まとめ:雅ちゃんがももちの胸を触るセクハラ

363 : 名無し募集中。。。@無断転載は禁止2017/04/14(金) 03:59:43.21 0

明日の打ち合わせも終わり部屋に戻る。
明日の事を考えればもうすぐにでも寝るべき時間。
それでも気になるのは雅の存在。
雅も前泊するのは事前に聞いていた。
おそらく東京にいる時よりも今ずっと近い距離にいる。
きっともう雅もホテルにいるはずで。
タクシーで移動中見かけた雅の宿泊予定のホテル。
歩いても行けそうな程、予想以上に近い距離。
久しぶりに会いたい。
仕事の事や時間帯を考えるとそれは当然、抑えるべき欲求。
いつの間にか握り締めていた携帯を放り出してキャリーバッグを開いた。
いきなり響く軽快な着信音。
放り出したばかりの携帯を手にする。
表示されている雅の文字に驚きのあまり手が止まってしまう。
鳴り続ける音に慌てて通話を押した。

『もう寝てた?』

「まだ。今部屋に戻ったところ」

『あのさもも…あーやっぱいいや。明日も頑張ってね。おやすみ』

雅の声に混じって聞こえてきた音は確か近くのコンビニと同じ店内放送。
早口に電話を切り上げようとした雅を遮る。

「待って、みや今どこにいるの?」

『ホテルの部屋』

ボソッとした声で告げられたのは明らかな嘘。
それはもしかしての可能性を大幅に引き上げて通話はそのままに部屋を出ていた。

「ねぇみや、そのままそこにいてね」

はっ?とか何か聞こえたのを無視して通話を切る。
バカだなと思いながら一分もかからないコンビニまで走っていた。
店内に入るまでもなくコンビニ袋を片手に所在無さげに立っている雅の姿を見つけた。

364 : 名無し募集中。。。@無断転載は禁止2017/04/14(金) 04:00:52.99 0

「もう、何してるの?こんな夜に一人で出歩くなんて危ないでしょ」

「ももだって一人で出てきてるじゃん」

自分に非があるのは分かってるのか若干バツの悪そうな顔。
軽い言い争いになる前の様な会話。
こんな遠い地でわざわざそんな事はしたくない。

「一緒に来て」

雅の手を引き元来た道を戻る。
フロントに声をかけ二人で部屋に戻った。
ドアが閉まり二人きりの空間。
どちらからともなく近づく距離。
重なる唇。
いつぶりかも思い出せない程に久しぶりの感触。
離れようとした雅をドアに押し付けてより一層深く口付けた。
いつの間にかドアを背に座り込んでいた雅。
額をコツンと合わせる。

「会いたかった」

素直な言葉を口にする。

「それ、最初に聞きたかったかも」

ちょっと拗ねた様な口調。
それがなんだかおかしくてクスクスと笑ってしまう。
間近にある顔が少し不機嫌そうになり慌てた。

「ごめん。いや、えーっと」

どう言ったものか慌て出すと目の前の顔は一転して堪え切れないとばかりに笑い出した。

「慌てすぎ。別にそれぐらいで怒んないって」

立ち上がってベッドに腰掛ける雅。
静かにその横に腰掛けた。
触れた腕を掴まれる。

「また痩せた?」

「んーそんな事はないと思うよ」

365 : 名無し募集中。。。@無断転載は禁止2017/04/14(金) 04:02:23.17 0

心配そうに歪められた表情に咄嗟に誤魔化す。
たぶん嘘なのはバレている。
何か言いたげに動いた口が開く前に話を変える。

「それよりみやは明日大丈夫?」

「大丈夫って言いたいけどやっぱり緊張するよ」

触れた指先が僅かに温度を下げた。

側にいれたら温められるのに

思わず口から出た言葉になんとも形容し難い沈黙がおりた。
繋がる手に力が篭る。
ゼロになる距離。
お互いの荒い吐息だけが室内に響く。
鈍くなる理性。
服に手をかけたところでぐっと押し返された。

「これ以上はダメ」

赤く上気した顔で言われてもダメなわけないと数年前なら有無を言わせず続行していた。
今はそんな事できるわけもない。
むしろ止めてくれた事に感謝さえできる。

「キスならしていい?」

少しの躊躇い。
小さく頷かれた。
ベッドに寝転んだまま何度も繰り返されるキス。
我慢するべきなのはわかっているのにやめられない。
無意識に服の上からなぞるように体に触れていた手をぎゅっと握られ止められた。
目を覗き込む。

「ダメ」

さっきよりもうんと弱い口調。
それが逆に歯止めを効かせた。
チュッと可愛らしいリップ音。
それを最後に体を起こした。

366 : 名無し募集中。。。@無断転載は禁止2017/04/14(金) 04:04:16.85 0

タイミングよく鳴る雅の携帯。
どうやらマネージャーからのもののようだった。

「もう戻らないと」

服と髪の乱れを直す雅。
部屋に入る前の状態に戻るとすぐにドアに向かった。
ロビーまで見送ろうとカードキーを手にする。

「ここでいいよ」

「見送るよ」

「いいよ。だってももそのまま一緒について来そう」

笑いながら指さされた先は無意識に掴んでいた雅の腕。
確かにその通りになりそうで素直に引き下がる。

「じゃまた」

「うん」

一瞬見えた寂しげな横顔にドアノブに触れた手を掴んで止める。
後ろから離れないように抱き締めた。

「もう少しだけ」

無言のまま何分そうしていたのか。
無粋な携帯の着信音と部屋がノックされるのは同時で。
ドアを開けると顔馴染みのスタッフ。
雅の携帯からはマネージャーからの怒りの声が漏れてくる。
お互い顔を見合わせて苦笑した。

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