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・過去記事で書いてきたように、浣腸を適切に行えばアナルセックスは基本的に怖いもの無しである。息んでも大丈夫。
・直腸に圧刺激や伸展刺激が加わると、排便反射により内肛門括約筋が不随意に開口し便意が生じる。
・しかし、この不随意の開口はいわば内肛門括約筋が勝手に準備OKになるという追い風の反応でもあるから、プラグを活用して圧迫感に馴れ、便意を克服していこう。

耐えがたい便意をどうストップさせるか、あるいはどう対処すべきかというのはアナルセックス初心者からよく寄せられる質問である。事を文字通りボロクソにしたくない未経験者は、耐えがたい便意を問題としてのみ解釈する。しかしながら、便意は内肛門括約筋をくぱらせる上で重要であり、したがって大いなる痛みの原因となりうる肛門括約筋の緊張を回避してくれるという利点もあるのだ。

始める前に腸内を浣腸で綺麗にしておくよう、アナルセックスや尻遊びに放蕩している多くの人々が口を酸っぱくしていう第一の理由はこれである。アナルが汚いか綺麗か、というのは全くもって程度の問題である。ものさしの一方の端には、「肛門管からバクテリアを虫の1匹完全に取り除くことさえ不可能だ。いわんや消化管が綺麗になることは決してない」と言う人が居る。もう一方の端には、「もし何も見えないなら綺麗になったってことでしょ。それはそれとして目隠しも買ったんだけど」と言う人が居る。
適切な浣腸により、いかなる感覚が来ようとも何も穢れることはないという自信が与えられる。故に、腸内をしっかり綺麗にしておくことは、耐えがたい便意が排泄物により引き起こされているのではないということを保証してくれる。より確固たる自信を求めるならば、「清浄なアナルセックスのための食餌と浣腸」の記事も参考にしてもらいたい。しかし、耐えがたい便意をもたらしているのが排泄物でないのならば、一体何がその原因なのだろうか?　この記事ではなぜその欲求が生じるか、そしてどのようにそれを活用し克服していくかについて論じる。

さて、それでは何が耐えがたい便意を引き起こすのだろう?　直腸の内部には特有の神経束が走行していて、それらは腸管神経系を形成している。
直腸壁にあるこれらの神経受容器は圧力と伸展に対して反応する。これらの受容器は脊髄に接続されているが、しかしそのシグナルは脳まで伝達されないため、直腸壁で感知された伸展刺激や圧刺激に脳は気付かない（つまり、あなたも気付かないということだ）。その代わり、これらの腸内受容器は内肛門括約筋を直接弛緩させる引き金となる。あなたの「脳」が感じることができるのはこの内肛門括約筋の弛緩であり、「便意」とは出口を何かが開いているということにあなたの意識が気づくことだ。



内肛門括約筋を閉じるための遠心性繊維（訳註：運動神経）と脳との間には接続がないため、意識的に内肛門括約筋を閉じることはできない。内肛門括約筋を随意的に制御することは不可能であり、直腸の神経が（正常な状態で）刺激されていることを脳が「感じる」ことはないが、内肛門括約筋の弛緩や腹部の運動movement in your bowelsを感じることができる（訳註：「腹部の運動」というのは「お通じ」bowel movementという意味かも）。これが意識下で心が「排泄の必要あり」と判断を下す要件である。
通常、排泄の必要を感じたら、意識のある頭脳は即座に反応し外肛門括約筋を引き締め、トイレにたどり着くまで後門back doorを閉ざしておこうとする。正常な状態であれば、排泄の欲求がないとき内肛門括約筋は肛門の閉塞力の85%を占める。大半の場合、意識的に力の限り肛門を閉じても（つまり外肛門括約筋を引き締めても）、それは内肛門括約筋の閉塞力には遠く及ばない。

アナルセックスや尻遊びを簡単にするために、内肛門括約筋には道を通してもらいたいものである。そういう訳で、未経験者が挿入に先んじて予めアナルに前戯を施すのは重要だ。それと同時に、内肛門括約筋に弛緩してもらうのと同様に、意識的な頭脳が外肛門括約筋を閉じるのも回避したいところである。内肛門括約筋が緊張しても外肛門括約筋が緊張しても駄目だ。それでは他の部位の筋肉をくじいたときと同様に痛みしか生み出せない。
故に、始める前にちきんと綺麗にしておけば、何も出すべきものはないと知った上でその耐えがたい便意とうまくやっていくことができる。肛門を開かせよう。耐えがたい便意を感じたら、そのまま排泄しようとする勢いで意識的に息み始めよう。これで外肛門括約筋はよりぱっくり開くし、ペニスやおもちゃはすんなりと入っていけるようになるだろう。より大きなものを飲み込もうと思えば、実際のところリラックスしていては全然無理で、思い切り息むことが肝要になる。最終的に大抵の人は20cmのイチモツを一押しで咥え込むことができるようになるが、それには鉄の練習が必要である。

そんな場合はプラグがとりわけ便利なトレーニング道具になるだろう。プラグを装着することにより、意識が直腸の内部の太丸い球根状のものを受け入れ、内肛門括約筋や外肛門括約筋を弛緩させてくれるように訓練することができる。
アナルの経験を積めば、「内肛門括約筋がゆるむことは必ずしも排泄を意味しない」と誰しもの意識が学習することだろう。挿入や来るべき快感への期待に肛門がウィンクまじりに弛緩するまで調教されるには、そんなに時間はかからない。

2016/03/25 09:29
MaxPrivateはこのシチュエーションに関してかなり的確な意見を言ってます。このアドバイスを胸に刻んでおきましょう。

（原文：http://www.maxprivate.net/anal-sex-irresistible-ur...）