Militarized Crafters' Institute

国家名称	クラシーヴァヤ・スラヴァ社会主義共和国連邦
略称	美栄連邦
建国年
首都	スヴィエート
国家方針	社会主義
国家標語	Время, вперёд!(時よ、前進！)
政治体制	一党独裁、中央集権
経済体制	計画経済
人口	1億5039万人
通貨	ツィナー
宗教	テー・セーミヂェシャト・ドヴァー神教(党推奨)
公用語	ロシア語、極東一部地域では日本語が通じる
最高指導者	シマノフ・オストラノヴィチ・コルサフスキー書記長
連絡先	twitter ID:@donpachi_matrix 名前：マシ―ロフ・キントレヴィチ・プロテインスキー リンク:https://twitter.com/donpachi_matrix?s=09

近年、戦車開発において主砲の強化と防御の強化は必須条件となり、またそれによる重量増加の問題も常につきまとうものとなっている。
また、砲の大口径化・長砲身化によって得られる効果も必ずしも大きいと言えるわけでもなく、むしろ重量増や搭載弾数の減少といった、戦闘能力そのものの低下が起こりうるという結論が出された。
こうした実情を踏まえ、我が連邦は電磁加速機構を搭載した砲の開発を決定、従来砲を革命的に強化することとしたのである。
電磁加速砲または電磁投射砲は諸外国においても実験が進められているが、発射のためのエネルギーをすべて電磁力で賄う方式は恐ろしいほどの弾速を発揮することがわかっている。
しかし、構造上レールに弾体が密着していないと磁力は発生せず、またそれによる摩擦によりレールが著しく磨耗し、十数発で射撃不能になってしまうという致命的なデメリットが存在する。
この問題は兵器として運用するには大きな障害となっており、これを改善する必要があった。
そこで、発砲そのものは火薬による爆圧、砲身の半ばで電磁機構による弾頭の加速をするハイブリッド方式とすることが決定した。
そうすることでいわゆるレールガンとは異なり、弾そのものは従来の滑腔砲ないし旋錠砲のまま、砲弾に磁力の影響を受けるよう細工を施し、また砲身にユニット化された電磁加速機構を搭載するのみで済む、という構想である。
これに伴い、砲弾は専用砲弾が不可欠であるため、並行開発が行われた。
現在は実戦級の試験が進行中で、主砲の砲口初速は3200m/sにまで達し、従来戦車砲の倍もの速度を発揮することが確定した。
今後の戦車開発情勢は大きく転換点を迎えることであろう。

クラシーヴァヤ・スラヴァ社会主義共和国連邦は、ギガンタニア大陸の東部に位置する国家。
国土の大半が冷涼な気候で、東部は広大な森林が、西部は広大な平原が広がる。
現在は社会主義をとっているが、かつてはスヴィエート帝国という名であった。