iOS向けの音楽アプリに関する情報についてまとめていきましょう。


iOSで総合的な作曲がしたい

 おそらくこれらのアプリのいずれかが、iOSで音楽制作をしている人の多くにとっての制作基盤になっているだろう。これらは四大DAWと呼ばれ、どれも作曲に必要な多くの機能を備えている。

 それぞれのおおまかな特徴としては、
  • BeatMaker2…強力なサンプラー機能が便利。
  • Music Studio…他よりシンプルにオーディオトラックを扱える。四つの中では比較的初心者にもわかりやすいと思われる。
  • NanoStudio…EDENというシンセがある。テクノ系の音楽に強い。
  • FL Studio Mobile…Music Studioベースの作りだが、ステップシーケンサーがあるなど本家PC版FL Studioと同じくクラブミュージック向き。
という感じだが、どれもある程度の機能が揃っているためどれがベストかは人による。迷ったら複数購入してしまうというのも手。邪魔になることはないだろう。

手軽に演奏を楽しみたい

 音楽の知識が無くても簡単にそれらしい演奏が出来てしまうアプリが多いのもiOS音楽アプリの特徴だろう。

 GarageBandは、Smartモードを使うことである程度自動でフレーズを選んで演奏してくれる。例えばSmart Drumsでドラムを自動演奏させて、端末にギターを接続しGuitar Ampを通して音を出す。これだけでひとつのアプリでギターの練習環境が素早く整えられてしまう。

 iKaossilatorは、用意されているループやスケールを選択し、X-Yパッドに触れることで直感的に演奏出来るアプリ。このループの質が良く、適当にループを重ねていくだけでも様になる。もちろん慣れたら狙って音を構築していくことも出来る。

 TNR-iは、画面に敷き詰められたたくさんのボタンに触れることで、そのボタンに対応する音が鳴る。わかりにくいと思うのでYouTubeなどで動画を見て貰った方がいいだろうが、こちらもかなり直感的に操作出来る。またBeatwaveなど、このアプリのパクリに似たものも幾つかある。このアプリは高価なので、それらをLite版のつもりで試してみるのも良いかもしれない。

 これら以外にもThumbJamNodeBeatなど、手軽に演奏出来る魅力的なアプリは多い。

レコーディングがしたい

本格的な音作りがしたい

 どれも上級者向けなので注意。Animoogはまだしも、Jasuto Pro modular synthesizerSunVoxはシンセの知識がないとかなり難しい。というか知識があっても難しい。その分多機能で、理解出来れば最高のアプリになるだけのポテンシャルがある。

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