交易と貿易―錬金術のメカニズム
最終更新:
skywalker_laurence 2016年03月02日(水) 12:37:28履歴
交易と貿易、ということですがまずは用語の意味から教えていきましょうかね。といっても、分かっている人も多いかと思いますので、そういう人は悪しからず。交易とは、物と物とを物々交換すること、あるいは通貨、貨幣などを用いてそれを兌換することなどをいいます。つまり、何かと何かを交換して取引が成立すれば小さな、というかプチ交易とも呼べますし、物と貨幣などを交換しても交易と呼べる、のです。対して、貿易は交易に政治的意味を持たせたもの、つまり商会や会社、あるいは国をもたせる、維持させるために必要な物資やあるいは貨幣を交換・流通・備蓄するために会社、あるいは国家規模で交易をすることを指しています。交易に対して、扱い元の規模が大きくなりますから、貿易と呼び方が変わるのです。以上、ここではそういうことにしておきますが、錬金術とは、ここでは交易の仕組みそのものにお金、貨幣を生み出す作用がある、ということを指しています。じゃぁ、誰でもやれば一発で億万長者になれるか、といったらそうではありませんがそれでもちゃんとしたやり方で長い間じっくり時間をかけてやれば必ずや資産を積み重ねることのできる方法だったりします。そういうわけで錬金術なのですが、基本の仕組みを理解すればどうやって利益が生み出されるか、も分かるはずです。なので、興味のある方は是非読まれることをおすすめいたします。
交易と貿易についての基本的な説明は以上ですが、問題はじゃぁどうして利益が出るのか、というところです。その前に、交易の仕組みから説明しなければいけませんが、交易とは原始時代にまで遡れば石を貨幣代わりにして物と物とを交換、あるいは要らないものを交換していたと推測できますし、少なくともそれ以降の時代で銅や銀、金などの金属の貨幣が登場するまではかなりざっくばらんにいうと石などだったのではないでしょうか。まぁ、こういうところから見ると兌換機能があれば通貨はなんでもいいんだ、と思えるのですが交易のメカニズムを説明するにはまずそれ自体にかなり価値のある金・銀などの貴金属、あるいは銅などの硬貨の時代に入らないと、そもそも仕組みを説明できません。なので貴金属や金属などの貨幣の時代からだと想像していただいて、問題は、交易でなぜ利益が出るのか、というところです。交易だから、当たり前じゃん、と思われるかもしれませんが、ここでは一応ある程度の仕組みを説明しておく必要がありますから、興味のある方は拝聴ください。貴金属や銅などの貨幣を交易の決済、兌換に用いる場合、まずその貨幣そのものにある程度の価値があることになります。兌換機能とは、そもそも硬貨などにある程度の価値があると認められた上で、それを管轄する政府などが「これこれはいくらですよ〜」という価値をあらかじめ決めておいて、物との交換や何かを取引する際の兌換(だかん、交換すること)に使えるようにした機能のことをいいます。あるいはそういった機能のあるものを貨幣あるいは通貨と呼び、貴金属や銅などの比較的貴重な金属の硬貨が兌換に用いられる場合はそれの取引自体でそもそも市場の相場かあるいは経済が数値上は動く、ということが考え得るわけです。数値上、というと分かりにくいかもしれませんが、経済では基本的に数値上で動けば実体が動いた、と勘案しますので、まぁ、実際の相場や経済にちょっとづつ影響を与えている、と思っておいてください。その前に、交易の仕組みを説明しなければいけませんが、交易とは中世・近世あるいはそれ以前の多くの場合海路を用いて行われることが多かったですから、(道も整備されてなく陸路は時間もかかるし危険も多かった、加えてそう大して物は積めない)人工動力がほとんどなかった時代に風を用いた帆船で行われることが多かったわけです。風はその地方で季節ごとに吹く向きはだいたい決まっていますから、その風や気候の特徴・性質を十分に理解していれば四角帆にしろ三角帆にしろある港からある港への航海はできたわけです。逆に貿易風と呼ばれる夏の風と冬の季節風を上手く利用すれば遠路でも往復できましたから(その代わりその場合は往復に半年〜一年かかることになります)、帆船の時代の交易・貿易は割とゆっくり行われた、と考えることができます。アラビアのダウやヨーロッパのコグなどで貿易することを考えた場合、帆船なのでだいたい積める量は限られています。加えて、その交易、往路と復路で利益を出さないとそもそもその商人の生活は成り立ちませんから、基本的にはどちらでも利益が出るように工夫するわけです。そうなると、船に積む量はだいたい有益な交易品があれば八割〜満載近く載せるとして、一回に載せられる量は一定なわけです。で、往復回数も季節風を用いるような遠路ならそもそも一年に一回ぐらいしか往復する機会がありませんから(それ以外の場合は沿岸部など季節風の割と関係ない部分で短距離交易に用いられると考えられる。もっともその場合はダウなど三角帆の場合が多い。風を掴みやすいため。)なおさら、その回数の限られた交易で利益を出さなければいけなくなります。そうなると、ある程度載せるものはそこ数年ならだいたい決まってきますし、そもそもそんなにたくさんの硬貨は持ち歩けませんからどうしても交易品を「等価交換」しなければいけなくなります。等価交換とは物同士を割と取引の当事者が妥当な値段だとして同じぐらいの価値同士になるように交換することを指していますが、交易では上記理由などで等価交換が原則になっている場合が多いのです。その経済的理由以外でも宗教的あるいは信教的理由などで等価交換を好む、あるいは精神性の中心に据えている商人は非常に多いように思いますが、とにかく、あまり貨幣を持ち歩けない、あるいは一回の交易で船に積める量が一定である、ということを考えるとどうしても等価交換で交易を行うことになります。等価交換である場合にはさほど硬貨の交換は必要ありませんから(それでもヨーロッパと北アフリカ、あるいはアラビアなどあえて硬貨や貴金属の交換を目的にした交易・貿易もあった)、これを逆に見ると交易でいくら貨幣に変換されたか、つまり交易の決済において物品の交換や乗組員の給料あるいはその他雑費の支出などに使われなかった分の、あるいは物品の交換においての差益の部分、が非常に重要になってくるわけです。その当時は比較的硬貨に使われる貴金属や金属は貴重なもので、できるだけ普段の交易では貨幣を用いずに、できれば等価交換でかつ自分が少しでも貨幣の支払いを多く受け取れるように仕向けたかったと考えられるわけですから、その交易で「いくら貨幣に替わったか」の部分が非常に重要なのです。交易をしていて貨幣に替わった部分は実質その商人個人にとってみれば新しい価値が生まれたことと同じ、インフレなわけですから(その貨幣で好きなものが、買えます。)その交易におけるインフレをいかに商人個人のレベルで起こしていくかが、交易で儲けられるか、どうかあるいは交易そのもので利益を出す仕組みに直接関わっていくわけです。つまり、より高い価値の物品をこちらから持ち込むことによって、相対的により多い貨幣で貿易決済というか支払いを受けることができますから、そういう仕組みが、交易・貿易で利益を出す仕組みになってくる、ということなのです。簡単にまとめると、交易で根本的に利益を出すにはより高い物品を持ち込んで、(貨幣などに兌換される分)より高い価値を生み出すことによって貨幣で支払いを受ける、必要があったのです。逆に、そうして貴金属などの貨幣で支払いを受けた分はより高い物品を買うお金か、あるいはより何かいいものを買ったり投資したりして交易の効率そのものが上がることが考えられますから、より利益を出しやすくなるわけです。ちなみに、物品や取引での支払いなどが紙幣などによって主に行われるようになった現在でも、そもそも紙幣は金の代わりとして始まりその代替品として世界的な規模で用いられるようになったわけですから、交易の基本的には等価交換で、その上貨幣などでいくら支払いを受けたかが交易における利益、あるいはその仕組みである、ということにはなんら変わりありません。ちなみに、交易で一商人個人単位でいくらか貨幣で支払いを受けて要はインフレが起こった状態になったのなら、今度はその港などで貴金属や高級品、奢侈品などの持ち込んだ先の市場の相場や経済にインフレを起こし得る物品を選んで買うといいでしょう。たいてい、一商人の積み荷単位であっても市場の相場であっても経済であってもインフレあるいはその要因というものは連動しますから、そのインフレを起こす効果のあるものをインフレ分で取引すれば重ねがけでより余剰インフレ分が増えることになります。インフレを起こし過ぎると今度はその消化や処理が大変なんじゃ、というイメージもあるかと思いますが、交易の場合はより十分な長い時間をかけて行われる上そもそも運んだ食料品や日用品などの生活必需品の分で高級品のインフレ分は消化されますから(高級品が市場で取り込まれるためにはそもそも日用品などのベースの大衆的消費が必要。)、全然問題はないのです。ちなみに、ある市場で物品の販売が滞ったり逆に売っている物品の値段が高止まりする場合(スタグフレーションなど)が起こった場合も外からの高級品や奢侈品などの輸入品によるインフレ要因でそれは解消しますから、交易や貿易のそれは基本的には高級品、あるいは奢侈品、貴金属を如何に多く自分の市場に取り入れるか、という競争だったりするのです。その市場あるいは自分のいる街でインフレを起こせばより開発は進んで投資が集まって住みやすく、結果的に裕福になりますから、裕福になるというゲームを含めて交易のゲームとは自分の拠点としている街、あるいは入れ込んでいる街を如何に裕福にするか、そのためにはインフレを比較的緩やかに起こすか、というゲームだったりするのです。ちなみに、普通に自然に交易していればだいたいインフレは緩やかに起こりますから、いかにその街の経常の収支を増やすか、あるいはその街の市場での流動性を高めるのか、といったところが交易では重要になってくるわけです。反対に、日用品を捌いて交易で利益を出したいのだとすればその中に小さな美術品などちょっとした高級品を混ぜればいいことになります。あるいはそういった面もあってか食料品などの国の生活を支える日用品、あるいは必需品などはその都市の商会やギルドが管理していることが多いですから、そういう面では全くの個人でやる場合でもない限りは高級品を混ぜる工夫もさほどは必要ないのかもしれませんね。まぁ、逆に、そういったたまに高級品を運ぶ楽しみ、というのもあるのかもしれませんが、どのように生計を立てるか、あるいはどの商品を売るのか、ということに関わらず、高級品、奢侈品を捌くこと時代にインフレを上げる、あるいは起こす要因があるのだ、ということをまず知っておいていただきたい、と思います。ちなみに、高級品などのインフレはその街の市場である程度の日常消費があれば消化されるので、大して問題はない、ということなのです。
交易と貿易についての基本的な説明は以上ですが、問題はじゃぁどうして利益が出るのか、というところです。その前に、交易の仕組みから説明しなければいけませんが、交易とは原始時代にまで遡れば石を貨幣代わりにして物と物とを交換、あるいは要らないものを交換していたと推測できますし、少なくともそれ以降の時代で銅や銀、金などの金属の貨幣が登場するまではかなりざっくばらんにいうと石などだったのではないでしょうか。まぁ、こういうところから見ると兌換機能があれば通貨はなんでもいいんだ、と思えるのですが交易のメカニズムを説明するにはまずそれ自体にかなり価値のある金・銀などの貴金属、あるいは銅などの硬貨の時代に入らないと、そもそも仕組みを説明できません。なので貴金属や金属などの貨幣の時代からだと想像していただいて、問題は、交易でなぜ利益が出るのか、というところです。交易だから、当たり前じゃん、と思われるかもしれませんが、ここでは一応ある程度の仕組みを説明しておく必要がありますから、興味のある方は拝聴ください。貴金属や銅などの貨幣を交易の決済、兌換に用いる場合、まずその貨幣そのものにある程度の価値があることになります。兌換機能とは、そもそも硬貨などにある程度の価値があると認められた上で、それを管轄する政府などが「これこれはいくらですよ〜」という価値をあらかじめ決めておいて、物との交換や何かを取引する際の兌換(だかん、交換すること)に使えるようにした機能のことをいいます。あるいはそういった機能のあるものを貨幣あるいは通貨と呼び、貴金属や銅などの比較的貴重な金属の硬貨が兌換に用いられる場合はそれの取引自体でそもそも市場の相場かあるいは経済が数値上は動く、ということが考え得るわけです。数値上、というと分かりにくいかもしれませんが、経済では基本的に数値上で動けば実体が動いた、と勘案しますので、まぁ、実際の相場や経済にちょっとづつ影響を与えている、と思っておいてください。その前に、交易の仕組みを説明しなければいけませんが、交易とは中世・近世あるいはそれ以前の多くの場合海路を用いて行われることが多かったですから、(道も整備されてなく陸路は時間もかかるし危険も多かった、加えてそう大して物は積めない)人工動力がほとんどなかった時代に風を用いた帆船で行われることが多かったわけです。風はその地方で季節ごとに吹く向きはだいたい決まっていますから、その風や気候の特徴・性質を十分に理解していれば四角帆にしろ三角帆にしろある港からある港への航海はできたわけです。逆に貿易風と呼ばれる夏の風と冬の季節風を上手く利用すれば遠路でも往復できましたから(その代わりその場合は往復に半年〜一年かかることになります)、帆船の時代の交易・貿易は割とゆっくり行われた、と考えることができます。アラビアのダウやヨーロッパのコグなどで貿易することを考えた場合、帆船なのでだいたい積める量は限られています。加えて、その交易、往路と復路で利益を出さないとそもそもその商人の生活は成り立ちませんから、基本的にはどちらでも利益が出るように工夫するわけです。そうなると、船に積む量はだいたい有益な交易品があれば八割〜満載近く載せるとして、一回に載せられる量は一定なわけです。で、往復回数も季節風を用いるような遠路ならそもそも一年に一回ぐらいしか往復する機会がありませんから(それ以外の場合は沿岸部など季節風の割と関係ない部分で短距離交易に用いられると考えられる。もっともその場合はダウなど三角帆の場合が多い。風を掴みやすいため。)なおさら、その回数の限られた交易で利益を出さなければいけなくなります。そうなると、ある程度載せるものはそこ数年ならだいたい決まってきますし、そもそもそんなにたくさんの硬貨は持ち歩けませんからどうしても交易品を「等価交換」しなければいけなくなります。等価交換とは物同士を割と取引の当事者が妥当な値段だとして同じぐらいの価値同士になるように交換することを指していますが、交易では上記理由などで等価交換が原則になっている場合が多いのです。その経済的理由以外でも宗教的あるいは信教的理由などで等価交換を好む、あるいは精神性の中心に据えている商人は非常に多いように思いますが、とにかく、あまり貨幣を持ち歩けない、あるいは一回の交易で船に積める量が一定である、ということを考えるとどうしても等価交換で交易を行うことになります。等価交換である場合にはさほど硬貨の交換は必要ありませんから(それでもヨーロッパと北アフリカ、あるいはアラビアなどあえて硬貨や貴金属の交換を目的にした交易・貿易もあった)、これを逆に見ると交易でいくら貨幣に変換されたか、つまり交易の決済において物品の交換や乗組員の給料あるいはその他雑費の支出などに使われなかった分の、あるいは物品の交換においての差益の部分、が非常に重要になってくるわけです。その当時は比較的硬貨に使われる貴金属や金属は貴重なもので、できるだけ普段の交易では貨幣を用いずに、できれば等価交換でかつ自分が少しでも貨幣の支払いを多く受け取れるように仕向けたかったと考えられるわけですから、その交易で「いくら貨幣に替わったか」の部分が非常に重要なのです。交易をしていて貨幣に替わった部分は実質その商人個人にとってみれば新しい価値が生まれたことと同じ、インフレなわけですから(その貨幣で好きなものが、買えます。)その交易におけるインフレをいかに商人個人のレベルで起こしていくかが、交易で儲けられるか、どうかあるいは交易そのもので利益を出す仕組みに直接関わっていくわけです。つまり、より高い価値の物品をこちらから持ち込むことによって、相対的により多い貨幣で貿易決済というか支払いを受けることができますから、そういう仕組みが、交易・貿易で利益を出す仕組みになってくる、ということなのです。簡単にまとめると、交易で根本的に利益を出すにはより高い物品を持ち込んで、(貨幣などに兌換される分)より高い価値を生み出すことによって貨幣で支払いを受ける、必要があったのです。逆に、そうして貴金属などの貨幣で支払いを受けた分はより高い物品を買うお金か、あるいはより何かいいものを買ったり投資したりして交易の効率そのものが上がることが考えられますから、より利益を出しやすくなるわけです。ちなみに、物品や取引での支払いなどが紙幣などによって主に行われるようになった現在でも、そもそも紙幣は金の代わりとして始まりその代替品として世界的な規模で用いられるようになったわけですから、交易の基本的には等価交換で、その上貨幣などでいくら支払いを受けたかが交易における利益、あるいはその仕組みである、ということにはなんら変わりありません。ちなみに、交易で一商人個人単位でいくらか貨幣で支払いを受けて要はインフレが起こった状態になったのなら、今度はその港などで貴金属や高級品、奢侈品などの持ち込んだ先の市場の相場や経済にインフレを起こし得る物品を選んで買うといいでしょう。たいてい、一商人の積み荷単位であっても市場の相場であっても経済であってもインフレあるいはその要因というものは連動しますから、そのインフレを起こす効果のあるものをインフレ分で取引すれば重ねがけでより余剰インフレ分が増えることになります。インフレを起こし過ぎると今度はその消化や処理が大変なんじゃ、というイメージもあるかと思いますが、交易の場合はより十分な長い時間をかけて行われる上そもそも運んだ食料品や日用品などの生活必需品の分で高級品のインフレ分は消化されますから(高級品が市場で取り込まれるためにはそもそも日用品などのベースの大衆的消費が必要。)、全然問題はないのです。ちなみに、ある市場で物品の販売が滞ったり逆に売っている物品の値段が高止まりする場合(スタグフレーションなど)が起こった場合も外からの高級品や奢侈品などの輸入品によるインフレ要因でそれは解消しますから、交易や貿易のそれは基本的には高級品、あるいは奢侈品、貴金属を如何に多く自分の市場に取り入れるか、という競争だったりするのです。その市場あるいは自分のいる街でインフレを起こせばより開発は進んで投資が集まって住みやすく、結果的に裕福になりますから、裕福になるというゲームを含めて交易のゲームとは自分の拠点としている街、あるいは入れ込んでいる街を如何に裕福にするか、そのためにはインフレを比較的緩やかに起こすか、というゲームだったりするのです。ちなみに、普通に自然に交易していればだいたいインフレは緩やかに起こりますから、いかにその街の経常の収支を増やすか、あるいはその街の市場での流動性を高めるのか、といったところが交易では重要になってくるわけです。反対に、日用品を捌いて交易で利益を出したいのだとすればその中に小さな美術品などちょっとした高級品を混ぜればいいことになります。あるいはそういった面もあってか食料品などの国の生活を支える日用品、あるいは必需品などはその都市の商会やギルドが管理していることが多いですから、そういう面では全くの個人でやる場合でもない限りは高級品を混ぜる工夫もさほどは必要ないのかもしれませんね。まぁ、逆に、そういったたまに高級品を運ぶ楽しみ、というのもあるのかもしれませんが、どのように生計を立てるか、あるいはどの商品を売るのか、ということに関わらず、高級品、奢侈品を捌くこと時代にインフレを上げる、あるいは起こす要因があるのだ、ということをまず知っておいていただきたい、と思います。ちなみに、高級品などのインフレはその街の市場である程度の日常消費があれば消化されるので、大して問題はない、ということなのです。
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交易の四元素について考えていたんだが、例えば風はどこへ運ぶか、だからどこへ、だよな。まぁ、帆船は風向きで行ける方向が決まるからな。んで、火は資産だから、どれくらい投じられるのか、ということだよな。お金はエネルギーだからな。で、水はどれくらい取引するか、ということだから、どれくらいまでやりとりして、どこまで見込むか、ということだよな。いわゆる商勘定ってやつだな。で、最後の大地は、要はどこで、どこに、だから船だよな。商品運ぶ場所は船で、どこへ、だからな。こうやってみていくと、風と資産はどこへ、どのくらいだから火と風はどうやって(how)になるよな。で、火水は何を、どのくらい、になるからどれだけ(whatever)、になるよな。んで、商勘定と船はどれくらい、どこで、だから何を(which)、となるよな。で、最後の風、大地はどこで、どこへだからどこに(where)だよな。こういった解釈は他の諸要素にも応用が利くものなんで、是非いろいろと試してみてくれよな。
また、この考え方は、海戦や海軍戦力にも応用が利くぞ?例えば、火水は属性的にフリゲートなんだが、どれだけ投じるか、というところが主になるし、それに対してイギリスのレイジーなんかは水大地の砲艦で飽和射撃が主体戦術になるんだが要は、それらの戦術的運用としては、何を?になるよな。まぁ、要は量を展開してくる海軍戦術に対しては何を、という対処法が重要になるわけだ。んで、風大地は主力の戦列艦なんだが戦術的には、どこへ、だよな。頑強だが重くて鈍重でもあるんで、どこそこへふらっと、というわけにはいかないし、かといって海外派遣にしてみても、それなりに準備と用意がかかる割には戦術運用的に重いしな。砲艦に対しては強いんだが場所を選んで動きが重いんで、どこへ、という戦術的運用が一番重要になるな。で、最後の火風の74門艦やコルベット、火船艦なんかは、まぁ、火と風はしばきの属性でもあるんだが、要はどうやって、どう戦術的に相手を倒すか、ということに主眼が置かれているから、どうやって、になるよな。まぁ、スポーツでも共通するんだが、この中で一番重要になるのは火風と火水の中間、つまりどうやって、とどのくらい(パワーを投じるのか)という戦術的運用にかかわる戦術的思考の部分のことをいうんだが、まぁ、ゲームと名の付くものはこのどうするのか、という戦術的思考の部分が一番重要になる、というこったな。まぁ、一度ゲームと名がつけば個々の要素は多少ゲームが違っても応用の利くものなんで、是非いろいろと応用してみてくれよな。