まとめ:雅ちゃんがももちの胸を触るセクハラ

486名無し募集中。。。2019/05/24(金) 03:36:48.720

αだとかΩだとかβだとか全部、全部どうだっていいと思ってた。それこそ運命の番だなんて、そんなもの信じてなかった。

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幼い時に自爆テロに巻き込まれて両親を失った
その時のことはあまり思い出せない...と言うよりは思い出すのを体が拒絶してるんだと思う

ぼんやりと覚えてるのは砂埃と血の匂い、体温を失っていく私庇ったパパとママ、全身の痛み、遠くなる意識...

「死んだらあかんで!しっかりせいや!!!!」

そして必死で私の手当てをする中澤さんの強い声−−−

488名無し募集中。。。2019/05/24(金) 03:39:59.310

「っあああ!!!!っっ!!!!......はぁっっぁ、」

「また、あの時の...」

何度目だろ...しばらくは見てないからもう平気だと思ったのに...ええっと...

「......いま、何時...」

壁の時計はまだ午前4時36分を指していた。
普段なら朝までぐっすり寝ているみやだったが事件を夢で見る時は大抵これくらいの時間に目が覚めてしまう。

頭が痛いのは夢のせい...かな

起きた時は荒かった呼吸もだいぶ落ち着いてきた。思い出された恐怖のためか身体が震える。
すこし庭で歩いてれば気分も少しは落ち着く...はず

まだ朝日は登ってはいないがぼんやりと明るくなり始めた時間。
震える足をゆっくりしっかりと進め廊下にでる。

みや達が住んでいるのは3階建ての木造家屋だった。元々は学生寮として使われていたなんて話を先輩から聞いたような気がする。詳しくは思い出せないけど
建物は古くなりつつもきちんと手入れの行き届いてしっかりしている。
歩く度に少し軋む床。パタパタ音を立てるうさぎのスリッパ。

そういえば先輩達は床がなるのを古くさい感じがして嫌だとぶーぶー言っていたのを何となく思い出した。
他の子達には言っていないがみやは気に入っていた。しかし、音のせいでみんな寝ている時間に起きてる事を知られてしまうかも知れない。それはなんだか嫌...というか恥ずかしいというか...

491名無し募集中。。。2019/05/24(金) 03:59:24.370

階段を降りてすぐにある広めの玄関に来てから急に寒さを感じた。

あ、パジャマから着替えてない...けどいっか

普段なら着替えないで外に出ることなど滅多にしないが部屋に帰るのもなんだか面倒だなぁとそのまま靴に履き替えて引き戸を開けた。

早起きは苦手だが早朝の爽やかな感じのする空気はお気に入り。

庭には先客がいた。

「...もも、もう起きてたの?」
「ううん、なんだか眠れなくて。」

それもそうだよね。みやが昨日あそこから連れ去ってここに来たばっかりなんだし落ち着かないのも当然だ。
つい昨日、まだここに来てから6時間くらいしか経っていない。

492名無し募集中。。。2019/05/24(金) 04:00:25.100

「...でもももの顔色すごく悪いから少しでも寝た方が、いいと、思う...よ?」

なんでこんな簡単なことを言うことすら緊張してしまうんだろう

「...みやも、みやも顔色悪い...と思う」

なんだか少し遠慮がちに言われた。もしかして怖がられてるのかなぁ...

「...もしかして、もしかしてだけどももは、みやのこと怖いと思ってたりする...?」

染めてる髪とか派手に見えるらしいファッションのせいで怖がられてしまうのはたまに...いやよくある...
同じ様な悩みを持つ先輩程ではないが

「ち、違う!そうじゃなくて...そうじゃないの」

勢い良く否定した割にはなんだか言いにくそうに口をつぐんでしまった

「えっと、ね、あの場所、その前に居た所も余計な事を言うと直ぐにお仕置きされちゃうから」
「あっっみやがそんな事すると思ってる訳じゃなくて!でも、でも何だか癖...?で言いにくくて」

困ったように誤魔化すように痛々しく笑うもも
なんだか胸が詰まる。苦しい。
ももがそうやって誤魔化さなくてもいいようにしてあげたいって思った。

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