例の饅頭がCoC卓を立てた時用の思いついたネタなどを保管するページ。

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回復系

救急箱

わりかし見慣れた救急箱。
応急手当に必要な道具が一通り揃っている。
<応急手当>や<医学>を振る時に「成功率+20%(6版) / ボーナスダイス+1(7版)」か「回復量+1」の効果を選んで適用できる。
使用するには片手に持っている必要がある。

下記ハーブや救急スプレーの使用判定に適用する事は出来ない。

四色ハーブ

グリーン・レッド・ブルー・イエローの四色のハーブ。
亜月市の各地に自生し、市民にも食材や薬草として親しまれている。
実は全て同種であり、成長具合によって色と成分(+それに伴う効能や味)が変わっていく。
西区にある専用の施設で栽培&量産されている他、街の至る所で植木鉢に植えられているのを見ることも出来る。
たまに薬効が無い事もあり、それは使用者の体調だとか環境によるものだと思われているが、詳細は未だ研究中(使えないシナリオの理由付け)。
現代では亜月市以外の地域にも広く受け入れられ始めている様子も見られる。

以下はその種類と効果を記したもの。
戦闘中は<応急手当>か<DEX*5>(7版は<DEX>)で判定し、成功した場合に効果が現れる。
失敗した場合でも消費はされない。
グリーンハーブ
成長具合は一番若く量産が効く為、四色の中で一番メジャーとなっているハーブ。
味はミントの爽やかな香りに仄かな甘味が加わったようなもので、一般的にはお菓子などの料理に使われている。
摂取すると傷の治癒や疲労回復、精神の安定といった効果をもたらしてくれる為、薬としても使われる。

食べたり患部に塗ったりすると即座にHPが1d3、正気度が1回復し、精神分析と同等の効果を得る事が出来る。
レッドハーブ
成熟したハーブ。
特に味は無いが、固有の辛味成分が含まれ、主に香辛料としてよく使われる。
痛みを和らげてくれるので鎮痛剤としても使われる他、グリーンハーブと調合する事によって治癒効果を向上させる事が出来る。

グリーンハーブとレッドハーブをすり潰して調合すると、HP回復量が最大値の半分(端数切り上げ、最低5)に、正気度回復量が3に強化される。
調合に技能や判定は必要無いが、適切な道具が必要。
単体で食べた場合はピリっとする。
ブルーハーブ
老成したハーブ。
苦いながら風味も確かにある奥深い味が特徴。
その為、コーヒーや紅茶の代わりにこれのハーブティーを飲む者も多い。
毒消し効果があり、少なくとも人類が発見済みの毒素であれば軽減してくれるだろう。
煮込んだりするとある程度の旨味も出るらしく、しょっぱい系の料理にも使われたりする。
これらの性質から、「味は美味しいけど毒があるキノコ」等と一緒に調理して食べるという危険な行為がキノコ愛好家の間で流行った事もあった。
しかし案の定そこそこの数の死者が出ているので、真似はしない方が賢明だろう。
ただし、一部資格を得た調理師(フグみたいな)がそういった料理を提供する店もあり、そちらは割とゲテモノ的な名物になっている。

カフェインも割と豊富に含まれているので、過剰摂取はしないように心がけよう。
……毒で死ぬよりは遥かにマシだが。

食べたり患部に塗ったりすると、体内の毒をPOT値に関わらず解消する事が出来る。
人類が未発見の毒素(神話生物の毒など)に効くかどうかはKPの判断による。
イエローハーブ
非常にレアであり、栽培以外(つまり天然)では滅多に見られない。
無味無臭なので料理には使えないが身体能力の一時的な向上効果が見込め、体力増強剤として重宝されている。
ただしその効果は所謂ドーピング効果を持つ成分から来るものであり、摂取し過ぎると副作用も出てくる為多用は厳禁。

グリーンからレッドに成長する途中、何らかの原因で段階の進行が止まったものだとする説がある。
その説は概ね正しいようで、殆どのイエローハーブは他三色よりも大きく育っている事が多い。
2010年代後半に入ってからは研究が進み、他の色に遅れて栽培・量産化に成功した。

食べると、1d6を一回振って出た目の分だけ一時的にSTR,DEX,CONが上昇する(それに伴いHP・db・回避も変動)。
これは一度につき3Rだけ持続する。

1度に2つ以上使用する事で副作用が現れるが、内容やその継続期間などはKPが適切だと思うものを適用する(ルルブの毒の表から選んでもいい)。
また、1度に3つ使用した場合は[素の値のCON*4]に成功しないと衰弱死する。
1日に合計4つ摂取した場合、ダイスロールの余地も無く衰弱死する(効果時間が切れてから死亡するなどの猶予はあってもいい)。
これは傷ではないのでグリーンハーブによる回復も出来ないし、毒の効果でもないのでブルーハーブによる治療も出来ない。
勿論<応急手当>も不可能だが、<医学>なら「一命は取り留めたが、そのシナリオ中はまともに動けそうにない」という所まで軽減出来る事にしても良い。

救急スプレー

グリーンハーブの回復成分を凝縮したスプレー。
Regenschirmが開発したものであり、医療現場などに提供されている他、他社でも安価で比較的数の揃いやすい類似品が製造されている。
しかし需要に対して供給が少ないため、貴重品となっている。
少なくとも一般の薬局などでは相当なレア物だろう。

ハーブ同様戦闘中は<応急手当>か<DEX*5>(7版は<DEX>)の判定に成功する事により使用可能。
内容物を吸い込む(噴射物が粘膜に触れる)とHPを2d6+6回復してくれる。
効果が強いので、PCに与える場合は慎重に。

総じて使い切りが前提である。
類似品
カニに対するカニカマみたいなもの。
ただし、別々の良さがあるそれらとは違って完全に廉価版である。
基本的に他社が作っているという事もあり、色んな意味でコピーが難しいのだろう。

よって本物よりは手に入れやすいものの、回復量が2d3+3に下がる上にグリーンハーブの爽やかな香りが殆ど死んでて薬品臭い。
保健室を凝縮したような香りがする。
……が、人によってはこっちの方が好みかもしれない。
やっぱりカニカマじゃないか。

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