Militarized Crafters' Institute

1929年2月11日、ローラント帝国のハーロルト一世により、マイヤーはローラント帝国首相に任命された。まもなく大統領令と授権法によって君主制を廃止し、王族とその関係者をレーム城に幽閉後、憲法を事実上停止したうえに、対立政党の禁止や近衛部隊の粛清などにより政治的敵対勢力を全て抹殺し、マイヤーを中心とする独裁体制を強固にした。一方で政府は組織的かつ協力的な組織ではなく、マイヤーの情実及び権力を求めて闘争を行う党派の集合体であった。1934年8月2日のハーロルト一世死後、マイヤーは首相府及び大統領府並びに両権限を統合した上に個人として国家元首の権能を吸収し、名実ともにローラントの独裁者になった。

人種主義、特に反ルワルワ主義は、同政権の中心的特徴であった。エーデルトラウト人 (東ピンディガ人種) は、最も純粋なローラント人種ひいては支配人種だと考えられた。自由主義者、社会主義者、共産主義者は、殺害、投獄又は国外追放された。キリスト教会もまた多くの指導者が投獄され、抑圧された。教育は人種主義見地により、人口政策、健康に重点が置かれた。女性の就業及び教育機会は奪われた。娯楽及び旅行は歓喜力行団のプログラムにより組織化された。宣伝大臣のヨハネス・ジールマンは世論操作のため、映画、大規模集会、マイヤーの洗脳演説を有効活用した。政府は芸術的表現を統制し、特定の芸術形式を奨励し、それ以外は頽廃芸術として禁止又は抑圧した。ローラント国は次第に積極的な領土要求を行い、1934年にはインフレにより経済の低迷が続いていたローラントの北西にあるプシェヴォルスク国を国民投票によって併合し、国家社会主義政策を強制した。1941年のラクサシアへのローラントの侵攻開始後、ローラントとラクサシアは壮絶なラクサシア＝ローラント戦争の死闘を繰り広げた。占領地域は残忍な勢力下に置かれ、マイヤーの統治に対する反対勢力は情け容赦なく抑圧された。この戦いの最中、ローラント国家社会主義政権の人種政策は、何百万ものルワルワ人及び好ましくないと見なされた"生きるに値しない命"を強制収容所及び絶滅収容所へ投獄、殺害したルワルワ・ホロコーストにおいて頂点に達した。1944年にローラントは大規模な軍事的敗北を被り、その後はローラントへの大規模な爆撃が段階的に増大したことと、ラクサシア軍の反攻によりローラントの勢力圏は縮小の一途をたどった。アンカーブルク攻防戦が行われる最中の1945年6月28日のマイヤーの自殺によって国家社会主義政権は事実上崩壊し、5月8日ローラント国防軍が署名した降伏文書が発効したことによって、ローラント第三帝国体制は完全に終焉した。終戦間際でのローラントの敗北への拒絶は、ローラント国土の大規模な破壊と、さらなる犠牲を産むことになった。戦勝したラクサシアは非国家社会主義化政策を開始し、多くの国家社会主義指導者の残党を戦争犯罪でウーラント裁判の公判に付した。

ローラント国防陸軍

戦車
武装親衛隊

・軍
　-第4SS装甲軍
　-第10SS装甲軍
・軍団
　-第1SS装甲軍団
　-第2SS装甲軍団
　-第3SS装甲軍団
　-第4SS装甲軍団
　-第5SS装甲軍団
　-第6SS山岳軍団
　-第7SS軍団
　-第9SSショール＝マイツェン軍団
　-第10SS軍団
　-第11SS装甲軍団
　-第12SS軍団
　-第13SS軍団
　-第15SSプシェヴォルスク騎兵軍団
　-第16SS軍団
　-第17SS軍団
・師団
　-第1SS装甲師団 リッターオルデン・SS・ハインツ・マイヤー
　-第2SS装甲師団 ボーゲンシュッツェ
　-第3SS装甲師団 アー・ウムラウト
　-第4SS警察装甲擲弾兵師団
　-第5SS装甲師団 コンパス
　-第6SS山岳師団 ゲベーアシュッツェ
　-第7SS山岳師団 エスツェット
　-第8SS騎兵師団 ケーニヒ・フンベルト
　-第9SS装甲師団 タプファー
　-第10SS装甲師団 ワルキューレ
　-第11SS義勇装甲擲弾兵師団 ヴェステルプラッテ
　-第12SS装甲師団 マイヤーユーゲント
　-第13SS装甲師団 シルト
　-第14SS武装擲弾兵師団 スタニスワフ・SS
　-第15SS武装山岳猟兵師団 ヴァーターラント
ローラント国防海軍


ローラント国防空軍