ここでは女神転生の重要な概念の一つである宗教とアライメントについて説明します。





メガテン世界の宗教

 現実世界と同じようにメガテン世界にもいくつかの宗教が存在します。悪魔たちがメガテンの最重要ファクターであることから、彼らが率いる宗教もまたメガテン世界の重要な要素となります。冒険に関わってきそうな宗教団体とそれを統括する悪魔を簡単に見てみましょう。


  • メシア教(首領:大天使メタトロン)
    唯一神YHVHを信仰する宗教です。まもなく黙示録の大破壊がくることを唱え、その後に来るであろう救世主によって統治された秩序ある世界を目指しています。平和や秩序、法を重んじ、彼らの理想が体現された世界は、「世を乱すあらゆる存在」を排除した完璧なシステムで運営されます。団体としてはガイア教と世界を二分するような大勢力であり、天使の大半がメシア教に与しています。また黙示録の大破壊が来ないと千年王国が樹立されないので、積極的に大破壊を目指すという微妙に矛盾した危険な思想を持つ者もいます。
  • ガイア教(首領:アスラ王)
    密教や神道、世界のありとあらゆる宗教を総合した異端宗派です。彼らは秩序や階級にとらわれずに自由に生きることを目指し、メシア教と敵対しています。自由や個人、強さを重んじ、彼らの理想が体現された世界は、強い者はいくらでも上に行くことができる代わりに弱い者は救われない世界になります。メシア教が悪魔(特にメシア教に与しないもの)を秩序を乱す存在として排除する傾向にあるのに対して、ガイア教では利用し利用される存在として共存を掲げています。メシア教に排斥された神々が多くいますが、いまいちまとまりに欠けている勢力でもあります。
  • 東方魔術協会(首領:マスターテリオン)
    錬金術とかカバラとかちょっと怪しげなものが複雑に合体した教義の団体です。首領のマスターテリオンは20世紀最大の魔術師アレイスター・クロウリーの転生であり、獣の数字666を自称する高位の魔術師だそうです。ごく個人的な真理の追求とか霊的な進化を目指した団体なので、単体で世界をどうにかしようとかそういう野望はないようです。ただメシア教とガイア教の間で上手く立ち回るために陰湿な策謀をめぐらせることはあるようです。
  • クトゥルー神話(首領:ニャルラトテップ)
    星辰の彼方より飛来した異貌の神々をあがめる宗教です。這いよる混沌ことニャルラトテップの化身であるナイ神父に率いられ、太平洋に眠るクトゥルー神の復活を目指しています。何を考えているのか非常にわかりにくい団体ですが、いずれにしろよからぬことをたくらんでいるに間違いはありません。
  • 邪悪帝国(首領:皇帝キングフロスト)
    厳密に言えば宗教ではありませんが、とりあえず紹介しておきます。禁断のパワーを手に入れたジャックフロストがキングフロストを名乗り世界征服に乗り出しています。世界を涼しくてアイスクリームいっぱいの土地にするために日々活動しています。構成員は全員ジャックフロストです。

 メガテン世界も以前までは現実世界と同じように精神的なものとして宗教は理解されていました。しかしアメリカのスティーブンという科学者が異界と現実世界を繋ぐターミナルと悪魔召喚の儀式を自動で行う悪魔召喚プログラムを開発してしまったことにより、神々が世界に強力な影響を及ぼすことになりました。

アライメント(属性)

 女神転生の登場人物および悪魔はみなアライメント(属性)を持っています。これはその人物が人間と関わる際にどういう態度で接するか、あるいはどういう社会を理想としているかを表しています。Light-Neutral-Darkという性格を象徴する軸とLaw-Neutral-Chaosという思想を象徴する軸との直交座標にて明確化されます。


Light-Chaos
混沌の善
Light-Neutral
中立の善
Light-Law
秩序ある善
Neutral-Chaos
混沌の中立
True-Neutral
真の中立
Neutral-Law
秩序ある中立
Dark-Chaos
混沌の悪
Dark-Neutral
中立の悪
Dark-Law
秩序ある悪


 wikipediaの真・女神転生の項目に挙げられている例を引用するとこんな感じになります。
破壊と創造、殺戮と粛清の表裏を併せ持つ「天魔(破壊神)」はLight - Chaos。
法と秩序を絶対のものとし、献身的に働く「天使」はLight - Law。
秩序を強いるが、それが邪で道徳的でない「邪神」はDark - Law。
悪意に満たされ何にも従わず、傍若無人な「魔王」はDark - Chaos。
奔放で無邪気、気まぐれで人に近い存在の「妖精」はNeutral - Neutral。

 こうした原則がある一方で、思想を単純化した図式なので天津神も天使もいっしょくたにLight-Law扱いされてしまうという弱点もあります。そのため「本来その人物固有のアライメントはLight-Dark軸だけであり、Law-Chaos軸はそれぞれメシア教とガイア教のどちらに与しているか、あるいは共感しやすいかを他人の視点から区別したものに過ぎない」ともいわれています。


 ゲームではセッション終了後に各プレイヤーがどんなアライメント的な行動をしていたかを評価する機会があります。
  • ロウ:秩序だっており、一貫して何かを主張した。あるいは規則をよく守ったり、理性的であった。
  • カオス:感情に走り、情熱的であった。あるいは芸術的だったり、閃きに満ちていた。
  • ライト:博愛に満ちており、正義を貫いた。あるいは人を救ったり、癒しを与えていた。
  • ダーク:残虐であり、卑劣であった。あるいは非道であったり、独善的であった。
  • ニュートラル:中庸的であり、人の間に立ってよく仲裁した。あるいは抑制が効いて、控えめであった。
  • ヒーホー:コミカルであり、他のプレイヤーを楽しませた。あるいは笑いをとり、ギャグに走っていた。

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

×

この広告は60日間更新がないwikiに表示されております。

Menu

一般情報

セッション前に読むこと

前回までのあらすじ

追加ルール 設定関連
【メニュー編集】

どなたでも編集できます