まとめ:雅ちゃんがももちの胸を触るセクハラ

190 : 名無し募集中。。。@無断転載は禁止2017/06/17(土) 16:08:00.51 0

「今日、うちに来る?」 
「え?いまから?」 
「泊まりにくるかってこと」

お付き合いして数ヶ月。
何回目かのデートの帰り道で、みやはさらっとそう切り出した。

お互いの気持ちを伝えあって、晴れて恋人同士になった私達。
でも、長いつきあいなのもあってあくまでも友達の延長みたいな感じ。
変わったことといえば、二人で並んで座るときの距離が少し縮まったり、だれも見ていないところでふいにみやが手を繋いで来たり。
そんなささいなもの。

さすがにキスくらいは済ませたけど、そんなの子供の時にふざけてしたこともあるし。

いずれはそういうことになるのかなとぼんやりと想像してみてはいたけど、正直なところ、あまり実感は無かった。

急に体温がぐっと上がった気がした。
手のひらにじわりと汗がにじみ、喉がカラカラになる。

「でも、泊まる準備なんてしてない」

違うの、そんなことが言いたいんじゃない。これじゃ私が嫌がってるとみやに誤解されちゃう。
焦る私にみやの反応はあっさりとしたもので。

「そんなのコンビニで買えばいいじゃん。パジャマはみやのを貸してあげる」

どうせ帰りはすっぴんでしょ、なんて失礼な奴。

「で、どうする?」
「……行く」 
「じゃ、決まりね」


私だってこの先に興味がないわけじゃない。
それがたまたま今日だっただけの話。
そう自分に言い聞かせる。

決死の覚悟で頷いたのに、みやはいつもと何も変わらない。
ねえ、みや。私の気持ちをわかってる?

193 : 名無し募集中。。。@無断転載は禁止2017/06/17(土) 17:03:00.36 0

ママに連絡を入れたあと、コンビニに寄って、それからみやのマンションへ。
エレベーターに乗って階数表示を眺めているとまた緊張感が高まってきた。


みやが一人暮らしを始めたのは一年ほど前だのこと。
でも、私がみやのおうちに行くのは初めてだった。

付き合う前はオフの日まで会うほど親しくはなかったし、
付き合ってからは遊びに行きたいが別の意味になりそうで。
結局自分からは言い出せないまま。

家の遠い佐紀ちゃんや梨沙子がホテルの代わりに何度もお泊りしているのを、内心羨ましく思っていた。

本来なら楽しみなはずなのに今はそれどころじゃない。
二人きりの密室で、早まる心臓の音がみやに聞こえたら困るな、なんて馬鹿なことを考えた。


「わあっ…!」


みやの部屋に一歩足を踏み入れると、それまでの緊張が嘘みたいに飛んでいった。
噂には聞いていたけど、みやの理想が詰まったその部屋は、女の子の夢の城そのもの。

ヨーロッパ風の白い家具でまとめられた部屋の中で、特に素敵なのはベッドだった。
複雑な曲線にきれいな飾りが刻まれたヘッドボードに、白だけで統一されたレースをあしらったリネン類。
インテリアにはまったく興味のない私だけど、これは羨ましい。 


「ねえねえ、みや、ここ座っていい?いいよね?」


形だけ尋ねると、返事も待たずに腰掛ける。
すごい、ふかふかだ。
ベッドカバーに手を滑らせると、こっちもうっとりするぐらいなめらかな感触。
そのまま背中から倒れて横たわる。
うん、快適。


「私、もうここに住みたい」

「……。ももって、たまに子供みたいだね」


はしゃぐ私に、みやは呆れた顔をした。

194 : 名無し募集中。。。@無断転載は禁止2017/06/17(土) 17:33:44.50 0

みやが作ってくれた夕食は、クリームチーズとツナのパスタにグリーンサラダ、
それからこれはインスタントのオニオンスープにパセリをちらしたもの。
円形のテーブルも、おそろいの二脚の椅子も、みやこだわりの食器も、全部がおしゃれで、なんだかカフェにでも来たみたい。

料理はどれもおいしくて、特にパスタがびっくりするほど好みの味。
絶賛すると、ソースはレトルトだって言われた。
良かった、みやが料理まで極めていたら女子力が高すぎて私じゃついていけない。


後片付けを手伝おうかという申し出はみやから丁重にお断りされた。
まったく、桃のことをなんだと思ってるの。
こういう時は二人で仲良くお皿を洗うのが恋人同士ってものじゃない?
やっぱり失礼な奴。


みやがキッチンで片付けている間、私は暇を持て余していた。
お部屋の探検はさっきみやがご飯を作っている最中に済ませたし、テレビをつけても特に興味を引く番組もなし。
退屈で、それにお腹もいっぱいで、なんだか眠くなってきた。
みやのベッドに横たわると、すぐに睡魔が訪れた。

198 : 名無し募集中。。。@無断転載は禁止2017/06/17(土) 18:22:45.21 0

「ちょっと、もも、起きて!もう!起きなってば!」


うるさい。
今度は肩を揺すぶられる。
せっかく気持ちよくうとうとしていたところを台無しにされて、私は不機嫌に身を起こした。
そこには怒った顔のみやの姿。


「人のうちで好き勝手しないでよね」
「……ごめん」


叱られて私は小さく縮こまった。
そうだった、ここはみやのおうちだった。
あんまり居心地が良くて忘れていた。


「寝るならせめてお風呂に入ってからにしな」
「……はい」
「これ、パジャマね」
「ありがと」
「シャンプーなんかは勝手に使ったらいいよ」
「うん、わかった」


さすがに人のうちでくつろぎ過ぎだよね。
これ以上みやを怒らせないうちに、私はパジャマとお泊りセットを抱えてそそくさとバスルームに向かった。 


さすがのみやのこだわりもバスルームまでは無理だったのか、お風呂はごく普通のユニットバス。
ただし、シャンプーもボディーソープも高そうだし、トリートメントに至っては何本もあって圧倒される。
これって、どうやって使いわけてるの?
湯船にはもうお湯が張られていて、いったい自分がどれくらい眠っていたのかと冷や汗が出る。
ごめんみや、逆の立場だったら、私ならとっくに怒ってる。


結局私はそわそわと落ち着かないまま髪と体を洗うと、ほとんど湯船に浸かることもなくお風呂から上がった。


「お待たせ」 


声をかけると、ソファーで雑誌を読んでいたみやが顔を上げる。


「ずいぶん早かったね、ちゃんと肩までつかった?」 


何?その子供扱い。
ムッとして言い返そうとしたところで、みやがタイミングよくドライヤーを差し出してきて。


「髪、ちゃんと乾かしなね」
「……はぁい」


私はむくれ顔でバスルームに向かうみやを見送った。

204 : 名無し募集中。。。@無断転載は禁止2017/06/17(土) 18:59:20.02 0

髪を乾かし終えてもみやはまだお風呂から出てこない。
女子力が高い人は色々することがあって忙しいんだね。
私はまた時間を持て余すことになった。
ソファーに座って、みやが見ていた雑誌をパラパラとめくってみる。
うん、全然興味がわかない。
今までもつくづく思ったけど、本当に私とみやはタイプが違うんだなあ。


…………………。

それにしても遅い。
お風呂ってそんなにすることがあったっけ。
早くみやが出てこないとまた眠ってしまいそうだよ。


ああ、あそこが恋しいな。
そう思ってお姫様みたいなベッドを眺めていて、ふと思いついた。
みやがいたらまた怒られそうだから、やってみるなら今のうちだよね。  


私はソファーから立ち上がると、軽く助走をつけてベッドにダイブした。
ぼすん、という音をたてて無事着地成功。
本当にふかふかで最高の寝心地だ。
なんとなく楽しくなって脚をバタバタさせてみる。
私の乱暴な動きもベッドは優しく受け止めて。
いいなあみやは。いつもここで眠ってるんでしょ。
今度はゴロゴロと転がってみる。


「……もも、何してるの?」

いつの間にかみやが部屋に戻っていた。

207 : 名無し募集中。。。@無断転載は禁止2017/06/17(土) 20:03:09.02 0

やばい、これは絶対に怒られる。
そう思って私はベッドの上で身を縮めた。
でも、みやはため息を一つついただけで、それ以上何も言わずにドレッサーに向かう。


手早く基礎化粧品で肌を整え、髪を乾かし始めるみやの背中を私はぼんやりと眺めていた。
部屋に響くのはドライヤーの音だけ。
奇妙な沈黙が続く。


そもそも私は何をしにここに来たんだっけ。
それを思い出したとたんに、身体中から汗が吹き出した。
すっかり忘れてた。
私、恋人の部屋に泊まりに来てたんだ。


どうしよう、どうしよう。
なんの心構えもないままその時を迎えて私はパニックに陥った。
二人ともお風呂に入り終えて、私はベッドの上で。
これって準備万端ってことじゃない?
みやは今にも髪を乾かし終わりそうだ。
もし、みやがここにきたら私はなにをしたらいいの?


カチッと音を立ててドライヤーのスイッチが切られた。
すでに緊張でカチコチになっていた私にはその音がやけに大きく響いて。思わず身体がびくりとはねる。


いやいや、いくらなんでも怯えすぎでしょ。
そう自分に突っ込んでみた。
でもやっぱり怖いものは怖い。

「……もも」
「ひゃぃっ!」

心の中で葛藤をくりかえしていたら、急にみやに名前を呼ばれた。
思わず声が裏返って恥ずかしい。

「何?ももってば変な声」

みやが思わずといったように肩を揺らした。
もう、笑わないでよ。

「ねえ、もも」
「なに?」
「やっと意識してくれた?」


みやの声は優しくて。
焦りに埋め尽くされた心がふっと落ち着くのがわかった。

240 : 名無し募集中。。。@無断転載は禁止2017/06/17(土) 21:43:50.25 0

私達はベッドの上で向かい合わせに座っている。

暗いのは怖いけど明るいのは恥ずかしい。
そんな私のわがままに、みやはソファーの隣のスタンドライトだけを残して部屋の明かりを落とした。

オレンジの淡い光がぼんやりと室内を照らして、暗過ぎも明る過ぎもしないちょうどいい感じ。
さっきコンタクトを外したので、そこにみやいるのはわかっても表情はよく見えない。

ここからどうしたらいいの?
戸惑う気持ちを察したように、みやが動く気配がした。
鼻先をふわりといい香りが漂う。私も同じものを使ったのに、なんでこんなに違うのかな。

「もも、目をつぶって」
「うん」

素直に従うと、唇に柔らかいものが触れた。
ちゅ、ちゅ、ちゅ、と軽く何度も繰り返されるキス。
いつのまにかみやの手は私の後ろに周っていて、背中から腰を優しく撫でている。

あ、これ、好きかも。
うっとりと身を任せると、今度はみやの唇がちょっと強めに押し付けられた。
弾力がダイレクトに伝わってきて、これも気持ちいい。

「少し口を開いて」

言われたとおりにちょっとだけ口を開くと、みやは私の下唇を食んだ。
柔らかい唇に挟まれて、ときおり軽く歯をたてて甘噛み。
キスってこういうこともするんだ。やっぱり気持ちいい。

「舌を出してみて」

これは知ってる、大人のキスだ。
みやがしてくれることに間違いなんてない。
そんな気持ちで、むしろ期待を込めて舌を差し出す。
ちろりと舌先を舐められる。くすぐったいような、むず痒いような、不思議な感じ。
みやの手は今は私の肩甲骨あたりをさまよっている。そっちもだんだん気になりだした。

「もも、気持ち悪くない?」

大丈夫、と首を振ると、みやが笑った気がした。
もしかしてみやも不安なのかな。
好きだよ、の気持ちをこめて私からもキスを返す。


ふいに、みやの手に力がこもって強く抱き寄せられた。
その手は頬を包み、唇が深く合わさった。
私の唇をみやの舌が割って侵入してくる。
突然の動きについていけない私を気遣うように、みやの舌はゆるやかに口の中を舐めていく。
頬の手は首筋をなでる。

なんか、すごく、気持ちいいよ。
でも。
息をするタイミングがわからないんだけど?ギブアップの意味をこめてみやの背中をたたく。
大人のキスって難しい。

266 : 名無し募集中。。。@無断転載は禁止2017/06/17(土) 22:36:50.78 0

「ごめんね、もも、苦しかったでしょ」

みやは本気で申し訳なさそうだ。
いえいえ、こちらこそ。不慣れですみません。

初めての大人のキスはうまく行かなかったけど、もちろんこれで終わりじゃないよね。
私達、まだ服も脱いでない。

そう思うとまた緊張してきた。

「ね、もも」
「な、何?」
「先に進んでも大丈夫?」

みやって何者?実は超能力者?なんで私の気持ちがわかるの?
質問の形をしたお願いに、私が逆らえるはずがない。

「そろそろ、服を脱ごうか」

そういうとみやはあっさりとパジャマを脱ぎはじめ、するすると下着も脱いで、あっというまに裸になった。
呆気にとられてその姿を見守っていた私は、みやがパジャマのボタンに手を伸ばしてくるのを見てようやく我に返る。
慌てて振り払った。
それくらい、自分でできますから。
そうは言ったものの、恥ずかしいものは恥ずかしい。
ボタンに手をかけてぐずぐずする私を見てみやが苦笑した。

「大丈夫、暗くてあんまり見えないよ」
「わかってる、わかってるってば!」

あんまりってことはちょっとは見えてるんじゃないか。
やっぱり真っ暗にしてもらえば良かった。
ひとつ、ふたつ。ゆっくりとボタンを外していく。
そんな私をじっと見守るみやの視線。
こんなんで脱げるわけないでしょ。

「みや、あっち向いて!」
「はいはい」

少し残念そうな声。
みやが背を向けたのを確認して、私は一気にボタンを外す。
そのまま上着とズボンの両方を脱ぎ捨てて。
こういうのは勢いが大事だ。
でも、下着だけになるとずいぶんこころもとない。
布一枚減っただけなのにね。
これも、脱がなきゃだめかな。

「今日はそのままでいいよ」

私の不安を感じ取ったようにみやが言う。
やっぱりみやは超能力者なの?

630 : 名無し募集中。。。@無断転載は禁止2017/06/20(火) 20:27:16.97 0

みやに誘導されて後ろから抱きかかえられるように腰を下ろす。
脚の間におさまって、お腹に手が回って、すっぽりと包まれるような状態。
なんだか自分がぬいぐるみになったみたいで恥ずかしい。
でも、しばらくそのままでいたらみやの体温と、とくとくと規則正しく刻まれる鼓動のリズムが伝わってきて。
あ、すごく落ち着く。
後ろに体重をかけ、みやの右肩に頭を預けてみる。
また、眠くなってきた。
だんたんとまぶたが重くなっていく。

「こら!」

みやが私の耳たぶをかぷりと噛んだ。

「ひゃっ!」

一瞬で目が覚める。

「あのねぇもも。この状況で寝られたら、さすがにうちも傷つくんですけど」
「ご、ごめん…」

なんだろう。みやと一緒だとリラックスしすぎちゃうのかなあ。
しみじみと反省していたら、今度は首筋に湿った感触が。

「ひゃんっ…!」

今、舐められた?
慌てて腕を振り払う。
舐められたところを手のひらで押さえると、みやから少し距離を取った。
そうか、後ろからだと何をされるかわからないんだ。

身構えている私を宥めるように、みやは私の肩ごとくるみこみ、ぎゅっと抱きついてきた。
暖かい。
それに、むき出しの腕に触れるみやの肌はすべすべしてすごく気持ちがいい。
どうせみやからは見えないんだから、上は脱いでいてもよかったかも。 
なんとなく身体にまわった腕を撫でていると、みやがくすぐったそうに身をよじった。
笑いの振動がそのまま伝わってくる。

仕返しのつもりなのか、みやが私の脇腹をくすぐりはじめた。
ちょっと、そこは弱いんだって。
手を抑えようともがいたけど、背後を取られているからなかなかうまく行かない。
悪戯なみやの手は、今度は腰から脇のあたりを撫でる。
同時に耳の後ろを舐められて。

「……!」

ぞくりと肌が粟立った。

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