まとめ:雅ちゃんがももちの胸を触るセクハラ

397名無し募集中。。。@無断転載は禁止2017/09/06(水) 11:40:01.260

「今年もお疲れ様!カンパーイ!」
「おつかれー!」

あっという間に年末になって、家族は今日から関西に行ってしまった。
ずっとももの家に泊まってたみーやんも、一昨日から掃除をするって帰ってしまった。
部活も今日で年内の練習は終わり、みーやんのおうちに集まった皆と忘年会だ。
お隣のみーやんがグラスを向けてきたからもう一度グラスを合わせた。

「かんぱーい」
「ほらそこ、いきなりいちゃいちゃしないの」
「本当にももとみやは仲良しだねー」

嫌そうな顔する佐紀ちゃんとニコニコ顔の舞美が対照的でちょっと面白い。
いちゃいちゃなんてしてないでしょ。

「さ、お肉焼くよー!」
「ピザとってー!」

口々に上がる声はかしましい。
もも、みーやん、舞美、佐紀ちゃん、ちい、まあ、くまいちょーになっきぃ。
テーブルにはホットプレートとピザ、サラダ、お菓子など所狭しと置かれてる。
次々とホットプレートへのせられていくお肉達。
消費されるペースが半端ない。
ちょっとはサラダも食べようよ。

398名無し募集中。。。@無断転載は禁止2017/09/06(水) 11:41:38.760

「それにしても、舞美もくまいちょーもおうち厳しいのに、よく許可取れたね」
「んー、30日だったからなんとかね。たまにはお泊まりしたいって駄々こねた」
「うちも、大晦日じゃないから許可された。年越しは家族でってうるさいし」
「そっかー。今日でよかったねぇ。舞美とお泊まりなんて合宿以来だもんね。まあとなっきぃはおうち大丈夫?」
「うちも明日からは初詣で忙しいし、巫女さんするから今日でよかった」
「うちは特に厳しくないから問題ないかな」

え?まあ巫女さんするの?
アンコン本番も近いのに……おうちが神社だと大変だね。

「うちも元日と二日はまあの神社で巫女さんするよ」
「え!くまいちゃん巫女さんすんの?超見てみたい!」
「まあとくまいちゃんの巫女さん姿とか、めっちゃ見たい!」

突然のくまいちょーの巫女さん宣言でみーやんとちいのテンションが一気に上がってしまった。
これは、初詣にいきたいって言い出すパターンだね。
佐紀ちゃんと苦笑いを浮かべた。
て言うか、二人ともアンコンメンバーだけど、練習に出てこれるのかな?
舞美も佐紀ちゃんも同じことが気になったみたいだ。

399名無し募集中。。。@無断転載は禁止2017/09/06(水) 11:43:17.850

「まあもくまいちゃんも二日の練習は出られるの?出来れば、アンコンの三日前だし出てほしいけど」
「練習の時間とはずれてるので大丈夫です。三が日はやっぱり忙しいので駆り出されるんですけどね」
「神社の子は大変だねぇ」
「うちも巫女さんやってみたかったー」
「ちい、ごめんね。くまいちゃんに声かけた時点でほぼ人数埋まってたからさ。もしやってくれるなら来年お願いするよ」

そんな会話をしながらも一通りお肉を食べて満足したのか、プレートを変えてたこ焼きをしようということになった。
たこ焼きの生地を作る人、具になるものを切る人、プレートを交換する人、簡単にテーブルを片付ける人と自然に別れてせっせと作業する。

「ここからはまったりモードだねー」
「じゃあさ、なんか見ようよ。みや、なんか面白いの無いの?」
「んー、吹奏楽関係がいいなら、今年と去年の定演とクリスマスコンサートのDVDがあるよ。それ以外なら映画とか?」
「「「なんで去年のがあるの!?」」」

400名無し募集中。。。@無断転載は禁止2017/09/06(水) 11:47:35.790

あ、舞美と佐紀ちゃんと被った。
……すごく嫌な予感がするんですけど。
お父さんがこそこそクリスマスにみーやんに渡してたのってこれ!?
問い詰めても、クリスマスプレゼントとしか言わなかったのに。
舞美も佐紀ちゃんも、勿論ももだって反対したのに、一年生のが人数多くて多数決で去年の定演とクリスマスコンサートを見ることになった。
数の暴力ってひどいと思う。

「ちょっと、もも」
「もも悪くないもん。お父さんが勝手にみーやんにあげてたんだもん。ももだって知らなかったよ」
「一年の時とか、懐かしいねー。皆わかーい」

舞美は平常運転で何よりだよ。
佐紀ちゃんはちいに見せてなかったのにってぶつぶつ言ってるけど、ごめん。
ももだって恥ずかしいんだし、諦めようよ。
あ、ちいとなっきぃがみーやんになんか言ってる。
これはコピーが広まってくね。

たこ焼きを頬張りつつ去年の自分を改めて見てみると、なんとなく自信無さそうに演奏しているのが目につく。
まぁ、初心者だったし、三年生が怖かったし、仕方ない部分はあるけど。
今年の自分は自信をもって演奏できているのか不安になる。

401名無し募集中。。。@無断転載は禁止2017/09/06(水) 11:57:21.820

「ももは変わったねー」
「そうだね。ももが一番成長が分かるかも」
「舞美、佐紀ちゃん、それほんと?二人に言われるとちょっと自信持てるかも」
「ももはもっと自信もっていいんだよ。うちらは隣で見てきてるしさ」
「だね。ソロだってこなせてるし、司会だって、たまに暴走するけどちゃんとやれてるよ。私らの代の司会なんだから、自信持ちなよ」
「舞美、佐紀ちゃん、ありがとう。司会の暴走はーごめん」

一年生達はきゃっきゃ騒ぎながらDVDを見てる。
みーやんも笑ってるけど、ちょっと笑顔が曇ってる気がする。
そういえば、ここ何日かみーやんがあんまりくっついてこない。
好きとも言われてない。
きっとみーやんの過去の恋愛と関係してるんだろうけど。
大晦日と元日二人きりなんだけど、どうしよう。
考え込んでしまってたもものほっぺを舞美がつついてきた。

「もーも。難しい顔してる。何かあるなら相談してね」
「ももはもっと私らを頼ってもいいんだよ」
「舞美、佐紀ちゃん、ありがと。んー、一年生は定演に夢中だし大丈夫かなぁ」

二人とも呆れた顔しないでよう。
こそこそ潜めた声でみーやん関係と言ったら素直になんなの一言で終わっちゃった。
夜、もう少し相談に乗ってとお願いして、みーやんの隣へと向かうことにした。

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

どなたでも編集できます