まとめ:雅ちゃんがももちの胸を触るセクハラ

wikiの存在に心より感謝

22 名前:名無し募集中。。。 Mail: 投稿日:2018/12/22(土) 14:08:23.42 [ 0 ]

佐紀ちゃんに「プレゼント置いておいたから」って言われて
ももは楽屋のドアを開けたんだけど
ソファでみやが寝てたわけですよ。
ももは慌ててドアを閉めました。二人きりです。

なんで?佐紀ちゃん、なんでももが欲しいもの知ってるの?
ちょっと待って、バレてたなんてめっちゃ恥ずかしいんだけど。

楽屋はなんかイイ匂いがして
ももは吸い寄せられるように、眠っているみやに近づきました。
それにしてもラッピングくらいしておいてくれたらいいのに。
剥き出しのままなんて。
こう、ちょっとリボンくらいつけてくれるとか。
みやはよく寝ています。
しゃがんで、その寝顔に顔を近づけました。

えっ、これが今日からもものものなの?
そう思うと、急にドキドキしてきて、顔が熱くなるのがわかりました。
このイイ匂いはきっと、みやのシャンプーです。
今の髪の色はアッシュなんとからしいけれども、まあ何色でも似合うんですよ。

肌理細かで、なめらかな頰に、長い睫毛の影が落ちています。
繊細なお人形みたいな、くるんとした長い睫毛の先に
ももはそーっと指先を近づけてみました。
触れるか、触れないかのところで、みやは目をきゅっとすると
唇を一瞬尖らせて「んー」って言いながら首を少し傾けました。
そう、唇もいいんですよね。ほんと、かたちなんか、笑った時とか、すごくいいの。
もものものだなんて、嬉しいなあ。

23 名前:名無し募集中。。。 Mail: 投稿日:2018/12/22(土) 14:11:04.60 [ 0 ]

問題は、このクリスマスプレゼントをどうやって
もものおうちに持って帰るかってことですよね。
ももこう見えて非力なんですよ。

こう見えてっていうのもおかしいけど、いや、筋肉とか言われるのは
心外でまったく失礼な話なんですけど
実際のところみや一人持ち上げられない乙女なわけですよ。
抱っこして足引きずりながらなら、担ぎ上げるくらいは
もしかしたらできるかもしれないけど。

ももはちょっとイメージトレーニングしてみました。
今、みやの体はちょっと横向きになってるから
こう、屈んで、脇に腕入れて、持ち上げる感じですかね。

……ふふ、いやいや、担げたとして何なんだって話ですよね。
そのまま電車乗る気なのかって話ですよ。うふふふ。
仕方ない、ここは涙を飲んで、会社の前にタクシーつけてもらいますか。
ももはお財布の中身を想像します。大丈夫。
まあ、まあね、タダほど高いものはないって言いますもんね。
にしてもだよ、ほんと高くつくプレゼントになったもんだ。

これで持ち帰れるとして。うん。
あー、どうしよう、お部屋のどこに飾ろうかなあ。
窓際だと焼けちゃうからイヤとか言われそうだし
マイメロの隣に座らせようかなあ。
って、ねえ、すごくない?
毎日、帰ったら、お部屋にみやがいるって、すごくないですか?

24 名前:名無し募集中。。。 Mail: 投稿日:2018/12/22(土) 14:15:03.03 [ 0 ]

しかも、好きにしていいんです。
佐紀ちゃんがももにくれたんだから、もう、ももの好きにしていいってこと。
なんなんですかね。そもそも別にみやは佐紀ちゃんのものでもなんでもないわけ。
くれるとかもらうとか、そういう
みやをまるでモノみたいに扱うのってどうなんだろうか。
そう思う人もいるかもしれないけど
仕方ない。ここは心を鬼にして、本人の意思とか無視ですよ。

まあ、急にベリからみやがいなくなるわけだから
ファンの人はかわいそうだけど。ほんっと、ほんとかわいそうだけど
ももは毎日見れちゃうわけですよ。うふふふふふふ。
ただいまーって言って、抱っこしたりしちゃう。

みやのほっぺはほんと、すべすべだから
頬ずりして、いい匂いを吸い込んで、ぎゅーってするの。
『みやはもう、もものものなんだよ』なんて言っちゃったりして
キャー。なんかちょっと顔が赤くなってきちゃいました。

「……キモい」
えっ?今、なんか言いました?
今、ももの目の前にいるみやの口が動いた気がするんですけど。

息を止めてじっと見ていると
みやがぱちんと目を開けました。

26 名前:名無し募集中。。。 Mail: 投稿日:2018/12/22(土) 14:18:12.74 [ 0 ]

「あ、ご、ごめん、みや、起こしちゃった?」
しゃがんで見ているももの目の前で、みやの目が泳ぎました。
「いや……うん。あの」
勇気を出して、聞いてみますね。
「あのさ、今、みや、キモいって言ったの、もものこと?」
「ごめん、違うの、あの、夢の中のももがキモかっただけで」
そんなことを言いながら、みやが起き上がろうとしています。
夢の中ならならいいって話じゃないですよね。傷ついたんですけど。

「ひどくない?」
そう言うと、みやはえへへと笑いました。
「起きたら目の前にももがいるなんて思わないじゃん」
ちょっとこれはあれですね。恥ずかしいんで、もも逃げますね。

「さて、そろそろ帰らなきゃ」
なんて、言わなくてもいい独り言なんか言って、ももは立ち上がりました。
妄想タイム終了です。ざーんねん。
ももは荷物を持って廊下に出ました。
もちろん、バッグの横にあった佐紀ちゃんからのプレゼントはちゃんと持ちましたよ?
リボンのかかった中くらいの大きさの包みです。帰ったら開けるの楽しみです。

もも、思うんですけど、妄想って自由ですよね。
さっきはちょっと焦ったけど、ほら、頭の中なんて絶対に人に覗かれたりしない
言ったら聖域じゃないですか。ブレーキなんてかけなくていいんです。
こんなこと考えたらいけない。なんて思う必要ないの。
あんなこともこんなことも思ったりしていい。
脳内のメグ・メル。それが妄想なんですよ。

そんなことを考えていたら
「もも!」って後ろから声がして、ももは振り返りました。
小走りにみやが追いついて来て、はぁっと息を荒げています。
「待ってよ」
「なぁに?」
「そんな、さっと一人で帰っちゃうとか、ひどくない?」
「だって、みやがキモいとか言うから」
そう言ってやると、みやはばつの悪そうな顔をしてから、周りを見回して
ももの片手を取りました。
「ごめん」

かぁわいい。
思わず笑うと、みやはももの手を引いて
階段の踊り場まで強引に引っ張っていきます。

みやの唇ってほんと柔らかいの。
情熱的に押し付けられる、みやの唇。ふわふわの弾力を楽しみながら
ももはみやの両頬を手のひらで挟みます。
舌をちょっとだけ出して唇の端をつっついたら
みやはピクっとして目を薄く開けました。
ももはその目を覗き込みます。

「ねー、こんなところで誰か来たら」
「誰も来ないし」
「適当なことばっか」
「ももが悪い」
「なんでよ」
「プレゼントも受け取らないで帰ろうとするから」

「プレゼントってなに?」
そう言うと、みやは顔を赤くしました。
「みや。欲しくないかな」
なんだ、やっぱりプレゼントはみやでした。
あんなこともこんなこともいいのかな?
ももは背伸びして、返事のかわりにその赤いほっぺにちゅーしました。


−2ー

プレゼント何?って聞いたら『みや』って言ったのは、みやです。ここ大事ですからね。

まあ、そりゃあさすがの雅様も、ももに向かって『私をプレゼント♡』なんて言うのは
勇気も要っただろうし、恥ずかしかっただろうなって、思ったんですよね。
これは思わぬところで一生使えるネタが手に入った。なぁんて事もちょっと思ったんですけど。ふふ。
なんですけど、やっぱこの気持ちは、まっすぐ受け止めてあげなきゃいけないですよね。

「じゃあ、みやのこともらうね」
って、小指を絡めて言ってみたら
斜め上を見ていたみやは、顔を赤くしたままこわごわとももの方を見て、瞬きしました。
ももは笑いをこらえました。
今頃気づいたんですかね。自分の言った意味とか。
こういうとこ、みやってほんとに可愛いんですよね。

何か言いかけようとするみやの唇を指先で軽く塞いでおいて
ももは、その耳元に顔を寄せました。
「そのプレゼントは、いつどこで開けたらいいの?」

こういう大事なことは素早く聞いておかなきゃだめ。
顔を赤くしてモジモジしてるうちにみやの気が変わっちゃうかもしれない。

だって聞いてくださいよ。みやも大概気まぐれなんですよ。
デートの約束とかするじゃないですか。みやから誘ってきたりとかして。
これはちゃんと言っておきたいんですけど、みやの方から誘ってくるんですよ?
ツンデレだからそっけない感じでまあ、なんだかんだ言ってくるわけですよ。
そんなの普通楽しみにするじゃないですか。
どこに連れてってくれるのかなぁとか、何着て行こうかなとか一応、考える。考えて
あんなことやこんなことも考えて、3日前くらいにそーっと確認すると
『なんだっけ、あ、ごめーん、うっかり友達と買い物行く約束しちゃった』
みたいなこと、言うんですよ。信じられなくないですか?

みやは時間を置くと、怖くなっちゃうタイプなんです。
いろいろ考えちゃうんだろうなーって思うんですけど。
でもももの気持ちも考えて欲しい。

「まさか何にも考えてない?」
ここはちょっと声低めに言ってみたんですけど。
そしたら、みやはちょっと慌てたように「あの、えっと、考えてある」って。
おおー、みやにしては上出来じゃんか。
思わずももは、みやの頭を撫でちゃいました。



あの子は、本当に何をやってるのかわかってんのかな。
心配にもなりますよね。
ももは、ソファに座って広くて高い天井を見上げました。大きなシャンデリアがいくつもキラキラしてました。
みやはフロントで鍵もらってくるって言って、ももを置き去りにしてあっちの方
見失っちゃったけどフロントの人だかりに並んでいるはずです。

これってどういうことだと思います?
まさかホテルに連れ込まれるなんて思わないじゃないですか。
さすがに、ももだって「こっちにも心の準備ってものが」って言うじゃないですか。
それを、あの子は「だってクリスマスだし」の一言で片付けるから
びっくりしてももはちょっとすぐ返事もできなかったんですよ。
まあ、みやらしいっちゃらしいんだけど。
ももは、まだおうちの人に何て言えばいいのか、思いついてなくて、困ってます。
「あっちゃんちに泊まってくるって言えばいいじゃん」ってみやは言いました。
もも稲葉さんとはそこまで親しくないんですよね。
え?いやいや、冗談ですってば冗談。

ほんとにみやは何を考えてこんな大胆なって、思ったんですけど
「もも!鍵もらってきた!」
そう言って、ももの前に立ったみやの笑顔が、もう満面の笑顔で
それ見たら、笑っちゃいました。
しょうがないな。わかった。ももも肚を決めました。

今夜、本気でみやをもらってあげます。

ここをフライデーされたらさすがにちょっと言い逃れできないかもですね。
でも大丈夫。今って年の瀬なんですよ。
記者さんたちもそんなヒマなことやってる余裕はないんです。

ロビーは明るくて賑やかでキラキラでした。
私たちは腕を組んでエレベーターに向かいました。



「そんなリボン、いつ買った?」
言われると思いました。
「だってクリスマスだし」って、ここ来る前のみやの台詞を思い出しながらももは言いました。
「え?ちょっと待って、ももはクリスマスだからってバッグにリボン入れてるの?」
うるさい。
「来る前に、みやがコンビニ行きたいって言ったじゃん。あの時、横にリボン売ってるお店があったの」
「全然気づかなかった」
「プレゼントなら、リボンくらいかかってて欲しいなって思って」
「へえ」

そう言ったきり、みやは黙ってます。
緊張してるみたいです。
シャワー浴びてからさっきまで二人全裸で枕投げたりして遊んでたんですけど。
まあ異様なテンションだったのは否定しません。
おっきい窓の外に、すごい夜景が広がってて、あちこちクリスマスイルミネーションで
それを並んで裸で見下ろしてたら
みやが「みろ!人がゴミのようだ」って言ったんですけど、どう思います?
このタイミングで言われても困るし、完全にスベったと思うんですよ。
聞こえなかったフリしたら、みやが「もうだめ」って言ってしゃがみこんじゃったから
ベッドに寝かせてあげたんです。

お部屋の灯りはうんと小さくして。仄かで暖かい明るさです。いいムードですよね。
仰向けに寝てる、みやの細い肩が、ほんのり発光してるみたいで、すごくきれいなんです。
ももは逆に、なんか、リラックスしてきちゃいました。
みやの素肌にリボン巻くの、楽しくなってきちゃって。

アンティーク風っていうんですかね、小さいお店だったんですけどけっこういいお値段しました。海外製の。
あの、ももへのプレゼントならピンクがいいって最初思ったんですけど
クリスマスだし赤にしてみたんですよ。幅広で銀の縁取りの、シルク?シルクみたいな
これが似合いました。もものセンスも、そう悪くないんですよ。

はじめ、胸の上にぐるりと巻きました。そこにまず大きくリボン結びしてあげたんです。
なるべく直接肌に触れないように、通します。
みやは横向いて、目を閉じてるんだけど、ももがどこ見てるのか絶対わかってるはず。
なんたって、視線には敏感なお仕事ですからね。

乳白色の滑らかな肌。鎖骨のライン。真っ赤なリボン。
呼吸に合わせて微かに動く、みやの胸の膨らみは
リボン結びに潰されて、小さくてきれいな乳首を上向かせてます。
心臓ばくばくしてるんだろうな。
触れた背中はもう汗ばんでしっとりしてるから、リボンを通すときにちょっと体を浮かせてもらうことにします。
ウエストのところでクロスさせながら、ももはおへそを眺めます。
お腹、いいですよね。みやのお腹好きなんですよ。
筋肉の上に薄く脂肪がついて、女性らしい、色っぽい、お腹だと思うんですよね。
すっと降りたお腹の下、淡い光に照らされた茂みはちょっと震えてて
ももはそこで、毛先をつまんできゅって引っ張りたいって衝動と戦います。
「脚にも巻くんだよ」って言いながら、みやの右膝を立てて
これまた良い感じにむっちり脂肪をまとった太ももの付け根、暗がりを、ももはそっと覗きます。
「みやリボン似合うね」って言ったら「まあね」って返ってきました。
強がりますねえ。みやなりに、プレゼントであろうと思ってるんですかね。
可愛すぎるんですけど。
それから、つま先までくるくる巻きました。左足も同じように。
足の爪に、今、噛みついたら、みやはどんな声を上げるんだろうって
もも、想像しただけでぞくぞくしちゃいました。
足動かされたらこんなのすぐゆるんでほどけちゃいそうですけど、まあいいでしょう。
はい、おしまい。

「できた?」
「うん」
「じゃあほどいて」
「やだよ、今苦労して巻いたばっかなのに」
「なに、プレゼント開けないってこと?」
シーツに手をついてにじり寄り、不満げなみやの顔の近くに行きます。
目が合うと、みやは小さく鼻を鳴らしました。
投げ出されていた両手を取って、恋人つなぎにしてぎゅって握ったら
ももの胸の奥がきゅって甘く疼くのがわかりました。
「このまま、もらうね」
じっと見つめながら言ったら、みやの潤んだ瞳が揺れました。うん。そうだよ。

顔を近づけていくと、みやが目を閉じます。
ああ、クリスマスパーティが、始まっちゃう。笑い出したくなるくらい、今ももは興奮しています。
プレゼントありがとう。
ももは目を閉じて、それから、そーっと、ゆっくり、唇を合わせました。



二人っきりのクリスマス。ももは、みやの唇に集中しながら思います。
いい?今からはもう、外のことは何にも関係ないんだよ。
これからももは、真っ赤なリボンをかけた、みやの全部をもらいます。
みやのことだけ思うから、ねえ、みやもそうして。

「……っふ」
それは突然で、ももは思わずヘンな息を吐いちゃいました。肩が強張ります。
がちがちに固まったまま薄目を開くと、みやの右目がこっちを射抜いていました。
みやの太腿が、ももの足の間を割って、押し付けられています。

ももは瞬時に失敗を悟りました。
別に焦らすつもりだったわけじゃなくて、まあちょっとはそんなつもりもあったけど
リボンかけるのを楽しみすぎちゃったみたいです。
まあ、まあそんな、おとなしい子じゃないですよね。うん。知ってた。
みやはとっくに、我慢できなくなっていたみたいで。

みやの太腿が、にゅるんと擦り付けられました。
「……ぁ」
「あー、すっごい、濡れてる」
その声、怒ってる?怒ってないよね。
「ちょっ……と、待って」
「もう待てない」
体を捻って逃げようとする直前、ぎゅーっと羽交い締めされて
ももの胸がみやのリボンを押し潰しました。

「やー、みや、お願い、ちょっとだけ、ちょっとでいいから離して」
「なんで?」
みやの伸ばしてる方のつま先が、ももの片足を器用に押さえつけています。
これはまずい。こんなつもりじゃなかったんだってば。
「今夜は、みやをくれるって言ったんじゃん」
「だから、あげる」
そのまま、みやは腰を浮かせて再び太腿でももの足の間を擦りました。
「んっ」
ももは思わず、みやの肩に顔を押し付けてしまいました。あっ、だめ、だめだってば。
なんか自分が思ってた以上に、興奮してたみたいです。正直こんなに、あの、自分が
濡らしてるって思ってなかったんですよね。
みやがももを乗っけたまま、腰を、揺らしてくるから
シャンプーのイイ匂いにくらくらして、刺激、刺激が
「……あっ、ん、んっ」
「ね、欲しかったんだもんね」
えっ……え?うん。欲しかったんだけど、欲しかったのはそうなんだけど
あれ?いや、違う「……んんっ」
耳の下にみやの熱い舌が触れて、つつぅ、と舐められてます。
「は……ぁあ」
あぁん、もものお楽しみがー。



あの、もう、モノローグ、終わりにしてもいいですかね。
ちょっとなんか、何から言ったらいいのかよく、わかんなくなってきたんですよね。
だめですか?えっと、多分今シーツの上で、ほどけたリボンがぐちゃぐちゃになってると思います。
「ぁ……あっん、んっ」
ももはですねぇ、仰向けで、とろとろです。
ももの中で、みやの指が動いてます。いつからだろう、ちょっと前からですかね。
「はっ……あっあっ」
指の動きと一緒に、熱く濡れた舌が、敏感なとこを擦ってるんです。ずっと
あったかく包んできたり、つついてきたり、ちゅって軽く吸われたりするんです。
ももの腰が、びくって動くたんびに、みやがフッて笑う。今も、だって
あぁ、どくんて波打って、そこから溶ける。

「ぅあ……あ」
「そんなにいい?」
ももは首を振りました。
よくない。あのね、こんなの全然良くないんですよ。自分だけ、感じさせられるの。
なんか、みやを置き去りにしてるみたいな気になるんです。わかります?
なのにみやが、みやが今ゆっくり指で擦ってるとこがももの、理性をぐちゃぐちゃにして
「あっあっ……」
「ももの中、あっつい」
顔を横に向けて、枕に押し付けました。
わかってます。もも、焦らされてるんです。お返しされてる。
また、腰が動いて、みやが笑う。

片手の指を残したまま、みやが顔を上げて、乗り出してきました。
胸をぎゅうって掴まれて、乳首を弾かれる。
刺激が体中を通り過ぎて、ももは、背中を反って喉から声を漏らしました。指が抜かれます。
「イきたい?」
「んっ、ううん……いきたくない」
「いかせたい」
みやが頬ずりしてきて、もも泣きそうです。だってこんなの絶対、おかしくなるんです。
みやのやらしい舌先がももの唇を撫でました。
思わず開いた口の端から、ぬるぬるして柔らかい舌が入り込んできて
ももは夢中でみやの背中を抱きました。

「すごい、好きなの」ってみやは言いました。「どうしてかわかんないけど」って付け加えました。
どうしてかわかんないって、いいですよね。ももだってわかんないんですよ。
ももも「好き」って言って、もう一回唇をおねだりして、好きなだけ舌を絡めました。
また、みやの指が入ってきて
今度は少し強引で
「痛くない?」って
頰にキスされながら聞かれたけど
ねえ
「ごめ……もう、イっちゃう」って
ももは小さい声で、言いました。
あとは、知らない。



本当は、リボンでぐるぐる巻きになってるみやを、丁寧に
愛してあげようって、もも思ってたんですよ?
気持ちをこめて。
あんなことやこんなこと。

台無しです。
リボンぐっちゃぐちゃだし、ももは動けないし
みやはそんなももの体を抱いて、背中をぽんぽんしています。
「大丈夫」
「……んっ」
もうどこも刺激されてないのに、上がってくる波が、ももの体をビクってさせて
そのたびにみやは「うんうん」って言って背中を撫でます。
ももは、そんなみやにぺったり甘えてるだけです。

「プレゼントどうだった?」
「……まだ、もらってない」
「え、あんなにイったのに?」
そういうことじゃないですよね。そういうことじゃなくて。
まあいいや。まだ、夜は長いんです。

目を閉じて、ちょっと妄想します。
今はあの、あれだけど、体が落ち着いたら、今度こそ、みやを全部食べちゃうんです。
全身にキスして、とろとろにして、甘い声をいっぱい聞くんです。それはもう絶対
今くっついているみやの肌が、きっと何度も波打って
そしたら、我慢できないってちゃんと言わせてから
今度はももがいっぱいイかせてあげるから。
想像するだけできゅんとしてきて
ももは、みやの背中に腕を回してぎゅっと抱きしめました。
これから、何度だって。
だって、今日からこの子はもものものなんですよ。好きにしていいんです。

ももが今、顔を上げたら、きっとみやはちゅーしてくるんです。
あー、ほんとかな。どうだろう。
顔をちょっと動かしたら、不意に鼻をつままれました。
え?
って思ったら、唇を塞がれました。みやのバカ。

すごい柔らかいの。愛おしくて胸がいっぱいになりました。
大好き。
Merry Christmas♡

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