例の饅頭がCoC卓を立てた時用の思いついたネタなどを保管するページ。

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前書き

恐らく分かる人には分かるだろうが、このシリーズはバイオハザードのオマージュである。
なので一部用語は元ネタのものが用いられたりしている。
分からない人はググろう。

登場する各組織の詳細はここ

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Uウイルス
ウボ=サスラの細胞を使って作られたウイルスで、その頭文字を取って名付けられた。
感染により生物をゾンビやB.O.W.に変えてしまう。
発症までの時間は個人ごとの耐性によって様々である。
他にも条件はあると思われるが、割愛。

尾組重工からの協力要請を受け、Regenschirmが開発・製造を行った。
彼らはこれを利用したB.O.W.を開発しようとしているようだ。
出処は上記二社の合同である生体兵器開発部の内更に上層部、そしてその中でもごく僅かなメンバーにしか知られていない。

特徴《暗黒の祖先》の数値25以上を持っているキャラクターは、生まれつきこのウイルスに対して抗体がある。
直接投与して変異するか否か……など、もしかするとその強度には違いが出てくるかもしれないが。
そうでなくても、探索者は感染後数日程度の猶予はあるものとして扱う。
Uゾンビ
人間やその他の動物がUウイルスに感染した事により、生ける屍となった存在。
既に自我や知能といったものは無く、本能のままに食料を求めて徘徊する。
無論その食料には人間も含まれ、認識するや否や襲いかかってくる。
しかし、かつての記憶や習慣は多少残っているらしく、関わりのあった場所を徘徊する習性を持つ。
繊細な作業は出来ないが、殴ったりドアをこじ開けたりなど、ある程度大雑把なものならこなせる。

身体は比較的脆く、著しく損傷する事によって生命活動を停止する。
栄養不足に陥る事でも停止するが、稀に変異する事もある。

CTHULHAZARD

百舌尾もずび

このシナリオの舞台である百舌尾村は、のどかで自然豊かな気持ちの良い村。
……だったが、村の外れに尾組グループの建物が建設されて二年ほど経った後、状況は一変した。

ぶっちゃけこのネーミングはzombieをmozbieにアナグラムしたもので、大した意味はない。
多分百舌に関する何かしらがあったのだろう。
村長「山村 雪雄ゆきお
息子と村を思いやる好々爺で、村民からは慕われていた。
日本刀好きであり、日本刀を蒐集していた為、村長の家には日本刀が置いてあったりする。
とは言っても伝統的な製法でなくとも(法律で認められるかはともかく)後世ならではの日本刀の形としてそれもまた良しとしたり、普通のマニアとは異なる趣味をしていたようだ。

しかし、歳を重ねるにつれて自らの死を懸念するように。
そこに尾組グループが付け入り、「寿命を伸ばす処置の臨床試験に協力して欲しい」という触れ込みで彼をB.O.W.へと改造した。

村外れの施設群

尾組グループという企業の傘下である尾組重工と同じくRegenschirmレーゲンシルムが共同で建設した研究所を中心とした施設群。
主に倫理に反する法外な研究を行うためのもので、なるべく隠蔽しやすく「材料」の調達も比較的容易な場所を選んだらしい。
自然の中で生きていれば年に数人は山中で行方不明になる事も珍しくないらしく、表向きには科学的な酒造や地熱発電などで村に利益を与えていた事もあって彼らは疑われなかった。

尾組重工は超自然的な存在や現象を兵器開発に利用しようと目論んでおり、ゾンビはその副産物として生まれた。
が、後述のS-001脱走とそれに伴うウイルス流出により、職員も一人を除いたほぼ全てが命を落とした。
太陽光発電パネルが搭載されている為、一応電力は生きている。

見た目イメージは某A酒造のD祭の酒蔵(なんか怒られそうなので伏せ字に)。
B.O.W.「ゼーシュテルン-001/S-001」
村長がB.O.W.へと変異した姿。
突然暴走し、所員を虐殺して回りながら彼は施設から脱走した。
その後は好きだった日本刀を手に、身体的に概ね正常な人間を敵と見なして襲いかかる。

元の年齢からは想像できないほどの身体能力や耐久力を有しており、更には強力な自然治癒能力をも備えている。
そんな再生能力とかけて、ドイツ語で言うヒトデの名を付けられた。
彼を殺し切るには再生阻害弾を撃ち込み、治癒能力を崩さないといけない。
加えて肉体の保護の呪文もインプットされ、かなりの耐久力を誇る。

ある程度の知能は残っているが、理性と人格は既に失われている。
……人格はともかく理性が無い辺り、結局は制御できない失敗作だったのかもしれない。
しかしかつての村を思う気持ちが影響しているのか、治癒能力を生かして自らの肉を元村人のゾンビに分け与えて生き長らえさせるような行動をする事もある。
その為の栄養を補給する目的で、村の食料は殆ど食い尽くされている。
素粒子変換機「MORPHEUS」
尾組重工が作り出したオーパーツ。
文字通り素粒子レベルで万物を組み換える事ができ、理論上にしか存在しない物質なども(理論そのものが間違っていなければ)作り出す事が出来てしまう。
ただし元となる質量(分かりやすく言えば材料)や膨大な電力を要する為、何でも作り放題とは行かない。
また、超自然的な材質を作り出すには質量だけでなく相応の材料(神話生物の細胞など)を必要とする。
完全に自グループ向けであり、その影響力故に外部へ公表する事も無いだろう。

百舌尾の研究所にはワクチン製造や、山奥である為困難な物資補給を目的として配備された。
技能と運によっては作れるアノ武器も含め、ぶっちゃけ某同人クトゥルフゲーに出てきたアレである。
電気信号抑制装置「ESSD」
Electrical signal suppression deviceの略。
施設内の地下に存在する村全体の知能の低い存在に対する撹乱を目的とした装置で、これによってゾンビ達の行動力を下げる事が出来る。
これは村全体に電気信号を抑制する魔術的結界を張る事によって実現されているが、本来微弱であった為機械に影響は無かった。
しかし主任が最期、比較的知能の高いS-001までを押し止めるためにリミッターを解除した事で、機械類の電気信号も阻害されて動かなくなってしまった。
探索者達の車が止まったのもこれが原因である。
リミッターを解除した状態だと、施設内の他の機械も動かなくなってしまう。
所長
名無しの無能。
実質的な権限を副所長に任せっきりだった。
事件発生時に真っ先に逃げ出そうとし、S-001に殺害された。
副所長「両原黒ふたつばらこく
有能だが腹黒い人物。
村を金稼ぎや出世、その他諸々の為の道具としか思っておらず、多少強硬的な手段を取る事も多い。
実質的に所長の役割も果たしていたが、現場の機器に関しては主任が管理していた。
実は本部の人間であり、意図的にS-001脱走騒動を起こした後に他の所員を置いて脱出した。
その目的は職員含む証人となりうる人物の殲滅だったらしい。
主任「山村 晴雄はるお
所内のいわゆる上層のような中では唯一の人格者であり、村長の息子でもある。
常日頃残虐な実験内容に心を痛めており、加えて地元民という事もあってか、副所長の非情なやり口には反感を抱いていた。
現場の指揮は彼が執っていたが、事件後は事態の収拾が不可能と悟り、最期にESSDの効力を強め、ボイスレコーダーを遺して拳銃自殺した。
警備隊長とは恋仲だったらしい。
警備隊
生体兵器を開発するという都合上、有事に備えて結成された部隊。
各員は研究員でもあり、銃器類を始めとした装備や専門知識を活用して対応出来る……はずだったのだが。
S-001の驚異的な治癒能力に苦戦しながらも持ち堪えていた所で、それと同時に押し寄せるゾンビ達にまでは対応し切れず全滅した。
元々実験体を外に出さない為の部隊であり、異常が起こってからの対応には限度があったのである。
警備隊長「原里 雨音」
主任と同じ百舌尾村出身の女性であり、彼と恋仲にあったらしい。
戦闘能力はそこそこ高く、S-001とも悪くない戦いが出来ていた。
しかし弾切れなどによって結果的に部隊は壊滅し、所内まで逃げ込んだ彼女は最期の力を振り絞って対B.O.W.弾薬のMORPHEUS用設計データを書き上げ、遺書と共にそれを遺して失血死した。
闇薙あんなぎ
上記にて言及した「アノ武器」にして某同人クトゥルフゲー要素そのニ。

未知の物質によって構成された、漆黒の刀身を持つ日本刀型の武器。
見た目からは想像できない程軽く、力が弱くても扱える。
刃に気を込めると瞬間的にどんな名刀よりも鋭く、鋼鉄の塊でさえ容易く切り裂く事が出来るようになる。
加えて、落ちた切れ味を復活させる事も出来る。

現状神話生物の特異な細胞を利用した設計データのみがMORPHEUSへとインプットされていて、専用のパスワードを入力する事によって一振りのみ製造できる。
その為、材料には質量以外に神話生物の体組織も必要。
しかしその性質は逆転していて、神話生物(神格含む)や魔術的な障壁(肉体の保護など)に対するダメージ計算は独自の強化されたものとなる。
また、魔力を付与された武器と同等の効果を持つ。

本来は主任が父(村長)への誕生日プレゼントとして贈られる予定だったが、その前に事件は起こってしまったようだ。
シナリオ中に活かされるかは探索者次第である。

CTHULHAZARD RE

設定は大体CTHULHAZARDと変わりない為、変更された項目だけ記載する。
B.O.W.「ゼーシュテルン-001/S-001」
村長がB.O.W.へと変異した姿。
兵器として制御されるはずだったが適切な処置を行う前に副所長が暴走させた事により、所員を虐殺して回った後に村へと脱走した。
元村人のゾンビを飢えさせない為に自らの肉片を千切って食わせたり、他所者を歓迎する為にその鉤爪を振るったりなど、彼もまた歪な形であるものの記憶や習慣を残している。

元の年齢からは想像できないほどの身体能力や耐久力を有しており、更には強力な自然治癒能力をも備えている。
そんな再生能力とかけて、ドイツ語で言うヒトデの名を付けられた。
加えて肉体の保護の呪文もインプットされている為、かなりの耐久力を誇る。
彼を殺し切るには抗ウイルス剤を打ち込み、治癒能力を崩さないといけない。

ある程度の知能は残っているが、理性と人格は既に失われている。
こうなってしまえば、もう殺してやる以上の対処法はないだろう。

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