まとめ:雅ちゃんがももちの胸を触るセクハラ

116名無し募集中。。。2018/01/01(月) 16:44:26.850
 
* * *
 
「みや、いいものがあるんだよ」
二人で洗った食器の片付けをしていると、ふと思い出したように桃子はクスクス笑い、冷蔵庫から箱を取り出してきた。
「なに?これ」
「なんだと思う?ふふふ。見てのお楽しみだよ」
 
まるで秘密でも打ち明けるように、桃子は雅の目の前でそっと箱の蓋を開ける。蓋を開けたと同時に爽やかな甘い香りが鼻に飛び込んできた。
「これ…」
「ね、キレイな苺でしょ?みや、食べていいよ」
はい、とニッコリ笑って目の前に箱を差し出した。が、何よりも疑問の方が先に立って、雅は指が伸びずにいた。
 
今、この家の食費はギリギリのはず。部屋にホームシアターを設置するため手っ取り早く食費を削ることにしたからだ。こんな高級そうなフルーツに回すお金があるはずがない。
 
「どうしたの、これ」
「愛理からもらったの」
「なんで愛理が?」
「ママの育てた野菜のお裾分けしたら、そのお返しだって」
「お礼にわざわざこんな高そうな苺?愛理も律儀だねー」
うんほんとにね、と桃子も同意した。
最近質素な食生活だったこともあり、楽しそうに苺を食べているのが可愛くて。
苺をつまむ桃子の白くて小さな指。それが運ばれる口元。
 
──可愛い。
 
そう思うなり胸がどくんと高鳴り、体の一部が熱くなった。
もちろんいつものように、この後の自然な流れでのことは考えていたけれど、それにしたって気が早すぎる。

117名無し募集中。。。2018/01/01(月) 16:48:29.440

* * *
 
少し落ち着こうと目を伏せた。しかしどうしても指が目に入ってしまって。そうなるともういけない。
 
子供のようなコンパクトな指。白魚のようななよやかさとは少し違うが、しなやかな強さを感じさせる可愛らしい手。
 
「みや?どうしたの?」
 
食べようよ、と苺を差し出される。飾り気のない小さな桃色の爪。
「そうだね、食べよう」
ぼそりとつぶやくと雅は、苺ごと桃子の指を口に含んだ。
 
「なっ…何するのっ!!」
桃子が頬を染めて抗議する。雅はそれに応えずぺろりと人差し指を舐めしゃぶった。
「何食べようとみやの自由でしょ。うん。甘い」
にやっと笑い手首を掴む。爪と肌の間を舌でなぞり、関節を軽く噛んで指を深く咥え込んだ。
ちゅっと音を立ててしゃぶると桃子の体がびくりとした。構わず舌で指を転がす。
 
「ねえ、ちょっ…」
上ずった声が悪戯心を煽る。指の間を舐め、別の指を舌でつつっとなぞり、また口に含み。
ふと目を上げると桃子は真っ赤な顔をして、もう片方の手で口を押さえていた。
 
「どうしたの?」
そう言って口元を抑える方の手も奪う。顔を隠せなくなった桃子は恥ずかしそうに目を伏せる。
 
「意地悪…」
 
確かに否定できない、と思いながら桃子を抱き寄せる。預けてきた身体は既に火照っていた。

118名無し募集中。。。2018/01/01(月) 16:52:06.840

そのままリビングのソファに桃子を押し倒すと、くちゅりと水音がした。
おや、と雅はそこに指を伸ばす。 桃子の女の部分は既にしとどに濡れぼそっていた。
 
「指舐められただけで、こんなにしたの?」
驚きと嬉しさで思わず意地の悪い言葉が口をつく。
「だって、あんなにされたら…」
「…ももって感じやすいよね」
 
少しばかり抵抗する姿勢を見せる桃子の両手首をやんわりと拘束して唇を塞ぐ。
苺の甘い香りと酸っぱさが残る咥内を、文字通り食むような深い口付けを執拗に続けていくと、ようやく桃子の力が抜けて腕の中で大人しくなった。
 
* * *
 
桃子の体のそこかしこに唇を寄せてはきつく吸い上げていく。
甘い蜜を零す、雅にしか許されない場所にも唇を寄せる。人目に晒されない、その柔らかで白い部分に雅だけが愛でることのできる赤い痕を丁寧につけていく。
 
──これは、みやにしかできないでしょ。
 
施される愛撫に耐えるように、桃子は息を詰めた。
じわじわと熱くなる桃子の体温を腕の中に感じながら、今度は自分の指で良くなってもらおう、とばかりに雅は桃子の中に指をねじ込む。
熱く蕩けたそこは雅の指をやわやわと包み込み、動かすたびにきゅんと締まった。
あ、あ、と抑えた声で喘ぎながら腰をひくつかせる桃子が何とも可愛らしい。
 
「気持ち良さそう」
「い、やんっ……みや、っあ、明かり…」
「確かに明るいね」
「これじゃ恥ずかし、ぃ…」
 
煌々とした灯りの下でしどけない姿を晒すのは、さすがに羞恥心が許さないのだろう。しかし、涙目の桃子があまりに艶やかで可愛くて。
 
「やだ、電気消す手間もったいないもん」
 
駄々っ子のように告げると、すぐぴっちり閉じそうになる肉に指を突き立て、一番奥を目指す。触れ合う部分がかっと熱い。

120名無し募集中。。。2018/01/01(月) 16:59:22.670
 
* * *
 
桃子ははぐちゃぐちゃに乱れた服を汗ばんだ素肌にまとい、何とも色っぽかった。
こうなるともうたまらない。熱い部分から指をぎりぎりまで引き抜き、いっそう深くへと突く。
敏感な部分を擦り付けると、桃子の中は柔らかく、ときにきつく雅の指を締め付けた。
 
「あっ…もう!はぁっ……あんっ!ぁ……ダメ、…み、みやぁ…」
 
腰を揺らし名前を呼びながら伸ばしてきた手に口付けを落とす。
先程の責めを思い出したのか、桃子の中がびくんと蠢いた。
「やらしい」と耳元で囁くと、か細い声で「だって」と抗議があった。
その次が続かないのをいいことに、雅は桃子の膝を持ち上げて、 より一層深く指で桃子の敏感なそこを貫いた。ずちゅっずちゅっと卑猥な音と共に雅の指が出し入れされていく。
 
弱いところをぐっと突くと、桃子があっと声を上げた。明るい部屋で間近で見る桃子の身体はたまらなく蠱惑的だ。
再びぐいと突き上げる桃子の腰が跳ねた。それを諌めるように抱き寄せ唇を奪う。
桃子の手が雅の背中に回り衣服を掴んだ。
 
「あっ……ぁん、だめ……もう、…!」
「だめじゃないでしょ?」
 
そう言って突き上げる。桃子の腕にぎゅっと力が入った。
 
「気持ちいい、の」
 
切れ切れにそう言う様が愛しくて。雅は改めて激しく中を蹂躙する。
 
潤んだ音と、締め付けてくる膣内と、ふたりを包む熱と。
桃子の声が一段高くなり、彼女はそのまま意識を手放した。
 


「…今日、ちょっと酷くない?」
 
拗ねて口を尖らす桃子に雅はごめんと軽く謝る。
「だってあんなの見たら我慢できない」
 
茶化して手を取り、今度は軽く口付けた。
ぴくっと身を強張らせた桃子の愛らしさに、そのまま桃子を抱き寄せた。
 
 
* * *
 

後日。
 
「愛理。この間苺ありがとね」
「いいえー。甘かったでしょー?」
 
愛理の言葉に思い出してしまうのはどうしたってあのときの姿。
「うん。甘くて美味しかったよ」
雅はそれだけ言うとにやりと笑ってレッスンに戻った。
 
「なんだよー、そのニヤって顔は!?」
愛理の声が廊下にぽつんと残った。

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