中国製のF2P PCゲーム 鋼鉄のワルツのPC版(Steam & DMM)専用Wikiです。

【新スキン】うさぎのキャンディーの甘い思い出!ナナ(关凛娜)の新スキン——福喜双至(幸福と繁栄) 2021-02-05 19:01:17

指揮官の皆様、来週は春節ですね。皆様の家庭ではキャンディや種菓子の準備は進んでいますでしょうか?
今年の春節は西暦のバレンタインデーにあたります(訳注:西暦だと毎年日にちがずれる。今年は2/12で、中国では2/11〜17が祝日となるようだ)。という事で我々はナナに伝統的な婚礼衣装を用意しました。
え?パンツをはいてない?やだなぁ!ちゃんとはいてますよ。まだスキンを手に入れてないんですか?


それはともかくWZ-120の性能調整の件です。すでにお気づきの指揮官もいらっしゃると思いますが、ゲーム内で主砲がWZ-120Bの105mm砲にアップグレードされ、HESH弾の追加に加え、元々の弾種も射程が若干伸びています。
このスキンの長刀を見ると105mm砲の特徴である軸の膨らみがあるのが分かると思います。


WZ-120は2016年登場のもう古いユニットなので、スキンと共に性能強化の機会を得ました。以前にも他のユニットが同様に強化されていたようなので今後はこれが恒例化するのかもしれません。
今回の春節イベントでこのスキンを入手するには「うさぎキャンディー」を集める必要があります。
この「うさぎキャンディー」と聞いて、多くの指揮官は微笑みを浮かべるでしょう。立ち絵にも描かれているキャンディの包み紙は現実の物とは異なりますが、赤・青・黒・白の古典的な配色が大白兔奶糖(訳注:中国の有名なキャンディ)を想起するでしょう。
ですがこの小さなキャンディを侮るなかれ。今日はこのミルクキャンディのお話をご紹介します。


1943年、上海の永安社はミルクの風味が強く印象的なイギリスのミルクキャンディを発売しました。
その後、上海爱皮西糖果工房がそれを研究し、ABCミッキーマウスキャンディを開発。これが大白兔奶糖の原型となりました。ですがミルクキャンディの原料は輸入頼りで生産量が少なく、上流階級にしか手に入らない贅沢品でした(下の写真左側の赤い飴紙がABCミッキーマウスキャンディです)。


1956年初め、全国商工業の官民合併政策により、爱皮西糖果工房から爱民糖果工房へと改称され、ミッキーマウスキャンディも大白兔奶糖へと改称されました。
そして1959年、大白兔奶糖は品質優秀としてWZ-120戦車と同様に建国十周年記念品に指定され、大白兔奶糖の名声が全国に知られるようになりました。
1972年、アメリカのハーグ准将は一ヶ月後のニクソン大統領訪中に備えて、先遣隊として中国に来訪しました。気配り上手のホテルの係員が、客室に備えられていた大白兔奶糖がどんどん消費されているのに気が付きました。それを知った首相はすぐに工場に増産を依頼し、来賓への贈り物として500ポンド以上のキャンディを用意し大好評を得ました。

その後、ニクソン大統領来訪時には更なる増産を行ない、帰国の際に友人家族へのプレゼントとしてお渡ししました。その結果、大白兔奶糖がアメリカのその年のイースターでの人気キャンディとなり、海外でも販売されるようになりました。


80年代初頭、大白兔奶糖はまだ国営商店の目玉商品で、買うのに長蛇の列が出来ることもしばしばでした。そのため子供たちが気楽に口にできる訳ではありませんでした。
年越し以外では、挙式へと親戚友人にどうか参加してもらうため、婚礼の際に配るギフトには必ず大白兔奶糖が入っていました。
もちろん現在では生活は劇的に変わり、大白兔奶糖はほぼどこのお菓子屋さんでも簡単に買えるようになり、私も実際に買って来ました。
ここで全ての指揮官が幸せな新年を迎えられるよう願って、お先に食べましょう!


待てよ。ナナのこのスキンも一応ウェディングドレスの一種だよな。ということはゾイがまた青くなってるんじゃないかな????

【記事一覧に戻る】

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

Menu

2024/03/29〜04/19-1時 2024/03/01〜03/22-1時
2022/11/25〜常設 2017/12/06〜常設(週替り)

世界観と考察

どなたでも編集できます