まとめ:雅ちゃんがももちの胸を触るセクハラ

690 : 名無し募集中。。。@無断転載は禁止2017/05/31(水) 02:03:27.58 0

雅ちゃんはベッドの中で考えていた。
さっきふと目覚めて胸騒ぎを感じてからまるで寝付けなくなっていた。
夜中の2時だった。

桃が起きているような気がする。

桃子の寝室は廊下を挟んで斜向い。帰って来たのは知っている。
自分の方は早めに寝室に入ってしまっていて、声もかけなかったのだが。

いや、ただの気のせいだし。と雅ちゃんは思った。
自分が眠れないからって、そんな気になってるだけかもしれない。

じゃあ、桃が起きてたとしたら、寝れないところを付き合ってもらいたいのかって考えたら
別にそんなんじゃないし。
寝る部屋が別々なんだから、片方寝てて片方が起きていてもお互いの何の邪魔にもならないところが良いわけで
毎晩こうやって一人で寝てるんだし今寂しいとかそういうんでもないし。

雅ちゃんはお布団を頭まで被って、やっぱりもう一度眠ろうと試みてみた。
羊を数えることにした。
一匹ずつ柵を飛び越えて行く羊を数えた。よしっ。いけっ。うん、いいよ!そんな感じ!

しかし何匹目か、目の前にピンクの羊がとことこと歩いて来て
柵の手前で座り込むのを見て、雅ちゃんの眉間に皺が寄る。
その後ろに列を成していた羊たちがメェメェとうるさく鳴き出した。

ちょっと待って。何なの。
雅ちゃんのまぶたがピクピクと震えた。

せっかくいい感じに数えてたのに。多分、きっと、あと何匹かで寝れたはず。
じっと睨みつけた。しかしピンクの羊は座り込んだまままるで動かない。
これはもう、背中をむんずと掴むとかして、無理矢理にでも柵を越えさせるしかないのかも。
ウズウズしながらそこまで思い詰めた時、ピンクの羊が振り向いて、雅ちゃんの方を見た。

ああ、そう。寝れないの。寝れないのね。

雅ちゃんは目をぱちっと開くと、枕を掴んで自分の部屋を出た。
斜向いのドアをノックする。

「どしたのみや」
ドアの隙間から顔を除かせた桃子に、無言で開けろと促す。
雅ちゃんはまっすぐ桃子のベッドに向かい、掛け布団を大きく剥ぐと
奥に陣取ってから、空けたスペースをポンポンと叩いて言った。
「起きてたでしょ。寝れないんでしょ。一緒に寝てあげる」

桃子は目をぱちくりとさせて、明後日の方向を見てから
「みやが何言ってんのか全然わからないんだけど」と言いながら
雅ちゃんの傍らにもたもたと横たわった。

「はい、おやすみなさい」と言いながら
桃子の肩に布団をかけてやると
桃子は目を閉じて、口許を弛めながら言った。
「おやすみなさい」

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