最終更新:ID:uFDpk7ma2w 2017年05月01日(月) 05:32:51履歴
470名無し募集中。。。@無断転載は禁止2017/04/23(日) 19:39:54.46 0
いつの頃からか疎遠になった幼馴染。
決定的な亀裂が入ったのは中学三年生の時。
初めての彼氏。
告白されて勢いで付き合い始めた。
付き合い始めて一ヶ月くらいたった頃、街で見かけた彼と幼馴染の雅らしき姿。
彼を大して好きでも無かったはずなのに胸が騒つく。
気のせいだと思ってもイライラが止まらない。
見間違いかと思ったけれどそんな事はなかった。
モヤモヤしたままなのが気持ち悪くて直接、雅に聞くとあっさりデートしたと認めた。
共通の友人を通して彼と自分が付き合っているのは知っていたはず。
「なんで?」
「向こうが誘ってきたから」
「普通断るでしょ」
「遊びに行くぐらい別にいいじゃん。もも必死すぎでしょ」
小馬鹿にしたような雅の態度。
それが腹立たしい。
「好きなの?」
「別に」
興味のない素振りの雅。
言い足りないのに何を言ったらいいかわからない。
「用がそれだけならもう帰っていい?てか帰るわ」
返事を待たずに帰っていった。
その後も何度か見かけた彼と雅の姿。
結局その彼とは受験を理由に別れた。
ああまただ。
視線の先、腕を組み歩く彼と雅。
何度目かわからないけれどもはや見慣れた光景。
彼氏ができるたびにチラつく雅の姿。
雅に直接問い詰めても飄々と躱されるだけ。
もう馬鹿馬鹿しくなって見かけるとすぐに別れるようになった。
471名無し募集中。。。@無断転載は禁止2017/04/23(日) 19:41:40.25 0
転機は大学に入ってから。
高校生活最後の一年は誰とも付き合わず受験勉強に注力していた。
同じ高校から同じ学科に進学した男子。
それなりに仲の良かった彼。
そのよしみで行動を共にしていた。
実はと切り出された内容。
高校の時、好きだったという告白。
まあ今は付き合ってる子一筋だけどと可愛いだろと見せてきた写真。
写っている女の子は雅だった。
今度は自分の番。
そもそも自分に好意を持っていた彼。
簡単だった。
キスもそれ以上も今までにない程に興奮した。
学年が上がり予想外に学部は違うけれど同じ大学に進学してきた雅。
雅に見られないようにか少し距離を置くようになった彼。
それと時を同じくしてサークルの先輩に告白された。
返事は曖昧に濁した。
どう噂が回るのか何故か付き合っているわけでもないのに彼に責められた。
雅と別れたのにという一言。
好みのタイプで少なからずいいと思っていたはずなのに一気に興味が無くなった。
保留にしていた返事に承諾した。
やはり今までと同じくすぐに現れる雅の存在。
自分の感情がわからなくなった。
雅の存在を知った途端、何故だか今まで以上に感情が昂ぶった。
しかしそれも一過性のもので聞こえてくる雅と他の男の噂にすぐにそちらが気になった。
噂の彼氏に近づく。
ドキドキと高鳴る鼓動。
雅と二股をかけていたことを突きつけると先輩はすぐに別れてくれた。
先輩との関係を清算し、本格的に雅の彼氏に近づいた。
キスをする時、この唇が雅にも触れているものだと思うとゾクゾクした。
もはや彼が気になってるのか雅の彼氏をとることに歓びを見出しているのか。
自分がどうしたいのかよくわからない。
それでもこの奪い合いを止めることはできそうもない。
いつの頃からか疎遠になった幼馴染。
決定的な亀裂が入ったのは中学三年生の時。
初めての彼氏。
告白されて勢いで付き合い始めた。
付き合い始めて一ヶ月くらいたった頃、街で見かけた彼と幼馴染の雅らしき姿。
彼を大して好きでも無かったはずなのに胸が騒つく。
気のせいだと思ってもイライラが止まらない。
見間違いかと思ったけれどそんな事はなかった。
モヤモヤしたままなのが気持ち悪くて直接、雅に聞くとあっさりデートしたと認めた。
共通の友人を通して彼と自分が付き合っているのは知っていたはず。
「なんで?」
「向こうが誘ってきたから」
「普通断るでしょ」
「遊びに行くぐらい別にいいじゃん。もも必死すぎでしょ」
小馬鹿にしたような雅の態度。
それが腹立たしい。
「好きなの?」
「別に」
興味のない素振りの雅。
言い足りないのに何を言ったらいいかわからない。
「用がそれだけならもう帰っていい?てか帰るわ」
返事を待たずに帰っていった。
その後も何度か見かけた彼と雅の姿。
結局その彼とは受験を理由に別れた。
ああまただ。
視線の先、腕を組み歩く彼と雅。
何度目かわからないけれどもはや見慣れた光景。
彼氏ができるたびにチラつく雅の姿。
雅に直接問い詰めても飄々と躱されるだけ。
もう馬鹿馬鹿しくなって見かけるとすぐに別れるようになった。
471名無し募集中。。。@無断転載は禁止2017/04/23(日) 19:41:40.25 0
転機は大学に入ってから。
高校生活最後の一年は誰とも付き合わず受験勉強に注力していた。
同じ高校から同じ学科に進学した男子。
それなりに仲の良かった彼。
そのよしみで行動を共にしていた。
実はと切り出された内容。
高校の時、好きだったという告白。
まあ今は付き合ってる子一筋だけどと可愛いだろと見せてきた写真。
写っている女の子は雅だった。
今度は自分の番。
そもそも自分に好意を持っていた彼。
簡単だった。
キスもそれ以上も今までにない程に興奮した。
学年が上がり予想外に学部は違うけれど同じ大学に進学してきた雅。
雅に見られないようにか少し距離を置くようになった彼。
それと時を同じくしてサークルの先輩に告白された。
返事は曖昧に濁した。
どう噂が回るのか何故か付き合っているわけでもないのに彼に責められた。
雅と別れたのにという一言。
好みのタイプで少なからずいいと思っていたはずなのに一気に興味が無くなった。
保留にしていた返事に承諾した。
やはり今までと同じくすぐに現れる雅の存在。
自分の感情がわからなくなった。
雅の存在を知った途端、何故だか今まで以上に感情が昂ぶった。
しかしそれも一過性のもので聞こえてくる雅と他の男の噂にすぐにそちらが気になった。
噂の彼氏に近づく。
ドキドキと高鳴る鼓動。
雅と二股をかけていたことを突きつけると先輩はすぐに別れてくれた。
先輩との関係を清算し、本格的に雅の彼氏に近づいた。
キスをする時、この唇が雅にも触れているものだと思うとゾクゾクした。
もはや彼が気になってるのか雅の彼氏をとることに歓びを見出しているのか。
自分がどうしたいのかよくわからない。
それでもこの奪い合いを止めることはできそうもない。
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