜月市においては数多くの武器屋が存在し、今尚増え続けている。
警察はそういった者達を検挙しつつ上層部も叩こうとしているらしいが、組織名や簡単な構造すら判明しない位に上手く隠れる為中々尻尾が掴めずにいるらしい。
この通り名はそんな「一匹ずつ潰しても減るどころか増えるしどこに巣があるのか分からない」といった蚊のようなイメージから名付けられた。

闇武器屋

亜月市および世界各地に存在する闇武器屋で、モスキートの末端構成員が経営している。
場所と店ごとの合言葉さえ分かれば誰でも利用する事が出来る上、品揃えはブラスナックルからマシンガンまでと幅広く、しかも殆どが純正である為かなり良質な武器屋となっている。
社会的には悪質極まりないが。

更にそれらの武器は、物にもよるが多くは一般人にも手が届く値段で売られ、暴力団にもよく利用されている。
これにより、シナリオ中においては探索者達の心強い味方となってくれるだろう。
ただし、殆どの武器屋は連射可能な銃器など火力の高いものは犯罪組織などの所謂「お得意様」にしか売っていない。
そういうものを無闇矢鱈に使われると摘発の可能性が増してしまうのだとか。

本部組織と同じく好きな名前を付けてシナリオに登場させよう。
武器カスタム
武器をカスタムしてもらえるオプションもあり、威力を増やしたりアタッチメントの販売及び取り付けも行ってくれる(持ち込みも可)。
本体を安く提供している分、こういったオプションは少々お高めに設定されている。
KPによってはそれを理由に何らかの金銭的ペナルティを課しても良いかもしれない。
その時は<値切り>や<信用>といった技能も使えるようにすると良い塩梅になるだろう。

以下にそれぞれのカスタムの例を記載。
これ以外にも何か思いつけば提案してみるといいだろう。
カスタム内容効果説明
威力強化最大耐久力-5(最低1)
ダメージ+1d3or+1※
不可逆
釘を打ち込むなど、様々な加工を施す。近接武器のみ
KPが強化手段を思いつかず、PLからも提案出来ない場合は不可
※素手系武器(ブラスナックルや安全靴など)は耐久減少無し&固定値+1
照準器/肩撃ち系(6版)[スコープ倍率/2]の値分射程に倍率がかかる
3倍なら射程*1.5、4倍なら*2など
例外として2倍スコープは*1.25となる
スコープなどを取り付ける事で遠くのターゲットを狙えるようにする。
腰撃ち系と同時に効果を発揮する事が出来ない(装着は可)。
照準器/肩撃ち系(7版)長射程までがレギュラー成功範囲内となる
照準器/腰撃ち系(6版)成功率+20% または
未照準ペナ無効化(基本p69準拠)
レーザーサイトなどを取り付け、狙いの正確化を図る。
肩撃ち系と同時に効果を発揮する事が出来ない(装着は可)。
二つの効果は通常時・未照準時に切り替わる。
照準器/腰撃ち系(7版)ボーナスダイス+1
切り詰め成功率+5%
射程半分(端数切り捨て)
不可逆
ショットガンの銃床や銃身を切り詰めて取り回しを良くする。所謂ソードオフ。
散弾がより広がることで、射程を犠牲に命中しやすくなる。
その他、隠しやすくなったりなどの副次効果を認めても良い。
これは饅頭卓における裁定の一例に過ぎない為、これらの加工を施した武器を他KPの卓へ持ち込んだ場合にも同じ扱いになるとは限らない事を留意しておくこと。
威力強化に至ってはイレギュラー的な武器と化すので、そもそも饅頭卓でしか使えない可能性が高い。

OGMI-HD

様々な事業に手を伸ばしている「尾組おぐみグループ」の総本山たる大企業。
現在の上層部は超自然的な現象や存在を認識しており、それを利用して新たな製品を開発しようとしている。
その高度な科学技術から、ミ=ゴ辺りとの繋がりが予想できるだろう。
佐比売党とか。

傘下組織は日夜非合法的な研究を行っている事も多く、大規模な事故を起こす事もしばしばあるが、何故か問題は明るみに出ない。
政府やマスコミ、あるいはそれらの一部と癒着しているのだろうか?
あるいは魔術などを利用して証拠隠滅を図っているのかもしれない。

ここではそんな、大体害悪ポジションな尾組グループに属する企業のごく一部を紹介する。

尾組重工

主に工業製品を生産しており、中でも軍事・兵器関係をメインに活動している。
歩兵用の火器といったものもあるが、それよりは戦車などの比較的大規模なものを得意とする。
既に超自然的な技術をいくつか身に着け、神話生物の兵器化をも目論んでいるらしいが、今の所その殆どが失敗に終わっているようだ。

Regenschirmレーゲンシルム

尾組グループ傘下の製薬会社。
薬品など化学的なものやバイオテクノロジー的なものを開発し、取り扱っている。
亜月市では各種ハーブを利用した薬品を製造している。

実はハーブ自体がこの企業に生み出されたのではないかとも噂されているが、そうであれば彼らの超自然的製品開発の数少ない成功例であると言える。

尾組電力

尾組グループの中では比較的潔白な企業。
発電などで街の電力を担ったりしている。

Last Stand

LASTと略される。
不幸にも超自然的なものに触れてしまった者たち……すなわち、探索者と同じ境遇の者たちによって構成される抗神組織。
この名前は「人類にとっての最後の砦」とか「絶望の中でも抗い続ける」といった意味で付けられ、邪悪な魔術師や神話生物の企みを阻止する為に暗躍している。
その内容として直接の行動はもちろんのこと、それらを少しでも有利に進めるために魔術や神話生物の研究などを行ったり、武器の密輸等に手を染めることもある。
規模は多くの国に支部を置くほどに大きい一方で、そのどれからも認可されていない非公認組織であり、表向きは企業として実態を隠している。
ただし個人レベルでは各国の要人との繋がりがあるらしく、彼らの協力を得ることで法の手を逃れる事が出来ているらしい。

上述の通り非公認のこの組織だが、犯罪組織扱いは避けなければならないため、例えば神話生物との関わりがある村に武力を以て攻め込む……といった強硬な手段は中々取れないようだ。
……正気の世界を守るためには法を犯しても仕方がないとするスタンスだし、そんな実態を隠すやり口(フロント企業)が完全にヤクザのそれなので、犯罪組織と言ってもあながち間違いではないのだが。

クラス

計5段階のクラス(階級)が存在する。
厳密には後ろに“-line”が付くのが正式名称だが、会話などで普通に呼ぶ時は単にAクラスなどと呼ばれる事が多い。
A-line
最も位が低く、最も人数が多い一般兵ポジションのクラス。
超自然との遭遇の経験を除けば一般人と何ら変わりのない者が殆どで、通学や通勤など至って普通の日常を過ごしている。
兵士として動くというよりは、「周りに相談できない事を共有できる場」として所属している事が多い。
組織も彼らには活動を強制しないが、とは言え非常時には招集されることもあるだろう。
B-line
A-lineよりは少ないが、それでも結構な人数が居る。
上記の内、より本格的に抗神組織の一員として動く意思のある者達がこのクラス以上に昇格される。
元の生活と兼ねてやっている者もいるが、大抵はLaStのフロント企業に所属し、専業としていることだろう。
C-line
数はそう多くないが、その一人一人が大抵のA-lineやB-lineとは一線を画す戦力である。
魔術をいくつか習得している者もおり、LaStの精鋭と言って良いだろう。
ここから上は明確に上官のような扱いをされる事も増える。
D-line
組織全体で数えても人数はかなり少ないが、その内全員に魔術やアーティファクトなど、超常的な力が備わっている。
A-lineやB-lineの常人達にとって、もはや彼らは畏怖すら覚える存在だろう。
幹部のような立ち位置であり、中規模の作戦の指揮は彼らが担う事が多い。

フロント企業の社長の名義はこの階級のメンバーの物である。
Z-line
最も位が高く、たった一人(あるいは数人)しかいない最高管理者。
ニックネームとしてZと呼ばれるが、個人情報について一切が明らかになっておらず、「高位の魔術師であり、既にヒトの寿命を超えて生きている」など様々な噂が囁かれる。
他メンバーの前に現れる事もあるものの、その姿すら魔術で創り上げられた仮の姿であるとも言われる。

既に正気は無いかそもそも人間ではないかのいずれかだと思われるが、その狂気の方向性は「人類を守護する」という面に向けられているため、人類に害を成すことはない。
ただし行動理念としては基本的に少数より多数を取る傾向にあり、人類のためになるのであれば容赦なく少数を切り捨てたり、時には自ら殺す事もあるだろう。
逆にその少数を生かした方が結果的に人類の存続に繋がると判断した場合は、多数を犠牲にする事もある。

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