トラップタワーの作り方やSEEDなど、MinecraftBEを楽しむための情報や、最新のアップデート情報が詰まった非公式wikiです。

ここでは、0.13.0より追加された、レッドストーンについて記載します。





レッドストーンとは?

通称「赤石」と呼ばれています。この要素を使うことで、機械的な動作を実現することができます。
例えば、トロッコの停止/出発を制御したり、ランプの点灯をスイッチによって切り替えたり、音を鳴らしたりと、電気信号のような要素です。
レッドストーン回路は電子回路のようなもので、NOTやANDのような基本回路素子から、T-FFやレジスタなどの発展回路素子を利用して、様々な回路を設計する論理を考えて組むことができます。
これをさらに発展させ、PC版においては、麦の収穫を自動的に行う装置や、横開きの自動ドアなども制作されています。
しかし、0.14.0現在、「ピストン」「ストイッキーピストン(粘着ピストン)」などが実装されていないため、限られた動作しか行うことができません。
16.6.15追記:0.15.0より、ピストン関連が実装されました。

Tips:レッドストーンを利用した遊びは、回路を通じて、様々なものに応用することができます。レッドストーン回路を設計する方はこちらも参照。
  • 回路...レッドストーン回路を設計するにあたって重要な役割を果たします。回路における素子にあたります。

レッドストーン回路を構成する装置・素子

レッドストーン回路を構成している装置及び素子は多様に存在し、それぞれには様々な機能を持ち合わせています。
制作する回路に応じて、必要なものを取捨選択しましょう。
(ここでいう「入力装置」はレッドストーン信号をオンにさせるもの、
      「出力装置」はレッドストーン信号がオンになることで反応を起こすブロック等のことを指す物とします。)

レッドストーンを構成する装置(回路素子)

レッドストーン回路を設計する基礎となる部分です。
レッドストーンダスト(パウダー)



レッドストーン信号を伝える働きをします。

詳細事項

レッドストーントーチ

レッドストーン回路を作るうえで欠かせない、回路素子のひとつです。

詳細事項

レッドストーンリピーター(0.14.0〜)



信号の強度を増幅(増やす)します。また、遅延を発生させます。

詳細事項

レッドストーンコンパレーター(0.14.0〜)



メインの入力(主入力)と比較する入力(比較入力)との信号強度を比べ、状況に合わせて出力します。
また、インベントリの機能があるブロックの中身や、ブロック情報が変化するブロックの情報に応じて出力します。

詳細事項

遅延
遅延とは、ゲームの処理上の問題で発生する、遅れのことをいう。mobのスポーン周期などに使われる。
単位はtick(チック)で、1/20秒である。
レッドストーンの場合、レッドストーントーチやレッドストーンリピーターなどにおいて発生する。
この仕様に限り、単位はRedstone Tick(レッドストーンチック)で、1/10秒である。
この遅延は、回路の動作速度に関係し、速ければ速いほど回路はスムーズであるといえる。
そのため、回路を制作する際はこの遅延を気にする必要があり、トラップなどを制作する場合は、遅延調整などが必要である場合もある。
なお、トーチの焼き切れ現象は1RStickを数秒間更新することで発生する。
[END]

入力装置(Input)

なんらかの条件を満たしたとき、ある信号を発信します。
感圧板



MOBやドロップアイテムなどが乗るとONになります。信号の強度は15(MAX)です。
降りても一秒間程度出力され続けます。
なお、石の感圧板はmobのみに反応し、木の感圧板はアイテムなどにも反応します。
重量感圧板




上に載ったエンティティの量によって供給する信号の強さ(信号レベル)が変わります
重量感圧板の軽/重での、乗せたアイテムの数による信号の強さの目安
信号の強さ重量感圧板(軽)の場合重量感圧板(重)の場合
11アイテム1〜10アイテム
2211〜20
3321〜30
4431〜40
5541〜50
6651〜60
7761〜70
8871〜80
9981〜90
101091〜100
1111101〜110
1212111〜120
1313121〜130
1414131〜140
1515〜141〜
※「信号の強さ」によって、レッドストーンパウダーから信号が伝わる距離が変わります。どうやらPC版とは仕様が違うようです。注意して下さい。
ボタン



押すことでボタンがついているブロックにレッドストーン信号を送るものです。
床にも付けることが出来ます。
木のボタンは1.5秒間、石のボタンは1秒間ONになります。
レバー



ボタンと同じく色々なところにつけられますが一番の違いはオンにするとプレイヤーがいじらない限り絶対にオフにならないことです。
逆も同様です。
トリップワイヤーフック



これだけでは動作しません。この画像をよく見てください。



糸が張ってあります。そうです。これは糸を接続する事で初めて効果を発揮するものなのです。
糸は地面に設置できます。トリップワイヤーフック同士を糸でつなぐことができます。
その糸がちゃんとはられると音がします。これで成功です。
糸にふれるとトリップワイヤーフックのあるところにレッドストーン信号が出力されます。
また、この糸をハサミ以外のもので撤去しようとしても信号が出力されます。
トラップチェスト



あけると周囲にレッドストーン信号を送ります。
チェストと比べてみると、微妙に見た目が違います。



ほんのり赤くなっている方がトラップチェストです。
日照センサー/月光センサー

月光センサーは、日照センサーをタップすることで設置できます。


左が日照センサーで、右が月光センサーです。
ソーラーパネルの様に、日光や月光が当たるとレッドストーン信号を送ります。
ディテクターレール



上をトロッコが通ると、レールの東西南北上下のブロックにレッドストーン信号を送ります。
詳しくは運送(トロッコ)のページを参照してください。
レッドストーンブロック



レッドストーントーチと違い、常に信号を出し続けます。
v0.15.0〜:これまでは定位置に設置するものでしたが、ピストンの実装により、「動力が動くように」なりました。
これにより、さらにレッドストーン回路の設計の幅が広がります。
レッドストーントーチ

詳しくはレッドストーントーチ(回路素子)を参照。
弱い輝きを放つ松明のような見た目のものです。
トーチが設置されたブロックに入力があると、レッドストーン信号は消えます(NOTゲート,NOT回路)。
オブザーバー(観察者)【0.15.0〜】
  • 正面図

  • 背面図


PC版で特に知られており、変わった性質を持ったバグ(仕様)の一つであった、ブロックアップデートディテクター(Block Updata Detector,BUD)を、これまでは専用の装置を組んで回路に組み込んでいましたが、それを一つのブロックに収めたブロックが実装されました。

BUDとは

  • 使い方

単純に、レバーのBUDも行われますので、これでデュアルエッジ(立ち上がり/立ち下りの検出)でパルスが生成されます。


T Flip-Flopと組み合わせると信号がトグルする回路が作れます。

出力装置

なんらかの条件を満たしたとき、その装置が動作して影響を与えます。
レッドストーンランプ



入力装置からの信号を受け取ると、強い明かり(明るさレベル15)を出します。
明るさレベルに関しては、「明るさ」を参照してください。
パワードレール、アクティベーターレール



運送(トロッコ)を参照してください。
TNT



レッドストーン信号が送られると着火します。
威力や着火してから爆発するまでの時間は変わりません。
ドア



ドアはレッドストーン信号が送られると開きます。
鉄のドアもあけることが出来ます。
トラップドア



トラップドアもドア同様に開きます。
フェンスゲート



これもドアと同様です。
横か下から出力されると開きます。
音符ブロック



レッドストーン信号が入力されると設定された音が鳴ります。
音はブロックをタップすることで変えられます。
ディスペンサー(発射装置)【0.14.0〜】



ディスペンサー(発射装置)は、アイテムを発射します。一部のアイテムは、プレイヤーが使用する際と同様の効果を発揮します。



一部のアイテム、弓矢はプレイヤーが撃つように、ディスペンサーから発射されます。
例:弓矢、ポーションなど

なお、一部のアイテムは発射できません。
例:南瓜ブロックなど
ドロッパー【0.14.0〜】



ドロッパーは、アイテムをそのまま発射します。
また、発射口の先にインベントリを持つブロックがある場合、レッドストーン信号1回あたり1個アイテムを輸送します。




アイテムはレッドストーン信号1回につき1個そのまま発射されます。



発射口の先にインベントリがあるブロックなら、レッドストーン信号1回あたり1個アイテムを輸送します。
ただ、横と下はホッパーで自動輸送できるので、上向きの輸送を行う際に使用することが多いです。
クロック回路(発振回路)を利用して連続輸送しましょう。
ホッパー【0.14.0〜】



ホッパーは、漏斗のような形をしたブロックです。
細い管の向いている方向にアイテムを自動輸送できます。
また、ホッパーの口にアイテムがある、またはインベントリブロックの中にアイテムがある場合、吸収してホッパーにアイテムを輸送します。



上から下にアイテムが輸送されます。
また、ホッパーにレッドストーン信号が与えられていると、輸送は停止します。
ピストン【0.15.0〜】



ブロックを押し出すことができます。押し出せるブロックは最高で12ブロックです。
  • 信号が1のとき

ブロックを1ブロック分押し出します。
  • 信号が0のとき

ブロックを置いたままにして、ピストンが引っ込みます。
吸着ピストン(スティッキーピストン,粘着ピストン)【0.15.0〜】



ピストンに吸着機能を付けたものです。ブロックの押し出しと引き戻しの両方ができます。
  • 信号が1のとき

ブロックを押し出します。
  • 信号が0のとき

ブロックを引き戻します。
ピストンと吸着ピストンの応用
順次更新予定。
  • スライムブロックの利用


スライムブロックを利用すると、12ブロックまでであればスライムブロックの周囲に引っ付いてブロックが移動します。
また、粘着ピストンを利用すれば引き戻しも可能です。
  • インベントリを持つブロックの移動


PE限定の仕様として、インベントリを持ったブロックの移動も可能になります。
PE以外のピストン工作では釜戸などで押さえている方は移動してしまうので十分注意しましょう。
  • 動作しているピストンを粘着ピストンで引き戻せない


動作しているピストンは特別として、押したり引き戻したりができません。
  • 黒曜石など一部ブロックは移動できない


黒曜石や岩盤は移動できずにその場で押さえられます。
押さえる場合は多少高価で処理が面倒な黒曜石を使用しましょう。
また、南瓜ブロックや西瓜ブロックや草ブロックは移動できずにアイテム化或いは破壊してしまいます。
これを利用すれば植物の収穫に役立てることもできます。
PEとそれ以外の作品の比較
順次更新予定。新たに発見された際に追記を行います。

PEとPC,CS等の作品とでは、ピストンの動作が多少相違点があります。
故に使えないテクニックが多く存在しますので、一部の回路は利用できなくなっています。
PC版などを参考にしてPEで制作する場合は、これらの点を抑えたうえで回路を製作しましょう。
  • ブロックの引きはがし
PCやCSでは、1Redstone_tickの信号を0→1→0で与えると粘着ピストンからのブロックの引きはがしを行えます。
しかし、PEではこれができません。
  • ピストンの伸縮時間
PCやCSとPEで比較すると、多少ながらPEの方が動作が遅くなります。
故に、引きはがしができなくなっています。

使用例

それぞれの装置を利用した使用例を記載します。
順次追加予定。

感圧板

関連リンク

  • バージョン関連
    • 0.13.0...レッドストーン回路が実装されました。
    • 0.14.0...レッドストーン回路関連が強化され、従来よりもさらに楽しめるようになりました。
    • 0.15.0...ピストンやオブザーバなどの一部実装されていなかった不十分なものが実装されました。
  • 回路...レッドストーン回路を設計するにおいて重要な素子を製作する論理を解説しています。

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