まとめ:雅ちゃんがももちの胸を触るセクハラ

599名無し募集中。。。2017/11/25(土) 22:56:26.440

間接的なみやもも?遠恋設定

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月の綺麗な晩だった。桃子はそっと起き出し、暗闇の中に身を潜めた。 
ひそやかに、パジャマの中に指をしのばせる。繁みをかき分け触れると、そこはもう潤んでいた。

(もも)

雅の声を思い出す。うっとりとした丸い声。
ベリーズの頃、雅は何度も彼女の前で桃子にこうさせた。 
イヤやダメでは到底やめてもくれず、むしろ喜ぶように目を細めては懇願したのだ。

(ももが良くなってるとこ、見たいの。ちゃんとして)

有無を言わせぬ声音を思い出し、桃子の理性と身体は溶けていく。 
奥からにじむ蜜をふくらみに擦り付けるようにする。雅と見つけた、桃子の好きなやり方。 
蜜はどんどん溢れ、じわじわと快感が増していくのがわかる。

「みや……」

そのまま乳房を撫でた。雅の手とは比べるべくもない自分の手。

「あっ…」

じんと痺れる下肢の熱さに太腿を擦りあわせ、背中をそらせた。 
ちりちりとした熱が背筋をはいあがり、頭の中が白くなる。 
がくがくと揺れた全身が、溶けるように熱くなった。

「…っ、はぁっ…」

荒い息を吐きながら、桃子はぐったりと壁にもたれた。濡れた指を拭き、額に手を当てる。

(しょうもないなあ、私は…)

ひとりでするのをやめられないのは、とにかく寂しいからで。 
けれど身体が満たされても、心は満たされない。身も心もいっぱいにしてくれる雅は今、いない。 
自分の身体をぎゅっと抱きしめる。

「みや。早く、帰ってきてよ…」

桃子の瞳から涙が溢れた。


<おわり>

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