まとめ:雅ちゃんがももちの胸を触るセクハラ

244名無し募集中。。。2019/05/18(土) 02:54:00.230

あー、またやってる
別の教室での授業が終わってから自分の教室に戻る途中、廊下でみやを見かけた
そこにはももと同い年の佐紀ちゃんと、みやと同じ学年の愛理も居る
そこまではよくあることなんだけど

窓枠に腰掛けるようにしたみやの膝の上に、愛理が座ってる
みやの細い腕が愛理のお腹の辺りに回っていて、その手首には愛理が手を添えていて
後ろを向くようにして愛理がみやに話しかけてるけど
近くない?ちょっと、いやかなり

楽しそうに話す3人を遠目に眺める
なんだろ、普通に話しかければいいのにね
それができない

「別にいいけどさ」

口に出したら、ちょっぴり胸がチクッてした
立ち去る寸前、みやがこっちに気付いた気がしたけど、そのまま階段を上った

最近はみやの行動が気になって仕方ない
どういう心境の変化なのか自分でもわからなくて、正直戸惑う
多分、みやが好き好き言ってくるのがいけないんだ
ももだって人間なんだから、好きって言われて悪い気はしない
だけど普段のみやを見てると、誰にでも好きって言うし、誰とでもくっついてるし

ももはお試し

そうそう、それを忘れちゃいけないよね、うん
そもそもみやのことなんてそんな風に見てないし、うん

『絶対、好きって言わせてやる』

告白された日、そう言ったみやの声が脳裏に響く

「絶対、言ってやんない」

改めて心に誓うと、少しだけスッキリした

245名無し募集中。。。2019/05/18(土) 02:55:58.120

「あのさー、いつも思うんだけどなんでそんな遠いの?」

昼休み、いつものように屋上でお弁当を食べてから片付けていると、1人分のスペースを挟んで隣に座るみやが不服そうな声を上げた

「みやの近くに居るとろくなことしないから」
「なにそれ、みやがももになんかした?」
「しまくりでしょ、バカじゃないの?」
「ももはすぐバカバカ言う」

ムーッて拗ねてる
まったく、バカなんだからバカって言うよ、このバカに

お弁当の手提げ袋を隣に置いて、伸びをする
ふぁ〜、お腹いっぱい
天気も良いし眠くなるよね

「ももも座る?」

再び隣のみやを見ると、なんとも表現しづらい表情
ぽんぽんと太ももを叩いてニヤニヤしてる
何?その顔

「いや、座らないし」
「なんで」
「なんでって、そういうのは、...」

そういうのは好きな人とするものでしょ?
みやと居るとこの言葉ばっか頭に浮かぶ
手を繋ぐのも、抱きしめるのも、キスをするのも、全部全部好きな人とするものだとももは思うの
みやは、誰とでもするけど
そう思ったら言葉が喉に引っかかって、なぜか声にならなかった

「もーもー」
「嫌」

ぷいってそっぽを向く
ダメダメ、また流される
こんなの恋人ごっこでさ、みやだって絶対本気じゃない
なのにももだけいつも意識してるみたいで悔しい
みやにとってももは愛理とおんなじで、仲良い相手とスキンシップがしたいだけなんだよきっと

そう心に言い聞かせてるのに
それなのにいつもみやは

「もも」

みやは、優しい声でももを呼ぶ
大切な人を呼ぶみたいに
無意識に首が動く
心では振り返っちゃダメだって思うのに

「おいで」

ふわって笑うの、ずるい
まるでみやの言葉が紐となってももの体に巻き付いて、引っ張られるみたいに
自然と足が動く

247名無し募集中。。。2019/05/18(土) 03:10:48.720

みやの膝に跨るようにして座って、後悔する
なんで向き合うように座っちゃったかなももったら
これじゃ顔も全部見られちゃうじゃん

「ふふ、よくできました」

みやはそんなのお構いなしに、ももの頭を撫でる
ももの方が先輩なのに

「ももってさー、ほんとかわいいよね」
「な、なに急に」
「急じゃないよ、いつも思ってるし」
「あ、そう」

間近でそんなこと言われたって困る
どうしたらいいかわかんなくなるじゃん
本気にしたらいけない、みやの言葉なんて
佐紀ちゃんにだって愛理にだってかわいいって言うし
ももが特別なわけじゃない

「もものほっぺ柔らか〜い」

片手を当たり前のようにももの腰に回すと、もう片方の手でほっぺをむにむにしてくる
ちょっと、勝手に触んないでよもう
振り払うように横を向いても、みやは気にせず触れ続ける
髪を耳にかけて耳の縁をなぞってくるからなんだかくすぐったいし、近いし
ももはもう離れたいんだけど

「ももってすぐ照れるよね」
「なっ、照れてないけど?」
「こんなに耳赤くしてよく言うよ」
「...うるさいっ」

立ち上がろうとしたら、思いのほか強い力で引き戻された
そのままぎゅって抱きしめられる

「もも、好き」

耳元で囁かれた声に、ドクンッて心臓が大きく鳴った
真に受けるな、真に受けるな、何度も呪文のように心で唱える

「なんか言ってよ」
「そ、そうなんだ」
「なに、そうなんだって、あはっ」

248名無し募集中。。。2019/05/18(土) 03:12:21.340

体を離したみやに顔を覗き込まれて、至近距離で目が合う

「あのね、みやが言ってる意味わかる?」
「ちょっと、よく、わかんない?かも」
「みやはももが好きなの」

急に真面目な声になるのって良くないよね
ますます心拍数が上がって、心臓が飛び出ちゃうんじゃないかって思う

「だからさ、今すっごいちゅーしたい」

自分でもわかるくらい、顔が赤くなる
恥ずかしい、後輩のからかいに動揺してる自分がものすごく恥ずかしい

「でもももはいつもしたくないって言うじゃん?だから我慢する」

へっ?
思わずそんな声が出そうになって、慌てて口を噤んだ
いつもは強引にしてくるじゃん
だけどみやの目を見たらわかる
誘われてる、うん、これは確実にそう
乗らないからね、ももはそんなのに乗らないから

相変わらずの至近距離で、みやはずっとももを見つめてる
ここで逸らしたら、それこそ負けな気がして見つめ返すんだけど、なにこれめっちゃ恥ずかしい

「もも?」

確かめるみたいに名前を呼んでから、みやの指先がももの髪を梳く
目は合わせたまま、優しく
不意に、くって髪の毛を引っ張られた
あーーもう、わかった、わかったよ、今日だけだからね
今日だけはももが折れてあげる、もう2度とないから

ももが顔を近付けると、みやが嬉しそうに笑った
キスなんて、自分からしたことないからどうすればいいのかわかんない
不時着するみたいに触れて、我ながら下手くそすぎて笑っちゃう
それなのに、すぐに唇を離したももを見てみやがくしゃって笑う

「ももかわいい」

そう言って今度はみやからキスをされた
大事に大事に触れられて、勘違いしそうになる
腰に回された腕に力が入って、さらに密着する
熱い、無理
いつの間にか頬に触れていたみやの指先はひんやりしてて、それが心地よかった

ずっとずっと触れていたいなんて思っちゃったももは
みやの思うツボなのかもしれないけど
それでも今は、キスをされることに嫌な気はしなかった

柔らかくてあったかいみやの唇は、昼休みの終わりを知らせるチャイムがなるまで何度も触れてきて
なんだか心がぽかぽかした

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