最終更新: akaishi_summer7 2016年06月13日(月) 20:56:13履歴
ここでは「記憶回路」について解説します。
回路のページを全て理解したうえで閲覧することを推奨します。
一般的な回路を応用して構成されますが、従来の考え方よりも複雑であり「回路素子」とはまた異なるため、ページを分割しています。
回路のページを全て理解したうえで閲覧することを推奨します。
一般的な回路を応用して構成されますが、従来の考え方よりも複雑であり「回路素子」とはまた異なるため、ページを分割しています。
レジスタは、回路の状態を記憶することができる「記憶回路」の一つで、種類も様々なものがあります。
状態を一時的に保存できる、回路素子を増強した装置だと思ってください。
また、それぞれの入出力を分割し、並列な状態をパラレルといいます。
シリアルの特徴として、入出力が直列な為、比較的簡素な形式になります。また、回路の入出力の処理もいらなくなります。
パラレルの特徴として、入出力すべてに対して状態を弄ることができるので、複雑になるかわりに大幅に用途が増えます。
状態を一時的に保存できる、回路素子を増強した装置だと思ってください。
- シリアルとパラレル
また、それぞれの入出力を分割し、並列な状態をパラレルといいます。
シリアルの特徴として、入出力が直列な為、比較的簡素な形式になります。また、回路の入出力の処理もいらなくなります。
パラレルの特徴として、入出力すべてに対して状態を弄ることができるので、複雑になるかわりに大幅に用途が増えます。
最も基礎的なレジスタです。単にレジスタと呼ぶことも多いです。ここでは、区別の際にデータレジスタの名を使用します。
ここでは、D Flip-Flopのクロック入力をシリアルにし、データ入力と出力をパラレルにした回路を紹介します。
一般的にはこの回路が使用されることが多いです。
例えば、A=1,B=0としたとき、クロックの立ち上りが発生したときにそれぞれのフリップフロップの出力をそれぞれの入力の状態が反映されます。
つまり、Da=1,Db=0となります。
制御入力W=1のときに、先述したデータレジスタと同じ働きをします。
ここでは、D Flip-Flopのクロック入力をシリアルにし、データ入力と出力をパラレルにした回路を紹介します。
一般的にはこの回路が使用されることが多いです。
- 同期式2bitデータレジスタ
例えば、A=1,B=0としたとき、クロックの立ち上りが発生したときにそれぞれのフリップフロップの出力をそれぞれの入力の状態が反映されます。
つまり、Da=1,Db=0となります。
- 同期式2bitデータレジスタの制御ゲートをつけたもの
制御入力W=1のときに、先述したデータレジスタと同じ働きをします。
主に、入力をするData入力と、シフトするためのクロック入力の2つになります。
回路はD Flip-Flopを利用して設計するのが主流です。ただし、Minecraftでは小型にするために一般的に使用されるD Flip-Flopとは異なり、「D Latch(High)+クロック入力」で設計します。
入力が1の時には初段に1が出力されます。
入力が0のときには初段に0が出力されます。
クロック入力がされると前回の状態から出力先にシフトします。
例
入力と出力が一つで、直列、すなわち連結されています。
入力は1つで、出力は各D Flip-Flopの出力に一つ一つあります。
入力と出力がともに各段にあり、並列回路となっています。
各段に入力ができ、終段に出力があります。
回路はD Flip-Flopを利用して設計するのが主流です。ただし、Minecraftでは小型にするために一般的に使用されるD Flip-Flopとは異なり、「D Latch(High)+クロック入力」で設計します。
- シフトレジスタの出力について
入力が1の時には初段に1が出力されます。
入力が0のときには初段に0が出力されます。
クロック入力がされると前回の状態から出力先にシフトします。
例
入力 | 次の出力 | |||
0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
1 | 1 | 0 | 0 | 0 |
0 | 0 | 1 | 0 | 0 |
1 | 1 | 0 | 1 | 0 |
0 | 0 | 1 | 0 | 1 |
1 | 1 | 0 | 1 | 0 |
- シリアル入出力シフトレジスタ
入力と出力が一つで、直列、すなわち連結されています。
- シリアル入力パラレル出力シフトレジスタ
入力は1つで、出力は各D Flip-Flopの出力に一つ一つあります。
- パラレル入出力シフトレジスタ
入力と出力がともに各段にあり、並列回路となっています。
- パラレル入力シリアル出力シフトレジスタ
各段に入力ができ、終段に出力があります。