まとめ:雅ちゃんがももちの胸を触るセクハラ

787 名無し募集中。。。 2018/01/22(月) 12:09:59.22 0
 
「ただいまー」

玄関先から届いた明るい声が、リビングまで響き渡る。
一緒にお出かけもいいけれど、こうやって家で帰りを待つのも悪くないな、と感じて雅はすっと腰を上げた。
 
* * *
 
「みや、日曜日お出かけしてもいい?」
 
そう桃子が告げたのは5日前のこと。中学時代の友人から声がかかり、レストランでディナーだという。
帰りが遅くなるようなので、桃子は申し訳なさそうな表情を浮かべながらおずおずと問いかけてきたが、雅は嫌な顔ひとつするわけもなく「全然いいよ。みやも午後からお仕事入っちゃったし」とニッコリ笑う。

「美味しいものたくさん食べておいでよ。せっかく誘ってもらったんだから」
「いいの?」
じゃあ、お言葉に甘えるね、と満面の笑みを浮かべて喜んだ。
 
* * *
 
「お帰り、楽し…」かった?と続くはずの言葉が止まってしまった。
なんとなれば、目の前に見たことのない姿をした桃子が立っていたからだ。

「遅くなってごめん!夜ご飯食べた?」
久しぶりに同級生に会って興奮しているのか、桃子はほんのりと頬を上気させていつもより声が高い。
はしゃいだように今日あった出来事を捲し立てていたが、黙り込んで固まってしまった雅に気付くと「…どうかした?」と怪しげに問いかけた。
「えっ……?」
「なんか黙っちゃって。どうした?何かあった?」
「い、いやっ。何も。えっと、夜は作って食べた」
ああそうなんだ、ちょっと遅くなりすぎちゃったかな、と桃子はようやく言葉を発した雅に安心したようにパンプスを脱ぎ始めた。
「あー…ねぇ、」
何やら怖々と雅が桃子に話しかける。桃子は「なーに」とご機嫌な様子で返した。
 
「あのさ、その格好……どうしたの」
 
ようやく気になっていた質問を投げかけると、雅は改めて桃子の姿を眺める。
雅が仕事に行く前はいつもの見慣れた部屋着を着ていたというのに、そこには今まで一度も見たことがない姿をした桃子がいた。

42名無し募集中。。。2018/01/24(水) 18:35:53.930
 
「どうしたって…。ああ、このワンピースのこと?」
 
桃子はパンプスをシューズケースに入れると、くるりと振り返って雅を見た。
 
「そういえばみやの前で着たことなかったっけ」
桃子はそう呟くと、「これ、ボディコンって言うの?スタイリストさんからもらったんだ」と胸元にあしらわれたフリルのレースを摘んでひらひらとさせて見せた。
 
「コーデ企画の時にね、大人な服装の方が似合うと思うよって。
でもほら、ももって普段あんまりお出かけしないじゃん?だから着るタイミングがなくて」
今日はみんな大人っぽくまとめようって話してたから、思い切って着てみたんだ──そう照れたように告げた桃子は、ふっと表情を曇らせると「似合ってない?」と心配そうに呟いた。
「ももこういうの着慣れてないしね…ちょっと背伸びしすぎたかな」
「……そんなことない。すごく似合ってる」
ぼそっと告げた雅の言葉に嘘はなかった。
 
 
ハイネックのタイトなワンピースはネイビーを基調としていて、シンプルではあるが上品で落ち着いたものだった。
 
普段は見せない肩から腕のライン、なだらかな曲線を描く腰から足にかけてのライン。それから強調を増した胸元とお尻。
 
桃子の身体に沿ってぴたりと密着するネイビーの布が、それら全てを醸し出していた。

45名無し募集中。。。2018/01/24(水) 18:38:56.600
 
リビングに入ると桃子は「あー疲れた」と大きく伸びをした。
「食事は美味しかったけど、思ってたよりお客さんが多くてさー。人混みって疲れちゃうんだよね」
「2次会は?行かなかったの?」
「ずっとレストランでお喋りしてたら時間結構経ってて。みんな明日お仕事だって言うし」
ふわぁ、と小さな欠伸をすると、吸い込んだ息で胸元が膨らんだのが見て取れる。
 
地元の友達もこういう服を着ているし、雅自身も衣装などで着ることが多かった。もちろん街でボディコンを着た人を見ることだってある。
初めて見るわけでもないボディコンが、一番見慣れた身近な人が着ているというだけで、妙に落ち着かない気持ちになっていた。
 
しかも。
 
しかも、とても似合っている。
いや、似合いすぎていて困るくらいだ。
 
タイトというだけで、ほっそりとした手足も、女性らしい膨らみも、全てが露わになってしまうではないか。
 
──自覚がないにも程がある。
 
雅は、疲れた疲れたと、ソファに座り込んだ桃子を渋い表情で眺めたが、桃子はそんな雅の視線に気付く様子もなく「そろそろ着替えるね」とすくっと立ち上がった。
 
寝室に行こうとした桃子は、あっと思い出したように振り返ると「みや、手伝ってくれる?」と申し訳なさそうに声を掛ける。
「手伝うって?」
「後ろなんだけど、届かなくて」
桃子は極限まで首を捻って自分の背中に視線を向けようとしていた。見ると、ファスナーが付いている。
 
「後ろチャックなの。着るときは舞美も千奈美も部屋にいたから来てもらったんだけど」
下ろすの手伝って、と桃子は軽く笑うと、パタパタとリズムを刻むように寝室へ入っていった。

419名無し募集中。。。2018/01/26(金) 19:26:41.990
 
* * *
 
桃子の後に続くように二人の寝室に入った。

部屋の中ではセットしていた髪を下ろして、その髪を手のひらで束ねてうなじを露わにした桃子が「お願い」と雅に背を向けていた。
雅は黙って背中のファスナーに指をかけると、ゆっくりと下ろしていく。半分ほどのところで肩から背中に向かって、紺色の布がはらりと流れていった。

「ありがと。後は自分でできるから」
桃子はそう礼を言って振り返ろうとした──が、首筋にぬら、とあたたかいモノが触れて、思わずひゃっと声を上げる。

「…み、みや、?」
もういいと言ったはずなのに、うなじに唇を這わせた雅の指が、まだ動きを止めない。そのままファスナーを下ろしていくと、するすると肩から布を落とし始めた。

「ちょっと、みやってば!何してるの!?」
どうやら雅が不埒な振る舞いを始めたらしいと気付いた桃子は、抗議の声を上げる。
が、そんな声に返事をするでもなく、雅は後ろから桃子を抱きすくめると、ファスナーから離した指先を膨らみに向かって伸ばし始めた。

うなじから肩へ、そして背中へとあたたかな熱が伝わっていき、胸元に回された指先が桃色の先端を摘んではやわやわと揉みしだいでいく。

420名無し募集中。。。2018/01/26(金) 19:28:53.600

「ぁ…、みや……」
「もう着ないって約束して」
桃子の声に被せられたのは、拗ねたような声。
「約束…って?」
「だから、この服のこと。もう着たらダメ」
「どうして……?そんなにおかしい?」
「ううん」
似合いすぎてるのが嫌なの、と雅の憮然とした声を桃子の耳が拾う。
「似合ってるのにダメって」

みや、ちょっと変だよ?と困ったように呟く桃子の顎に指をかけると、後ろを振り向かせて文句ばかりの唇を塞いでしまう。
「言うこと聞いてくれないと、このまま破いちゃうよ」
「ちょ、ちょっと!」
雅の言葉にぎょっとしたが、その言葉とは裏腹に、ひどく優しい手つきでするするとワンピースと下着を脱がせた雅は、それらをすとんと床に落とした。

「ねぇ、みや。もも、着替えたいんだけど…」
おずおずと告げた桃子に「まだ終わってないから」と雅の静かな声が返ってきた。

とん、と背中を壁に押し付けられると、舌先と指先が忙しそうに桃子の肌の上を蠢いていく。そのまま臍の窪み辿って降りていった指先が、茂みを割って中心に向かって伸びていった。
思わず零れ出そうになった声を、自分の指をキュッと噛みしめるようにして咥える。
そんな姿に気付いた雅が「ベッド行こうか?」と穏やかに声をかけた。

「ねぇ、やっぱり、このまま…?」
続けるの、という問いには殊更優しげな微笑みが返された。

421名無し募集中。。。2018/01/26(金) 19:33:11.310

* * *
 
「──さっきの続きだけど」

甘い声を出させるだけ出させて、溢れ出るものを残らず溢れ出させたところで、ようやく体を放してくれた雅が、思い出したように囁いた。

「続き…?」
「そう。あのワンピのこと」
床に落とされて、くしゃっと投げ出されたままの紺色の塊に視線を投げると、雅は「もう着ないって約束して」と念を押す。
「わかった…。でもなんで?」
「言ったじゃん。似合ってるからだよ」
「…意味わかんない」
むすっとしたように口を尖らせると、雅が「わかるまで続けるよ」とまた上に圧し掛かってきそうになったので、桃子は慌てて「わ、わかったからっ!」と制止する。

「まぁどっちにしろ、もも一人じゃ着られないからねぇ」

ぽつっと呟いた言葉に、雅はくすりと笑みを零す。
 
──万が一ってこともあるからね。お隣さんにも手伝わないように言っておこう。
 
 
* * *
 
 
『ももにボディコン禁止令出したから』
 
 
翌日のたこ焼きパーティー。
 
スマホから目を離さないまま事もなげに、さりとて憮然とした声色で告げた雅に、舞美と千奈美は笑いを禁じ得なかった。
 
「なんとなく、みやがそういうこと言い出すんじゃないかって思ってた」
「千奈美も同じこと思ってた」
 
へえ、二人は理由がわかるんだね、ももはよくわかんないや──。
舞美と千奈美の言葉を聞きながら、不思議そうに笑った桃子は、見慣れたピンク色のワンピース。
 
雅はその中にある、自分だけが知っている美しい体を思い出す。いつもと変わらぬ私服姿に身を包んだ桃子の姿に、満足そうに目を細めていた。
 
 
* おわり *

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